ハリス陣営、代議員へ電話攻勢開始 党大会控え支持固め=関係筋

AI要約

バイデン大統領が大統領選から撤退を表明したことに伴い、ハリス副大統領の陣営や支援団体が党大会の支持確保に向けて活動を始めた。

ハリス氏は支持を得るために努力する姿勢を示しており、バイデン氏も彼女を支持している。

党大会では約4000人の代議員が大統領候補を選ぶが、バイデン氏の撤退により投票の見通しが不透明になっている。

ハリス陣営、代議員へ電話攻勢開始 党大会控え支持固め=関係筋

Nandita Bose Jarrett Renshaw

[ワシントン 21日 ロイター] - バイデン米大統領が大統領選から撤退する意向を表明したのを受け、ハリス副大統領の陣営や支援団体が8月の民主党全国大会に向けて支持を確保するため代議員に電話をかけ始めたことが分かった。複数の関係筋が明らかにした。

事情に詳しい関係筋は「彼女(ハリス氏)は支持を得るために努力すると明言している」と語った。

バイデン氏はハリス氏を党の大統領候補として支持すると述べている。

8月19─22日にシカゴで開催される党大会では約4000人の代議員が民主党の候補者を選ぶ。そのほとんどがバイデン氏への投票を確約していたが、撤退表明によりいかなる法律や党規則にも縛られなくなった。

バイデン氏は党の推定候補者だったが、代議員の正式な候補者選びに対する直接の権限はない。ハリス氏が党大会で大統領候補指名を受けるには、代議員3936人のうち1969人の支持が必要だ。

副大統領のオフィスはコメントを避けた。