「トランプ氏を打ち負かす」 バイデン氏陣営が声明

AI要約

バイデン大統領陣営は、トランプ氏の指名受諾演説に対し、バイデン氏が11月の大統領選での勝利を固める決意を強調。

バイデン氏陣営はトランプ氏の政策を批判し、個人の自由や生活様式を脅かす攻撃だと非難。

声明では、トランプ氏が連邦最高裁の判決や議会襲撃事件の対応に触れなかったことを指摘し、トランプ氏を批判した。

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領(共和党)の18日の指名受諾演説を受け、11月の大統領選を争うバイデン大統領(民主党)の陣営は「バイデン氏は11月にトランプ氏を打ち負かす決意をこれまで以上に固めている」とする声明を発表した。

 

 声明はバイデン氏陣営の責任者ジェン・オマリーディロン氏が出した。トランプ氏が掲げた政策について、「個人の自由と生活様式に対する現代米国史上最大の攻撃だ」とも非難した。

 声明は「トランプ氏は1時間以上もしゃべり続けたが、(人工妊娠中絶の合憲性を否定した)連邦最高裁判決が女性に与えた苦痛に言及しなかった。(連邦議会襲撃事件の)反乱者に恩赦を与える計画にも触れなかった」などと指摘。その上で「経済を破壊し、権利を奪い、中流家庭を見捨てたのはトランプ氏だった」と述べた。