機内食の一部腐り、臨時着陸強いられる デルタ航空国際線

AI要約

デルタ航空の136便がアムステルダム行きの途中で腐った機内食を発見し、急遽ニューヨークに着陸した。

乗客乗員が健康上の問題を報告した場合に備えて医療要員を配置し、ホテルの部屋も用意した。

デルタ航空は失敗を認め、旅客に謝罪と代替便の対応を行った。

機内食の一部腐り、臨時着陸強いられる デルタ航空国際線

(CNN) 米大手のデルタ航空は3日、オランダ・アムスデルダムへ向かっていた自社の136便でエコノミークラス用の機内食の一部が腐っていたことが見つかったため、米ニューヨークのケネディ国際空港に臨時着陸したとの声明を発表した。

米デトロイト発の便で、同機の乗客乗員が健康上の障害を訴えた場合、手当てに応じられるよう医療担当要員が配置されたと述べた。

デルタ航空は、今回の事態は同社の定評あるサービスにとってあるまじき失態であり、顧客に不便をかけ、旅行の遅れを強いたことを心から謝罪するとした。

136便の機材はエアバス製330型機で、乗客277人が搭乗。乗客にはホテルの部屋が準備され、別の便を確保する便宜も図ったという。

航空情報サイト「フライトアウェア」によると、同便は現地時間の2日午後10時51分ごろ、デトロイトを出発。ケネディ国際空港には3日午前3時59分ごろに着陸した。