ウクライナ東部ドニプロ、ロシアの空爆で5人死亡 負傷者多数

AI要約

ウクライナ南東部の都市ドニプロでロシアのミサイルと無人機による空爆があり、5人が死亡、53人が負傷した。

ゼレンスキー大統領が防空システムと長距離兵器の供給を要請し、ロシアのテロ行為を非難した。

ドニプロ市内の幼稚園や学校、病院、商業施設が被害を受け、空軍は攻撃を撃退したと報告された。

ウクライナ東部ドニプロ、ロシアの空爆で5人死亡 負傷者多数

Mykhailo Moskalenko

[ドニプロ(ウクライナ) 3日 ロイター] - ウクライナ南東部の都市ドニプロで3日、ロシアのミサイルと無人機による空爆があり、少なくとも5人が死亡、53人が負傷した。

ゼレンスキー大統領がテレグラムで公開した現地の映像には、上空での大爆発に続き、火の玉が地面に向かって飛び散る様子が映しされている。

ゼレンスキー氏は「こうしたロシアのテロは、近代的な防空システムと長距離兵器によってのみ阻止できる。必要なのは指導者の決断力だけだ」と述べ、西側諸国に防空システムと長距離兵器のさらなる供給を要請した。

ドニプロ市長は、今回の攻撃で幼稚園や学校、病院、商業施設が被害を受け、市内全域で火災が発生したと述べた。

ウクライナ空軍によると、ロシア軍はドニプロ一帯をミサイル7発とシャヘド無人機5機で攻撃した。防空部隊はミサイル5発と全ての無人機を撃墜したという。