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テスラの株価が10%上昇…第2四半期の納車台数が予想を上回り、ウォール街は今後の好転を予測(海外)
テスラの株価は、第2四半期の自動車販売台数が予想を上回ったことを受け、約10%上昇した。
ウェドブッシュ証券のアナリストは、テスラが困難な時期を乗り越え、復活基調にあると指摘している。
テスラは中国市場で小規模な回復も見せ、8月8日のロボタクシーデーも期待されている。
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テスラの株価は、第2四半期の自動車販売台数が予想を上回ったことを受け、約10%上昇した。
EVメーカーのテスラは、約44万4000台を出荷し、43万8000台の予想を上回った。
ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブスはテスラが最悪な状況を脱する兆しだと述べた。
テスラの株価は7月2日(現地時間)、第2四半期の納車台数が予想を上回ったことを受け、約10%上昇した。
同四半期にこのEVメーカーは約44万4000台を納入し、43万8000台というウォール街の予想を上回った。ウェドブッシュ証券は、このことはテスラが困難な時期を乗り越え、ようやく上昇基調にあることの表れだとしている。
「これはテスラとイーロン・マスクによる素晴らしいカムバックパフォーマンスだ。世界的にEV需要がまだ不安定なため、ウォール街では今四半期の業績は明らかに期待外れになると予想されていた」
アナリストのダン・アイブス(Dan Ives)は2日、強気な投資家たちの期待を上回る出荷台数を挙げてこのように書いている。
さらに「8月8日の歴史的なロボタクシーデー(Robotaxi Day)を前に、EVが破壊的なテクノロジーの雄に再び戻りつつあると信じられているため、テスラの最悪の時期は後方に過ぎ去ったと言える」と付け加えている。
テスラの株価は、7月1日の取引終了時点で2024年に入ってから16%下落していたが、2日の上昇により、年初来の損失は8%に縮小した。
アイブスは、2024年後半もテスラの復活が続くと考えている。納車台数の成功とは別に、アイブスはテスラが第2四半期に中国で「小規模な回復」を見せ、それが株価の安定につながったと指摘している。
テスラが8月8日に開催するロボタクシーデーも、勢いを後押しする要因のひとつになるとアイヴスは述べている。同社はこのイベントで、かねてから話題になっていた自律走行タクシーを公開する予定だ。アイヴスによると、これは、完全自律走行技術の実用化という同社の公約を証明するものだという。