爆竹倉庫で大爆発、43人死傷 フィリピン

AI要約

フィリピンのサンボアンガ市で爆竹倉庫が大爆発し、5人が死亡、38人が負傷した。爆発原因は調査中。

爆発により地面に20メートルの穴ができ、周辺の施設にも被害が及んだ。火勢は2時間以上収まらず。

消防当局によると、爆竹が保管された倉庫から火災が発生した可能性が高い。

爆竹倉庫で大爆発、43人死傷 フィリピン

【AFP=時事】フィリピンの救急当局は30日、南部ミンダナオ(Mindanao)島サンボアンガ(Zamboanga)市の爆竹倉庫で大爆発が起き、4歳の子どもを含む5人が死亡したと発表した。

 爆発は29日午後に発生。現場で調査に当たった消防当局のルイジ・チャン氏によると、倉庫の作業員4人と、そのうちの1人の息子が死亡した。

 市の災害対策当局は、さらに38人が負傷し、うち8人が重傷だとしている。

 当局は爆発の原因を調査中だと述べた。この爆発で地面に直径20メートルの穴ができ、倉庫の壁が崩落した。破片が近くの清涼飲料水工場や穀物倉庫、民家に飛び散った。

「倉庫に保管されていた爆竹が火元となった可能性が高い」と、チャン氏はAFPに語った。

 同氏によると、爆発の影響は3000平方メートル以上に及び、火勢が収まるまでに2時間以上かかった。【翻訳編集】 AFPBB News