アフリカ・ケニア 増税法案への反対デモ 少なくとも23人死亡 大統領が法案撤回を表明

AI要約

ケニアで増税法案に反対するデモ隊と警察が衝突し、少なくとも23人が死亡。大統領は撤回を表明。

デモは一週間前から続き、法案可決時にデモ隊が暴徒化。警察との衝突で多数の死傷者。

ルト大統領はデモの激化を受け、法案に署名せず撤回を表明。一部デモ参加者は大統領の退任を求めている。

アフリカ・ケニアでは増税法案に反対するデモ隊が警察と衝突し、少なくとも23人が死亡しました。デモの激化を受け、大統領は増税法案の撤回を表明しました。

ロイター通信によりますと、ケニアでは一週間ほど前から増税法案に反対するデモが各地で続いていて、25日に法案が可決された際には、首都ナイロビでデモ隊が暴徒化し、議会に突入。警察が発砲する事態となりました。

これまでに少なくとも23人が死亡、30人がけがをしたということです。

デモの激化を受け、ルト大統領は26日の演説で、「法案に反対する人々の声に真摯に耳を傾けた結果、私は譲歩する」と発言し、増税法案には署名せず、撤回すると表明しました。

一方、デモ参加者の一部は、大統領の退任を求めて抗議活動を続けるとSNSに投稿しています。