韓国陸軍・特戦司令部707特任団が対テロ訓練

AI要約

韓国陸軍特殊戦司令部707特殊任務団の対テロ訓練が20日に行われ、要員たちは高度1500メートルからヘリで飛び降り、敵地に降下する特別な落下傘を使用して訓練を行った。

訓練では狙撃中隊の要員たちが射撃命令通りに標的に命中し、さまざまな射撃訓練も実施された。特殊戦司令部の要員は高度な高空降下経験を持っていることが強調された。

特殊戦司令部の関係者によると、要員が使用する対物狙撃小銃は敵の車両や戦車の機能を無力化させることが可能であるという。

韓国陸軍・特戦司令部707特任団が対テロ訓練

【06月26日 KOREA WAVE】韓国陸軍特殊戦司令部707特殊任務団が20日午前、京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)の訓練場で対テロ訓練の様子を記者団に公開した。707特任団は最精鋭の対テロ部隊だ。

精鋭特戦要員6人は1500メートル上空のヘリから飛び降りた。機関短銃など30㎏の軍装、酸素タンクなど20㎏の装備を身に着ける。隠密に敵地に降下する特別な落下傘を使用し、衝突を避けるため周辺を警戒しながらの訓練だ。

特殊戦司令部の要員は平均1000回の高空降下経験があり、最多では4108回の記録があるという。

さらにこの日、狙撃中隊の要員7人は射撃命令が下るたび標的に命中させた。引き金を引いた後、強い射撃反動で要員の体が震えるのが分かった。

迷彩服を着た要員は200メートルの個人精密射撃や移動標的射撃、300メートル先の標的の頭部や左右の腕、腹部をそれぞれ射撃する選別射撃などに取り組み、12.7ミリ対物狙撃小銃を利用して600メートル離れた標的を制圧することにも成功した。

特殊戦司令部の関係者は「我々が使用する対物狙撃小銃で敵の車両のエンジンやホイールを撃って無力化させることが可能だ、徹甲弾を使用すれば戦車の機能をまひさせることもできる」と説明した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News