富裕層の「品位維持コスト」最も高い都市1位はシンガポール、東京は円安の影響で23位に急落

AI要約

シンガポールが世界の都市で最もぜいたくなライフスタイルを維持するために最も多くのコストがかかる都市であることが報告された。

報告書によると、シンガポールは昨年に続いてライフスタイル・インデックスが最も高く、香港とロンドンが2位と3位に続いた。

他の都市も為替レートの変動などの影響で順位が変動しており、20品目の価格上昇率は今年4%で鈍化した。

富裕層の「品位維持コスト」最も高い都市1位はシンガポール、東京は円安の影響で23位に急落

世界の都市のうちぜいたくなライフスタイルを維持するために最も多くのコストがかかる都市はシンガポールであることが分かった。

24日(現地時間)、ブルームバーグ通信など外信によると、スイスの資産管理企業「ジュリアス・ベア・グループ」はこのような評価をまとめた「グローバル資産・ライフスタイル報告書2024」を発刊した。

同グループは宝石、カバン、時計、ウイスキーなどのぜいたく品や外食費、ビジネスクラスの航空券、医療保険費、私立学校費用などのサービスを含めた合計20品目の価格変動に基づいて世界25都市の「ライフスタイル・インデックス」を算出している。

今年の報告書によると、シンガポールのライフスタイル・インデックスは昨年に続いて今年も最も高かった。2位と3位は香港とロンドンがそれぞれ占めた。これは昨年に比べて1ランクずつ上昇した。

上海は昨年から2ランク下落した4位、モナコは1ランク上昇した5位をそれぞれ記録した。

チューリッヒはスイスフラン高によって6位に上昇した。これは昨年(14位)から8ランクアップしたもので、都市のうちで最も大きな上昇幅を記録した。次いでニューヨークとパリ、サンパウロ、ミラノが7位~10位を占めた。

東京は2021年ライフスタイル・インデックス2位まで上昇したが円安の影響で今年23位に急落した。

報告書はインデックス算出時に品目の価格をドルに換算するため順位変動の相当数は為替レートの変動によるものだと説明した。

インデックス全体で見ると、これら20品目の価格上昇率は今年4%で昨年(6%)より鈍化した。