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西側以外の砲弾供与 チェコ主導でウクライナに
チェコのフィアラ首相はロシアのウクライナ侵攻に対し、西側諸国以外から調達した砲弾を提供したことを明らかにした。
欧米諸国の弾薬供給が滞る中、チェコは世界市場から砲弾を調達し、欧米15カ国が支援している。
この取り組みにより、約17億ユーロの資金が約束され、50万発分に相当する砲弾が提供される見通し。
【ベルリン時事】チェコのフィアラ首相は25日、X(旧ツイッター)で、ロシアによる侵攻が続くウクライナに、西側諸国以外から調達した砲弾を引き渡したと発表した。
調達先の国や弾数は明らかにしていないが、チェコ高官は5月末に第1弾は「5万~10万発」になるとの見方を示していた。フィアラ首相は「われわれはなすべきことをしている」と強調した。
欧米諸国の弾薬供給が滞る中、チェコはロシアとも取引している国を含む世界の市場から砲弾を調達する取り組みを主導。ロイター通信によると、この取り組みを支援するため、欧米15カ国が50万発分に相当する計約17億ユーロ(2900億円)の資金提供を約束した。