ヒット映画出演の米俳優、ハワイでサーフィン中にサメに襲われて死亡

AI要約

ハワイ出身の俳優タマヨ・ペリー氏がサメに襲われて死亡した悲劇。

ペリー氏は人気映画やテレビドラマに出演し、地元ではサーフィン教室を開いていた。

ハワイでサメ被害が増加しており、安全対策が求められている状況。

ヒット映画出演の米俳優、ハワイでサーフィン中にサメに襲われて死亡

 大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」などに出演したハワイ出身の俳優タマヨ・ペリー氏(49)が23日、ハワイ・オアフ島北部のマラエカハナビーチ沖でサーフィン中にサメに襲われ、死亡した。AP通信などが伝えた。

 ペリー氏は米俳優ジョニー・デップ氏主演のパイレーツ・オブ・カリビアン第4作「生命の泉」に海賊役で出演。人気テレビドラマシリーズ「ハワイ・ファイブオー」などでも活躍していた。元プロサーファーで、地元では妻とサーフィン教室を開いていたほか、ライフガードとしても知られていたという。ハワイ・ホノルル市長は「タマヨは伝説の海の男で、とても尊敬されていた」と死を惜しんだ。

 AP通信によると、ハワイでは昨年末、マウイ島沖でサーフィン中の男性がサメに襲われて死亡する事故が発生している。国際的なサメによる被害状況を記録している「国際サメ襲撃ファイル」(ISAF)によると、ハワイでは昨年、サメに襲われるなどした事案が8件あり、例年より増加したという。(星井麻紀)