ガザの国連施設に空爆、8人死亡 イスラエル、ラファで進軍続く

AI要約

イスラエル軍がガザへの攻撃を続け、国連施設や医療機関が標的となり、市民や幹部らが死亡した。空爆はハマスの戦闘員の活動を阻止するためと主張。

北部ガザ市のUNRWA施設では避難民への食料配給が行われていたが、空爆により市民8人が犠牲となった。軍の戦車部隊は最南部ラファで進軍を続けている。

イスラエル軍は民間人被害を最小限に抑えるための措置を講じたと強調。ガザ保健当局の幹部らも24日未明に空爆で死亡した。

 【エルサレム共同】イスラエル軍は24日もパレスチナ自治区ガザに対する攻撃を続けた。パレスチナ通信によると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が避難民への食料配給に使っていた北部ガザ市の施設に23日、空爆があり、市民8人が死亡した。ロイター通信によると、軍の戦車部隊は最南部ラファで進軍を続けた。

 イスラエル軍は国連施設への空爆を認めた上で、イスラム組織ハマスの戦闘員が「テロ活動に使っていた」と主張。「空爆前に民間人被害を抑えるための措置を取った」と強調した。

 ロイターによると、ガザ市の医療機関に24日未明、イスラエル軍の空爆があり、ガザ保健当局の幹部らが死亡した。