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メッカ巡礼死者、千人超に 酷暑による熱中症が原因か
エジプト当局者によると、サウジアラビアのメッカで行われていた大巡礼(ハッジ)の死者が千人を超え、熱中症が主な原因であることが報告された。
巡礼者の半数以上はエジプトからであり、無許可の巡礼渡航をあっせんした旅行業者の資格が取り消された。
ハッジはイスラム教徒にとって重要な行事であり、今年は180万人以上の参加者があった。
【カイロ共同】AP通信は23日、エジプト当局者の話として、イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカで実施されていた大巡礼(ハッジ)の死者が千人を超えたと伝えた。多くは酷暑による熱中症が原因とみられる。
死者の半数以上はエジプトからの巡礼者という。エジプト当局は無許可の巡礼渡航をあっせんした16の旅行業者の資格を取り消した。
ハッジはイスラム教徒の五つの義務「五行」の一つ。財力と体力のある人は生涯に1度行うことが求められる。今年のハッジは19日に終了。サウジ巡礼省によると、国内外から180万人以上が参加した。