メッカ大巡礼の死者、1000人超に

AI要約

サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカでの大巡礼「ハッジ」中に1000人以上の死者が発生した。20日までの報道によると、エジプト人58人も含まれている。

20日に報告された中でエジプト人の死者数は658人で、そのうち630人は正規の巡礼者として登録されていなかったことが明らかになった。

気象センターによると、17日にメッカの聖モスク周辺の気温が51.8度まで上昇したことも判明している。

メッカ大巡礼の死者、1000人超に

【AFP=時事】サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」中の死者が、1000人を超えた。各国の発表に基づいたAFPの統計で20日までに分かった。

 アラブ外交筋によると、20日に新たに報告された死者にはエジプト人58人が含まれていた。またエジプト人の死者658人のうち、630人は巡礼者として正式に登録されていなかった。

 サウジの国立気象センターによると、メッカの聖モスク(Grand Mosque)では17日、気温が51.8度まで上昇した。【翻訳編集】 AFPBB News