メッカ巡礼死者750人に 酷暑原因、1000人超の報道も

AI要約

イスラム教最大の聖地メッカで行われていた大巡礼(ハッジ)で熱中症による死者が750人以上に上り、死亡例が相次いでいる。

エジプト人巡礼者だけで少なくとも530人もの死者が確認されている。

巡礼者の死者が千人を超えたという報道もあり、メッカでは50度を超す猛暑が続いている。

 【カイロ共同】ロイター通信などによると、イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカで行われていた大巡礼(ハッジ)で、死者が20日までに750人を超えた。酷暑で熱中症が原因とみられる死亡例が相次いでいる。巡礼者の死者が千人を超えたとする報道もある。

 エジプト当局者によると、少なくとも530人のエジプト人巡礼者が死亡した。

 メッカの最高気温は17日に50度を超えていた。