NATO事務総長 プーチン氏の訪朝は「緊密な連携示すもの」 北朝鮮への核開発支援を危惧

AI要約

NATOのストルテンベルグ事務総長は、プーチン大統領が北朝鮮を訪問したことに懸念を示し、ロシアと北朝鮮の緊密な連携を指摘しました。

アメリカを訪問中のストルテンベルグ事務総長は、プーチンの北朝鮮訪問に関連して、アジア太平洋地域との安全保障連携を強化する考えを示しました。

最後に、ロシアが北朝鮮のミサイルや核開発計画を支援する可能性を指摘し、地域ごとの安全保障の考え方の重要性について述べました。

NATO事務総長 プーチン氏の訪朝は「緊密な連携示すもの」 北朝鮮への核開発支援を危惧

NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問したことについて「両国が非常に緊密な連携をしている証だ」と述べ、懸念を示しました。

NATO ストルテンベルグ事務総長

「プーチン氏の北朝鮮訪問は、同じく権威主義国家である北朝鮮や中国、イランとの非常に緊密な連携を示すものです」

アメリカを訪問中のストルテンベルグ事務総長は18日、ブリンケン国務長官との共同記者会見でこのように述べ、24年ぶりとなるプーチン大統領の北朝鮮訪問に懸念を示しました。

また、ロシアが北朝鮮のミサイルや核開発計画を支援する可能性があると指摘したうえで、「安全保障を地域ごとに分ける考えはもはや通用しない」と述べ、アジア太平洋地域との連携を強化する考えを示しました。