「CIA指示を“立証”」ロシア最高検が主張  “スパイ行為”で拘束続く米記者めぐり

AI要約

ロシア最高検察庁は、去年から拘束しているアメリカの記者がCIAの指示でスパイ活動を行ったと主張し、裁判を受けることになることを発表しました。

記者はスパイ行為を否定しており、アメリカ側は釈放を求めていますが、拘束が長期化する可能性があります。

「CIA指示を“立証”」ロシア最高検が主張  “スパイ行為”で拘束続く米記者めぐり

ロシア最高検察庁は、スパイ活動を行ったとして去年から拘束しているアメリカの記者について「CIA=中央情報局の指示があったと“立証した”」と発表しました。

ロシア最高検察庁は13日、スパイ活動を行ったとして逮捕・起訴されているアメリカのウォールストリート・ジャーナルのガーシュコビッチ記者について、「CIAの指示で軍需工場の機密情報を収集していたことを“立証した”」と主張しました。

ガーシュコビッチ氏は今後、ロシア中部スベルドロフスク州の裁判所で本格的な裁判を受けることになります。

ガーシュコビッチ氏はスパイ行為を否定していて、アメリカ側は即時釈放を求めていますが、去年3月から続く拘束がさらに長期化するおそれがあります。