「北朝鮮のゲッベルス」金己男氏が死去 金日成主席から3代にわたり最高指導者を支える

AI要約

北朝鮮で金日成主席から3代にわたって最高指導者を支えた朝鮮労働党の宣伝扇動部門の重鎮・金己男氏が7日、多臓器不全のため亡くなりました。

金己男氏は1970年代に朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」の主筆となり、その後、党の宣伝扇動部門の要職を歴任。

韓国の聯合ニュースは北朝鮮の体制宣伝の先頭に立っていたことからナチス・ドイツの宣伝相を引きあいに「北朝鮮のゲッベルス」と呼び、「金日成主席、金正日総書記、金正恩総書記と続く3代世襲の正当性の確保と一族の偶像化に貢献した」と指摘しています。

「北朝鮮のゲッベルス」金己男氏が死去 金日成主席から3代にわたり最高指導者を支える