教頭の頬を叩いた韓国の“モンスター児童”…前の学校で「はさみで友人脅す」

AI要約

児童が教頭と担任教師に暴行を加え、その素行不良が判明。児童は過去1年半で5回も転校していた。

学校が無断早退を止めたときに暴行が発生し、母親も暴力行為を行った。教師は警察に通報した。

過去の事例では他の児童を威嚇したり教師に暴力を振るうなどの問題があった。保護者も教師を虐待容疑で申告し、転校を繰り返していた。

教頭の頬を叩いた韓国の“モンスター児童”…前の学校で「はさみで友人脅す」

【06月09日 KOREA WAVE】韓国全羅北道全州(チョルラブクド・チョンジュ)の小学校で3年生の児童が教頭と担任教師のほほを殴って社会の怒りを買う中、この児童が昨年から1年半の間に素行不良で5回転校していたことが明らかになった。また、学校を訪れて担任教師に暴行を加えた児童の親に対し、全国教職員労働組合(全教組)は直ちに告発することを促した。

当該の小学校では無断早退を止めた教頭に児童が悪口を浴びせ、暴行を加えた。児童が無断早退した後、学校に訪ねてきた母親が担任教師に暴力を振るったといい、教師は警察に申告している。

全教組全羅北道支部によると、児童は昨年だけで3回転校。4校目でも似たようなことが数回あり、同じクラスの児童を鉛筆やはさみで威嚇することもあった。制止した教師にはつばを吐いたり殴ったりしたという。

保護者は4番目の小学校で3月に教師を児童虐待容疑で申告し、全教組全北支部は教師を守るため学校を訪問した。学校は教権保護委員会を開いて強制転校措置を決め、保護者は仁川(インチョン)の小学校に転校。しばらくして全州の他の小学校に5回目の転校をしていた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News