ゼレンスキー氏の信頼低下 5月実施の世論調査で59%

AI要約

ウクライナの世論調査で、ゼレンスキー大統領への信頼が59%であることが明らかになった。

信頼度は直近の調査では低下しており、侵攻後の90%から64%にまで下がっている。

調査は全ウクライナを対象に行われ、ロシアに併合された地域を除いて実施された。

 【キーウ共同】ウクライナのキーウ(キエフ)国際社会学研究所は7日、5月実施の世論調査でゼレンスキー大統領を「信頼する」とした回答が59%だったと発表した。ロシアに侵攻されるウクライナは、兵士や武器の不足に苦しみ戦況は厳しい状況が続いており、ゼレンスキー氏を信頼する人の割合は低下傾向にある。

 7日の発表によると、侵攻直後の2022年5月は90%だったが、23年12月は77%、24年2月は64%に低下していた。

 今回の調査は5月16~22日、ロシアに併合された地域を除くウクライナ全土の約千人を対象に行われた。