鳥インフルエンザ「H5N2型」に初のヒト感染、患者死亡

AI要約

鳥インフルエンザのH5N2型ウイルスにヒトが初感染、患者が死亡。世界で初めての事例。感染源は不明で、一般のリスクは低い。

アメリカでは鳥インフルエンザに感染した牛が相次いで死亡。5つの州で確認され、農家に大きな打撃。

 鳥インフルエンザのH5N2型ウイルスにヒトが感染したのが初めて確認され、患者が死亡しました。また、感染した牛が死ぬ事例も増えています。

 WHO(=世界保健機関)は5日、メキシコに住む59歳の男性が鳥インフルエンザウイルスH5N2型に世界で初めて感染したと発表しました。

 患者は基礎疾患があり、4月に発熱や息切れなどの症状で入院しましたが合併症のため死亡したということです。感染源は不明で、一般の人々へのリスクは低いとしています。

 一方、アメリカでは鳥インフルエンザに感染した牛が死ぬことが相次いでいます。

 ロイター通信によりますと、新たにサウスダコタ州やミシガン州など5つの州で牛が死んだことが確認されたということです。当初考えられていたより農家に大きな打撃を与えているとしています。(ANNニュース)