豪軍、同志国から兵士採用 人手不足解消で

AI要約

豪軍が外国人の採用基準緩和を発表。米英加NZ出身者対象で年間350人程度の採用見込み。

兵力不足を解消するため、ファイブアイズの仲間国からの応募資格も認める。

採用はNZは7月から、米英加は来年1月から。必要水準を満たすための取り組み。

 【シドニー時事】オーストラリア国防省は4日、豪軍兵士の採用基準を緩和し、7月から一部の外国人に門戸を開放する方針を発表した。

 人手不足の解消が狙い。対象は米、英、カナダ、ニュージーランド(NZ)の4同志国出身者で、年間350人程度の採用を見込む。

 豪軍の兵力は6万人規模だが、必要水準を約4400人下回っている。補充に向け、英語圏の機密情報共有枠組み「ファイブアイズ」の仲間である4カ国の出身者にも、新たに応募資格を認めることにした。NZは7月から、米英加は来年1月から適用される。