熱気球が電線に衝突、電流伝わり3人が火傷 米インディアナ州

AI要約

米インディアナ州で熱気球事故が発生し、乗客2人とパイロット1人が重傷を負った。事故原因は電線衝突であるとみられ、調査が行われている。

事故現場はローウェルであり、気球とバスケットがつながったまま墜落していた。乗客2人はイリノイ州の病院に搬送され、パイロットはインディアナ州の病院に運ばれた。

FAAとNTSBが事故の調査を行い、気球とバスケットの被害状況などを詳細に調べている。

(CNN) 米インディアナ州で熱気球が電線に衝突して乗客2人とパイロット1人が負傷する事故があり、米連邦航空局(FAA)が調査に乗り出した。

ローウェル消防局がフェイスブックに投稿した情報によると、事故はインディアナ州北西部のローウェルで2日に発生。気球部分とバスケット部分がつながったままの状態で平原に墜落しているのが発見され、中から3人が見つかった。

消防はバスケットに残された痕跡から、電流が電線からバスケットに伝わって3人が負傷したとみている」

乗客2人は重いやけどを負っていたことから、医療ヘリコプター2機が出動して2人をイリノイ州の病院に搬送した。現場はイリノイ州シカゴから1時間ほどの距離。パイロットは救急車でインディアナ州の病院に運ばれた。

地元当局から連絡を受けた米国家運輸安全委員会(NTSB)は現場での対応を指示するとともに、FAA調査官を任命した。

消防によると、FAAが墜落現場を調べ、気球とバスケットの被害状況などを調査する。