メキシコ大統領選実施 現職側近の女性与党候補が優勢か 大勢判明へ

AI要約

メキシコで左派ロペスオブラドール大統領の任期満了に伴う大統領選が行われ、与党「国家再生運動」のシェインバウム前メキシコ市長がリードしている。

大統領選にはシェインバウム氏と野党連合のガルベス上院議員が立候補しており、どちらが当選してもメキシコ初の女性大統領となる見込み。

シェインバウム氏はロペスオブラドール氏の側近であり、政策面ではほぼ踏襲する考え。投票日は首都メキシコ市で、シェインバウム氏は「民主主義万歳」と述べた。

メキシコ大統領選実施 現職側近の女性与党候補が優勢か 大勢判明へ

 メキシコで2日、左派ロペスオブラドール大統領の任期満了に伴う大統領選があり、同日夜に投票が締め切られた。事前の世論調査では、同氏が率いる与党「国家再生運動」(モレナ)のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)がリードしている。同日夜ごろ(日本時間3日昼ごろ)に大勢が判明する見通しだ。

 大統領選には他に、野党連合のソチル・ガルベス上院議員(61)らが立候補している。シェインバウム氏かガルベス氏のいずれが当選しても、メキシコ初の女性大統領となる。

 シェインバウム氏はロペスオブラドール氏の長年の側近。ロペスオブラドール氏は社会保障の拡充や最低賃金の引き上げなどで貧困層を中心に絶大な人気を誇ってきたが、シェインバウム氏はほとんどの政策を踏襲するとしている。地元メディアによると、3日は首都メキシコ市で投票し、記者団に「民主主義万歳」と述べたという。