「中国軍は適時、断固とした行動をとる」 中国国防相が米国・台湾をけん制

AI要約

中国の董軍国防相が台湾の民進党政権を批判し、アメリカなどに圧力をかけていることを表明

董軍国防相は、中国人民解放軍が台湾独立勢力に断固とした行動をとる姿勢を強調

中国と台湾の関係が緊迫し、中国の軍事演習を強化している状況

「中国軍は適時、断固とした行動をとる」 中国国防相が米国・台湾をけん制

中国の董軍国防相はシンガポールで開催されている安全保障会議で、台湾の民進党政権を名指しで批判しました。アメリカなども念頭に「中国軍は適時、断固とした行動をとる」とけん制しています。

中国の董軍国防相は、各国の防衛担当の閣僚らが集まるアジア安全保障会議で、きょう午前、演説を行い、台湾の民進党政権を批判しました。

また、アメリカなどを念頭に「外部勢力のせいで平和統一の見通しが損なわれている」と指摘、武力行使の可能性も示唆しました。

中国 董軍国防相

「中国人民解放軍は、常に祖国の統一を守る不滅の強い力をもっていて、適時、台湾独立勢力をおさえるため断固として力強い行動をとる」

台湾で先月20日に中国と距離をおく民進党の頼清徳総統が就任して以降、中国は台湾周辺で軍事演習を実施するなど圧力を強めています。