# 養殖

海水育ちウナギ、味も格別 津奈木町 陸上養殖、身は軟らかく臭みなし
2024.06.19

海水育ちウナギ、味も格別 津奈木町 陸上養殖、身は軟らかく臭みなし

 津奈木町の佐々木水産(佐々木隆美社長)は、全国的に珍しい海水を使ったウナギの陸上養殖に取り組んでいる。海水で育てる「海うなぎ」は身が軟らかく臭みがないのが特長。海うなぎは、同町の魚料理専門店「末広屋」で味わえる。 ウナギは一般的に淡水で養殖されるが、佐々木社長(68)は8年前、

循環型農法でサラダ菜やリーフレタスを試験出荷 福島県二本松市の服部製作所が第二創業
2024.06.18

循環型農法でサラダ菜やリーフレタスを試験出荷 福島県二本松市の服部製作所が第二創業

 福島県二本松市渋川にある金属プレス加工の服部製作所は、野菜の水耕栽培と魚の養殖を組み合わせた循環型農法「アクアポニックス」の取り組みを始めた。先週から毎日、みずみずしいサラダ菜やリーフレタスを試験的に出荷している。同社アグリ事業部を担当する専務の服部克洋さん(37)は「地域の新しい目玉として

小学校でオンライン出張授業 「海とさかな」楽しく学ぶ ニッスイが協賛
2024.06.17

小学校でオンライン出張授業 「海とさかな」楽しく学ぶ ニッスイが協賛

ニッスイが協賛する第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社など)では、このほど小学生を対象に「オンライン出張授業」を実施し、同社社員がクイズやワークシートを使ってサーモンの生態や養殖を楽しく説明した。当日は全国から応募があった小学校18校から1500人超が

FC今治運営会社が加計学園と連携協定【愛媛】
2024.06.16

FC今治運営会社が加計学園と連携協定【愛媛】

FC今治を運営する「今治・夢スポーツ」と地元で大学を経営する加計学園などが、教育や地域活性化を目的に連携することとなり、16日に調印式がありました。式には、今治夢スポーツの岡田武史会長や加計学園の加計役理事長らが出席しました。今治市内には、加計学園が経営する岡山理科

旬を迎えた海峡サーモンをつかみ取りに一本釣り!大畑海峡サーモン祭り賑わう 青森・むつ市
2024.06.16

旬を迎えた海峡サーモンをつかみ取りに一本釣り!大畑海峡サーモン祭り賑わう 青森・むつ市

青森県むつ市の大畑町沖で養殖されている海峡サーモンを楽しむことができる大畑海峡サーモン祭りが16日に開かれ、県内外から訪れた多くの家族連れなどで賑わいました。今回で31回目を迎えたこのまつりは、水揚げが最盛期を迎えた海峡サーモンを、楽しんでもらおうと、毎年この時期に開かれています

「夏ガキ」身入り良し 熊本・苓北町で養殖イワガキの出荷本格化
2024.06.15

「夏ガキ」身入り良し 熊本・苓北町で養殖イワガキの出荷本格化

 「夏ガキ」とも呼ばれる養殖イワガキの出荷が苓北町で本格化している。冬がシーズンのマガキと比べ大ぶりで、濃厚な味が特徴。「天草天領岩かき」のブランドで、関西や九州に出荷されている。 熊本県が定めた水質基準をクリアした富岡半島沖の指定海域で、稚貝を4年かけて250~800グラムに育

絶滅危惧種「光るサンゴ」ヒユサンゴ 14年の研究の末に完全養殖成功 乱獲から生態系を守る新たな一歩
2024.06.14

絶滅危惧種「光るサンゴ」ヒユサンゴ 14年の研究の末に完全養殖成功 乱獲から生態系を守る新たな一歩

高知・大月町の黒潮生物研究所が、鑑賞用として人気が高い「光るサンゴ」ヒユサンゴの完全養殖に成功した。“祖父母”から育ててきた研究所所長は“孫”誕生に大喜び。所長の目的である「ヒユサンゴを守る」ことに一歩前進した。「光るサンゴ」ヒユサンゴは特殊なライトを当てると神秘的な蛍光色の光を

汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビ養殖--ベトナムで産学連携の実証実験
2024.06.13

汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビ養殖--ベトナムで産学連携の実証実験

 裕幸計装、九州大学、工学院大学、インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月13日、ベトナム南部ティエンザン省において、グリーンエネルギーとIoTを活用した「省エネ型エビ養殖統合システム」の実証実験を開始すると発表した。 本実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発

「ベニザケを陸上で養殖」 ビジネスベースで世界初の取り組みをNTTグループが表彰
2024.06.12

「ベニザケを陸上で養殖」 ビジネスベースで世界初の取り組みをNTTグループが表彰

NTTグループサステナビリティカンファレンスの表彰式(10日・東京都)で、NTT東日本福島支店がスーパーなどを運営する福島市の「いちい」や岡山理科大学と共同で取り組んだ「スマート陸上養殖」(福島県川俣町)が最優秀賞に選ばれ表彰された。「スマート陸上養殖」は、岡山理科大学が開発した

トラウトサーモン海面養殖 根室の協議会、早期事業化へ実証試験
2024.06.12

トラウトサーモン海面養殖 根室の協議会、早期事業化へ実証試験

北海道根室市と市内の漁協でつくる根室市ベニザケ養殖協議会(会長・大坂鉄夫根室漁協組合長)は11日、トラウトサーモン(海で育ったニジマス)の海面養殖早期事業化に向けた実証試験を開始した。2年目の取り組みで、11月下旬ごろまで花咲港内に設置したいけすで1匹約2・5㌔の大きさまで育成し、生残率90%

魚類担当職員も「図鑑でしか見たことがない」 エイリアンのような貝の仲間「ヤマトメリベ」長崎ペンギン水族館で初展示
2024.06.12

魚類担当職員も「図鑑でしか見たことがない」 エイリアンのような貝の仲間「ヤマトメリベ」長崎ペンギン水族館で初展示

 ラッパのような大きな口を持ち、エイリアンのような不思議な見た目をした貝の仲間「ヤマトメリベ」が、長崎市宿町の長崎ペンギン水族館で初めて展示されている。全国的にも発見事例は少なく、展示は珍しいという。 ヤマトメリベは、最大50センチにもなる日本固有の大型のウミウシ。水深50メート

山の中でエビ養殖 退路断った50歳「村の誇り、育てたい」 福島
2024.06.11

山の中でエビ養殖 退路断った50歳「村の誇り、育てたい」 福島

 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難となった福島県葛尾村に、エビの陸上養殖に取り組むベンチャー企業がある。まだ一般販売には至らないが、山村で養殖技術を一から確立しようと奮闘する理由は「エビを新たな名産にするとともに、飼育を通じて水、食料、エネルギーを地域ぐるみで持続可能とする事業パッケージ

養殖サーモン、ご当地ブランド120以上…東日本大震災被災地の施設や稚魚が全国に
2024.06.11

養殖サーモン、ご当地ブランド120以上…東日本大震災被災地の施設や稚魚が全国に

 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「ご当地サーモン」。 サケの不漁や、すしなど生食での人気を背景にサーモンの養殖が各地で行われている。地域性や飼育方法などでブランド化した「ご当地サーモン」は120以上。サーモンは今、「取る魚」から「育てる

養殖漁業、天然漁業を初めて抜く FAO報告
2024.06.10

養殖漁業、天然漁業を初めて抜く FAO報告

【AFP=時事】2022年の水産物生産で養殖漁業が初めて天然漁業の割合を上回った。このほど発表された報告書で、世界の食糧需要における養殖漁業の重要性がますます増していることが明らかになった。 国連食糧農業機関(FAO)が先週、コスタリカで開催された海洋保全に関する専門家会議で発表

脱サラ男性、旧幼稚園の水槽でトラフグ養殖…起業支援受け2年で販売こぎつけ
2024.06.08

脱サラ男性、旧幼稚園の水槽でトラフグ養殖…起業支援受け2年で販売こぎつけ

 兵庫県朝来市和田山町の旧幼稚園に設置された水槽で養殖が進められてきたトラフグ「但馬とらふぐ」の販売が今月から始まった。神戸市出身の中村峻(しゅん)さん(40)が脱サラし、事業に着手してから2年。一時は稚魚が全滅するトラブルにも見舞われたが、「ようやく出荷できるサイズに育つようになった」と喜ん

「もしやあの高級食材では?」「まさか生き残っていたとは」 SNSで驚きの発見! 30年以上前に岩手から姿を消したとされる「あの貝」とは… 
2024.06.07

「もしやあの高級食材では?」「まさか生き残っていたとは」 SNSで驚きの発見! 30年以上前に岩手から姿を消したとされる「あの貝」とは… 

SNSに漁師が投降した画像に岩手県水産技術センターの研究員が驚きました。「まさか生き残っていたとは」そこに写っていたのはヨーロッパで高級食材として大人気という「あの貝」でした。2023年4月、岩手県釜石市にある岩手県水産技術センターの寺本沙也加専門研究

サバを卵から育てる「完全養殖」5年プロジェクト始動…目標は猛暑に強く大きく
2024.06.06

サバを卵から育てる「完全養殖」5年プロジェクト始動…目標は猛暑に強く大きく

 サバを卵から育てる「完全養殖」を5年かけて実用化するプロジェクトが、福井県小浜市で今春から始まった。同市の企業「わかさかな」を中心に、県や県立大、漁業関係者らでつくる「ふくい水産振興センター」も参加する。市内の養殖サバが夏の猛暑で大量死する事態が発生しており、プロジェクトでは安定供給に向け、

ウニ養殖に役立てて 富山中・横浜中RC、氷見高にろ過装置寄贈
2024.06.06

ウニ養殖に役立てて 富山中・横浜中RC、氷見高にろ過装置寄贈

 駆除ウニの食用化に向けた養殖実験に役立ててもらおうと、富山中ロータリークラブ(RC)などは5日、取り組みを進める氷見高校に冷却殺菌ろ過ユニット1台を寄贈した。同校海洋科学科の生徒が県栽培漁業センター(同市姿)で行うのと並行して、学校でも安定した環境で養殖ができるようになる。 富

水産業の夢と未来をかけた高級魚「タマカイ」養殖プロジェクト 地域の新たなブランドへ
2024.06.05

水産業の夢と未来をかけた高級魚「タマカイ」養殖プロジェクト 地域の新たなブランドへ

「タマカイ」という名の高級魚をご存じだろうか。あたたかい海域に生息する魚で、流通量が少なく、希少価値がかなり高い魚だ。宮崎県都農町では、地元水産業の未来をかけて「タマカイ」の養殖に取り組んでいる。漁師の高齢化や担い手不足など厳しい環境が続く中、新たなブランドを作り出そうという挑戦だ。<

うな丼が安くなるかも!? 脂がのった大きさ2倍の特大ウナギ 悲願の技術で養殖可能に!
2024.06.05

うな丼が安くなるかも!? 脂がのった大きさ2倍の特大ウナギ 悲願の技術で養殖可能に!

うな丼が安くなるかもしれない大発見がありました! これからは1匹のウナギで2杯分のうな丼が作れるようになるかもしません。暑くなると食べたくなるウナギ。名産地の愛知県西尾市一色町にある「うなぎの兼光 一色本店」には、この日も多くの人が訪れていました。しかし、ここにも値上げの波が…。