# 遺伝資源

世界的にも重要な日本の花卉(かき)遺伝資源と園芸文化を継続させるために
2024.09.05

世界的にも重要な日本の花卉(かき)遺伝資源と園芸文化を継続させるために

半田 高(明治大学 農学部 教授)来る2027年3月から半年間、横浜市旧上瀬谷通信施設跡地(約100ha)で国際園芸博覧会(GREEN × EXPO 2027)が開催されます。この博覧会は、国際園芸家協会(AIPH)承認A1クラス、かつ博覧会国際事務局(BIE)認定の最上位の国際

特許出願で起源明示義務 先住民知財保護、WIPO
2024.05.25

特許出願で起源明示義務 先住民知財保護、WIPO

 【ジュネーブ共同】世界知的所有権機関(WIPO)は24日、企業が新製品の開発で先住民の伝統知識や動植物の遺伝資源を使用した場合、特許出願時に起源を明示させる条約に加盟国が合意したと発表した。AP通信によると、南米アンデス山脈に生息する植物に由来する新薬の発明といったケースを想定。植民地の入植

キングサーモンのイクラ、細胞移植ニジマスが何度も産卵 東京海洋大
2024.05.25

キングサーモンのイクラ、細胞移植ニジマスが何度も産卵 東京海洋大

 生涯で1度だけ産卵して死んでしまうキングサーモン(和名マスノスケ)の細胞をニジマスに移植することで、キングサーモンの卵(イクラ)をニジマスに繰り返し産ませることに東京海洋大の研究チームが成功した。高級なサケ類の養殖に役立つほか、気候変動の影響で減るサケの遺伝資源の保存にもつながるという。