# 輸送業界

ナンバープレートの封印、151事業者が取り扱い違反 すべて新車ディーラー 国交省調査
2024.08.09

ナンバープレートの封印、151事業者が取り扱い違反 すべて新車ディーラー 国交省調査

国土交通省は8月9日、全国約2500の封印取り付け受託者を対象に実施した封印業務の実態調査結果を発表した。道路運送車両法に違反する封印の不適切な取り扱いが確認された事業者数は151者で、すべて新車ディーラーだった。このうち、4者は「委託解除」に、24者は「6カ月間の委託停止」を同日から行うこと

〈意外と知られていない鉄道貨物の世界〉「物流2024年問題」へどう寄与するか、鉄道輸送の実態と位置づけ
2024.08.07

〈意外と知られていない鉄道貨物の世界〉「物流2024年問題」へどう寄与するか、鉄道輸送の実態と位置づけ

 前々回の「【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証」で、筆者はトラック輸送から内航海運へのモーダルシフトが「2024年問題」の解決にどれだけ寄与するかをデータで検証した。それを踏まえて前回「【日本の高速道路は物流に不向き?】物流「202

日産、「放射冷却」を応用し運転席の温度を5度下げる塗装開発…まずは救急車やトラックで実装
2024.08.06

日産、「放射冷却」を応用し運転席の温度を5度下げる塗装開発…まずは救急車やトラックで実装

 日産自動車は6日、運転席の温度を下げられる自動車用の塗装を開発したと発表した。量産化に向けた改良を進めており、商用車から導入していく方針だ。 開発した塗装は、高温の物体から熱が外に逃げて冷える「放射冷却」の原理を応用した。太陽光を反射させるとともに、自動車の表面の熱を空気中に放

熊本県トラック協会「運賃の価格転嫁に支援を」 2024問題、県に運送業者の経営後押し要望
2024.08.05

熊本県トラック協会「運賃の価格転嫁に支援を」 2024問題、県に運送業者の経営後押し要望

 熊本県トラック協会は1日、燃料高や運転手不足を背景に持続可能なトラック輸送が困難になっているとして、運送業者の経営を後押しするよう求める要望書を県に提出した。下川公一郎会長は「人手を確保するためにも、運賃への価格転嫁が必要だ」と訴えた。 要望は10項目。今年4月に運転手の残業規

ヒョンデと共同開発、IVECOが新型ゼロエミッション車を発表へ…IAAトランスポーテーション2024
2024.08.02

ヒョンデと共同開発、IVECOが新型ゼロエミッション車を発表へ…IAAトランスポーテーション2024

イタリアの産業用車両メーカーIVECO(イヴェコ)は7月30日、ドイツ・ハノーバーで9月に開催される「IAAトランスポーテーション2024」において、2つの新型ゼロエミッション車を初公開すると発表した。同イベントは物流、商用車、輸送業界の主要なモーターショーだ。IVECOは、マル

2024年5月の外国メーカー車販売、8%減の1万7198台 海上輸送の混乱で5カ月連続マイナス
2024.06.07

2024年5月の外国メーカー車販売、8%減の1万7198台 海上輸送の混乱で5カ月連続マイナス

 日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が6日発表した2024年5月の外国メーカー車新規登録台数は1万7198台(前年同月比8.0%減)で5カ月連続の減少となった。海上輸送ルートの混乱の影響が続いているとみられる。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは8.5%(同0.5㌽減)だっ

最大積載量13トンのトラックに10トンの荷物を積んだら違反!? 意外と知らない「トラックのルール」
2024.06.04

最大積載量13トンのトラックに10トンの荷物を積んだら違反!? 意外と知らない「トラックのルール」

 一般に、トラックではよく「〇トン車」などと表現される。これは、トラックの重さが「〇トン」なのか、「〇トン」積めるということなのか、一般人にはわかりにくい。たとえば、改正前に取得した普通自動車免許(改正後は中型自動車免許)を見ると「中型車は中型車(8トン)に限る」などと書かれており、「8トン積

口を開けば出てくる「働くクルマの自動運転化」! 現役職業ドライバーの働き口も同時に議論しないのは失礼千万
2024.05.28

口を開けば出てくる「働くクルマの自動運転化」! 現役職業ドライバーの働き口も同時に議論しないのは失礼千万

 報道によると、岸田首相が4月22日に自動物流道路の基本的な整備計画を夏ごろまでに策定するように、関係閣僚に指示したとのこと。国交省(国土交通省)の資料によると、主要都市間を結ぶ総延長500kmの自動運転専用カートによる地価物流システムのことで、総工費5兆円にて2045年までに全線開通予定とし

日本郵便と西濃が共同輸送 長距離対象、24年問題に対応
2024.05.06

日本郵便と西濃が共同輸送 長距離対象、24年問題に対応