# 軍事

ロシア、ウクライナ東部の要衝チャシブヤールの一部を占領
2024.07.05

ロシア、ウクライナ東部の要衝チャシブヤールの一部を占領

(CNN) ロシア国防省は4日、自軍がウクライナ東部ドネツク州チャシブヤールの最東端の地区を占領したと発表した。一方でウクライナ軍の報道官は同軍がこの地区から撤退したことを明らかにした。防衛陣地が破壊され、この地域を維持しようとすることが得策ではなくなりつつあることが明らかになったためだという

ウクライナ、東部ドネツク州で激戦地から撤退…ロシア攻撃で「防衛陣地が破壊されたため」
2024.07.05

ウクライナ、東部ドネツク州で激戦地から撤退…ロシア攻撃で「防衛陣地が破壊されたため」

 ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ軍は4日、東部ドネツク州で激戦地となっていたチャシフヤール周辺から撤退した。軍は「近隣の防衛陣地が破壊されたため」と説明している。 報道によると、ロシア軍は2月に同州アウディーイウカを制圧後、戦闘を

ロシア、ウクライナ東部の要衝地チャシウヤール一部掌握
2024.07.05

ロシア、ウクライナ東部の要衝地チャシウヤール一部掌握

ロシア国防省がウクライナ東部の「戦略的要衝地」チャシウヤール東部ノヴィ地区を占領したと3日(現地時間)明らかにした。AFP、ロイター通信などによると、ウクライナ東部ドネツク州のチャシウヤールはロシア軍が昨年占領したバフムトから西側に約10キロの距離にある。チャシウヤ

ウクライナの航空基地に3日連続の攻撃、MiG-29戦闘機被害 危険な損失ペースに
2024.07.05

ウクライナの航空基地に3日連続の攻撃、MiG-29戦闘機被害 危険な損失ペースに

それはまた起こった。3日連続で、ロシア軍のドローン(無人機)が妨害を受けずウクライナの航空基地の上空に飛んできた。ドローンがしばらく偵察監視活動を行ったあと、数発のミサイルが撃ち込まれた。ウクライナ軍の貴重な軍用機少なくとも1機が撃破されたもようだ。ウクライナ空軍の

プーチン氏、ウクライナ巡るトランプ氏の主張「真剣に受け止める」
2024.07.05

プーチン氏、ウクライナ巡るトランプ氏の主張「真剣に受け止める」

 ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナで続ける「特別軍事作戦」を巡り、ロシアが受け入れられる不可逆的な措置にウクライナ側が同意しなければ「停戦は不可能だ」と主張した。カザフスタンの首都アスタナで同日開かれた「上海協力機構(SCO)」の首脳会議後に報道陣の取材に答えた。 プーチ

プーチンの本当の狙いはウクライナの領土ではない…小泉悠「ロシアの軍需工場を狙わないと最悪の結末になる」
2024.07.05

プーチンの本当の狙いはウクライナの領土ではない…小泉悠「ロシアの軍需工場を狙わないと最悪の結末になる」

ロシアのウクライナ侵攻はいつ終わるのか。東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授は「ロシア軍はじりじりと占領地を広げており、ロシア国民のプーチン支持は盤石と言える。このままではロシアの完全勝利という欧米にとって最悪の結末を迎える」という――。(後編/全2回)(インタビュー・構成=ライター

アルゼンチン国家の虐殺責任、告発指導者の死が問う「いま」
2024.07.05

アルゼンチン国家の虐殺責任、告発指導者の死が問う「いま」

「1977年4月の朝、息子のグスターボは仕事に向かう途上で拉致されて以来、行方不明のまま。私はブエノスアイレスの自宅で洋服の仕立てを教えていた普通の主婦でしたが、その日以来、私の人生は全く変わりました。グスターボは経済学を修め、左派系の政治組織に属し、貧困地域での社会奉仕活動に従事していました

「敵が波のように…」ロシア式人海戦術でウクライナ軍が疲弊
2024.07.05

「敵が波のように…」ロシア式人海戦術でウクライナ軍が疲弊

 「1日に4~5回、敵が波のように押し寄せてくる」(ウクライナ軍のアントン・バイエフ中佐) 5月からウクライナ北東部のハルキウ一帯を中心に攻勢を続けるロシア軍が、「人海戦術」を動員して「遅いが粘り強い」手法でウクライナ軍を疲弊状態に追い込む戦略を取っていると、英国BBCが4日報じ

ウクライナ南部や東部で5人死亡 ロシアがミサイルや誘導爆弾攻撃
2024.07.05

ウクライナ南部や東部で5人死亡 ロシアがミサイルや誘導爆弾攻撃

 【キーウ共同】ウクライナ南部オデッサ州や東部ドネツク州、ハリコフ州の各地で4日、ロシア軍によるミサイルや誘導爆弾を使った攻撃があり、少なくとも計5人が死亡、子どもを含む20人以上が負傷した。ウクライナ軍や地元の州知事などが明らかにした。 オデッサ州ではミサイル攻撃で港湾施設が破

米国、ステルス機を日本に大挙投入…中国は新空母配備急ぐ
2024.07.05

米国、ステルス機を日本に大挙投入…中国は新空母配備急ぐ

米国が日本にステルス戦闘機を大挙投入して航空力を拡充する。中国も最新型空母の実戦配備を急ぐなどインド太平洋地域で双方間の先端戦力競争に火がつく様相だ。こうした米中の軍事力増強計画が域内の軍備競争を加速させるという見方も出ている。米国防総省は3日(現地時間)、声明を出して「在日米軍

沖縄に“最新鋭ベテラン戦闘機”来る~! アメリカ軍が日本配備の戦闘機更新を発表 嘉手納基地にも戦闘機「再配備」へ!
2024.07.05

沖縄に“最新鋭ベテラン戦闘機”来る~! アメリカ軍が日本配備の戦闘機更新を発表 嘉手納基地にも戦闘機「再配備」へ!

 アメリカ国防総省は2024年7月3日、日本に配備されているアメリカ空軍および海兵隊の戦闘機を新型機に更新する計画を発表しました。報道発表によると、これは今後数年間におよぶ更新計画で、100億ドル(約1兆6000億円)相当の予算を投じるとのこと。 なかでも注目なのは、沖縄県にある

ウクライナ各地にロ軍攻撃、2人死亡・26人負傷 南部・東部など
2024.07.05

ウクライナ各地にロ軍攻撃、2人死亡・26人負傷 南部・東部など

[キーウ 4日 ロイター] - ウクライナ南部から東部、北東部にかけての地域で4日、ロシア軍の攻撃により2人が死亡、26人が負傷した。地元当局が明らかにした。南部オデーサ州の知事はミサイル攻撃で1人が死亡、7人が負傷し、港湾インフラが被害を受けたと投稿した。

日本軍「密林戦サバイバル本」が”まさかの復刊”で話題、その「生々しすぎる中身」を見よ…!
2024.07.05

日本軍「密林戦サバイバル本」が”まさかの復刊”で話題、その「生々しすぎる中身」を見よ…!

「代用主食のタピオカなどは腹が張るため1日に3回食べるのは無理がある」「マラリアは将兵の体力気力を消磨させ、二日間で死亡する」「露営は椰子林、ゴム林など概して乾燥した土地が適する」ーー。旧日本陸軍が太平洋戦争終盤の1944年6月、今から80年前に作成したパンフレット集がこのほど『

ロシア、不可逆的な措置要求 停戦条件でプーチン氏
2024.07.05

ロシア、不可逆的な措置要求 停戦条件でプーチン氏

 【モスクワ、キーウ共同】ロシアのプーチン大統領は4日、侵攻を続けるウクライナとの停戦の条件について「ロシア側が受け入れ可能で、不可逆的な措置に相手が同意する必要がある。合意なしの停戦は不可能だ」と述べた。滞在先のカザフスタンでロシア記者団の質問に答えた。 プーチン氏は「敵が停戦

ヒズボラ、イスラエル軍にミサイル大規模攻撃 司令官殺害の報復
2024.07.05

ヒズボラ、イスラエル軍にミサイル大規模攻撃 司令官殺害の報復

(CNN) レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは4日、前日の上級司令官殺害の報復として200を超えるミサイルでイスラエル軍基地などを攻撃したと明らかにした。イスラエル軍は3日、ヒズボラのアジズ部隊の司令官モハメド・ナセル氏を殺害したと発表した。ナセル氏は昨年10月7日のイス

現存1両「攻撃力に全振り」激レア戦車 ついに動けるまでに 動画で公開
2024.07.05

現存1両「攻撃力に全振り」激レア戦車 ついに動けるまでに 動画で公開

 世界屈指の軍事博物館であるイギリスの「ザ・タンク・ミュージアム」、通称「ボービントン戦車博物館」は2024年6月27日、公式ウェブサイトおよびX(旧Twitter)やFacebookなどで「FV4005」駆逐戦車の復元が完了したと発表しました。 FV4005は、イギリスが195

底に鉄鋲がぎっちり。古代ローマ軍、強さの秘訣は“サンダル”にあり?
2024.07.05

底に鉄鋲がぎっちり。古代ローマ軍、強さの秘訣は“サンダル”にあり?

世界最古のスパイク?すべての道はローマに通ず。そんなことわざまで生まれるにいたった、巨大な古代ローマ帝国。その進んだ文明を示す発見が、このほどドイツのバイエルンで史跡保存を進めるBavarian State Office for Monument Preservation(BLf

ボルボグループ、防衛車両を手がける「Arquus」社の売却を完了
2024.07.05

ボルボグループ、防衛車両を手がける「Arquus」社の売却を完了

ボルボグループは7月2日、傘下のArquus社のジョン・コッケリル・ディフェンス社への売却が完了した、と発表した。この売却は、以前発表されたオプション契約に基づいて行われたものだ。Arquus社は、防衛用に特別設計された車両を製造・販売しており、フランスで約1200

〈中国はウクライナ戦争で得をしたのか?〉ロシア制裁で変わったエネルギー市場、中国が買い叩きではなく波乱を乗り切った秘訣とは
2024.07.05

〈中国はウクライナ戦争で得をしたのか?〉ロシア制裁で変わったエネルギー市場、中国が買い叩きではなく波乱を乗り切った秘訣とは

 ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく2年半になるが、ロシア軍の戦死者は英国BBCが確実に確認しただけでも5万人超、実際には30万人を超えているとする報道もある。これだけ莫大な数の戦死者を出していまなお、新兵を前線に送り続けることが出来るのは独裁国家ならではで、戦慄を禁じ得ない。対峙するウク

【戦争寸前行動を繰り返す中国】台湾・頼総統への政治、経済、軍事の露骨な妨害工作
2024.07.05

【戦争寸前行動を繰り返す中国】台湾・頼総統への政治、経済、軍事の露骨な妨害工作

 2024年6月6日付のワシントン・ポスト紙は、中国の台湾に対する「グレーゾーン戦略」(武力行使に至らない戦略)が激しさを増してきているが、西側諸国は、この戦略を抑止しなければならないとのケビン・ラッド元豪州首相の主張を掲載している。 中国は、実際の武力侵攻に至らぬ方策として、台