# 言語聴覚士

文字は読めるけれど書くのが苦手。それ、意外なつまずきポイントがある場合も。子どもが達成感を得やすく、楽しんで学べる方法とは【言語聴覚士・奈々先生の子どものことば相談室】
2024.08.29

文字は読めるけれど書くのが苦手。それ、意外なつまずきポイントがある場合も。子どもが達成感を得やすく、楽しんで学べる方法とは【言語聴覚士・奈々先生の子どものことば相談室】

言語聴覚士(通称ST)とは、話す・聴く・食べるなどのリハビリテーションを行う医療の専門職です。寺田奈々さんは、全体の約2~3割と言われる「子どもを対象」とする数少ない言語聴覚士として活躍されています。今回は、文字の読み書きの獲得にについて、2つの事例にお答えいただきました。軽度知

吃音をコントロールして流暢に話せるようになったはずの男性が、なぜあえて「どもる」話し方に戻したのか
2024.07.05

吃音をコントロールして流暢に話せるようになったはずの男性が、なぜあえて「どもる」話し方に戻したのか

 吃音に悩む人は少なくない。一説には成人の1%ほどが吃音だという。 ノンフィクション作家・近藤雄生氏の『吃音 伝えられないもどかしさ』は、数多くの吃音当事者への取材をもとにした作品だ。 同書に登場する一人が、重い吃音を苦に10代で自殺を図った過去を持つ男性。奇跡的に

3歳までに吃音(きつおん)を示す子10人に1人 過去の研究よりも多い実態が明らかに
2024.06.13

3歳までに吃音(きつおん)を示す子10人に1人 過去の研究よりも多い実態が明らかに

話す時に、音を繰り返したり、引きのばしたりといった発話の障害である吃音(きつおん)は、幼児期に発症することが知られていますが、3歳までに吃音の症状が出た子どもは約10人に1人と、これまで言われてきた約20人に1人よりも多くいることがわかりました。吃音のある子どものための支援サービ