# 観測衛星

地球観測衛星「アースケア」、梅雨前線の雲内部の動きを捉えた画像…JAXAが初公開
2024.06.27

地球観測衛星「アースケア」、梅雨前線の雲内部の動きを捉えた画像…JAXAが初公開

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、欧州宇宙機関(ESA)と共同開発した地球観測衛星「アースケア」が、日本上空にある梅雨前線の雲内部の動きを捉えた観測画像を初めて公開した。 アースケアは5月29日、米カリフォルニア州の発射場から米スペースXのロケットで打ち上げられた。衛星

米新型気象衛星「GOES-U」、打ち上げへ–新装置に科学者が期待してしまう理由
2024.06.21

米新型気象衛星「GOES-U」、打ち上げへ–新装置に科学者が期待してしまう理由

6月25日に打ち上げられる気象衛星「GOES-U」には、米海軍調査研究所(United States Naval Research Laboratory:NRL)の太陽活動計(コロナグラフ)「Compact Coronagraph-1(CCOR-1)」が搭載される。 コロナグラフ

H3ロケット打ち上げ、プラネタリウムでライブビューイング 至近距離映像をパノラマで、岐阜・大垣市
2024.06.15

H3ロケット打ち上げ、プラネタリウムでライブビューイング 至近距離映像をパノラマで、岐阜・大垣市

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が予定する国産新型H3ロケット3号機の打ち上げのライブビューイングが30日、岐阜県大垣市室本町のスイトピアセンター内プラネタリウム「コスモドーム」で催される。全国5会場の一つで、県内では唯一。入場無料で、定員は先着130人。15日午前10時から申し込みを受け付

日欧共同開発の観測衛星を打ち上げ 雲と気候の関係を探査へ
2024.05.30

日欧共同開発の観測衛星を打ち上げ 雲と気候の関係を探査へ

ジョナサン・エイモス、科学担当編集委員日欧共同開発の高性能の観測衛星が29日、打ち上げられた。雲が気候にどう影響するのか測定する。低層の雲は地球を冷やすことが知られている。一方、高い高度にある雲は毛布として機能する。今回の観測衛星「アースケア」は、レー

気候予測の重要パラメーター「雲内部の鉛直速度」実測可能に–日欧のEarthCARE衛星打ち上げ成功
2024.05.29

気候予測の重要パラメーター「雲内部の鉛直速度」実測可能に–日欧のEarthCARE衛星打ち上げ成功

日本と欧州が共同開発した地球観測衛星「EarthCARE」が日本時間5月20日午前7時20分、Space Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon9」ロケットで打ち上げられた。 EarthCARE衛星は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA

気候変動予測向上へ新衛星 日本と欧州、雲やちり観測
2024.05.29

気候変動予測向上へ新衛星 日本と欧州、雲やちり観測

 【ワシントン共同】欧州宇宙機関(ESA)は28日、JAXAと開発した地球観測衛星「EarthCARE(アースケア)」を米カリフォルニア州からスペースXのファルコン9ロケットで打ち上げた。雲や大気中のちりやほこりが気温変化に与える影響を明らかにし、気候変動の予測や天気予報の精度向上に役立てるの

地球観測衛星「だいち4号」準備着々…6月30日打ち上げ予定の「H3」3号機に搭載
2024.05.26

地球観測衛星「だいち4号」準備着々…6月30日打ち上げ予定の「H3」3号機に搭載

 鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで6月30日に打ち上げ予定のロケット「H3」3号機に搭載される地球観測衛星「だいち4号」(高さ6・4メートル、重さ3トン)が25日、同センターで報道陣に公開され、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の担当者らが意気込みを語った。 現在

6月30日打ち上げのH3ロケット3号機に搭載 地球観測衛星「だいち4号」を公開 JAXA、初号機失敗の「雪辱果たしたい」
2024.05.26

6月30日打ち上げのH3ロケット3号機に搭載 地球観測衛星「だいち4号」を公開 JAXA、初号機失敗の「雪辱果たしたい」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、6月30日に新型基幹ロケット「H3」の3号機で打ち上げ予定の地球観測衛星「だいち4号」を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで報道陣に公開した。「だいち3号」はH3の1号機で打ち上げに失敗しており、H3の有田誠プロジェクトマネージャは記者会見で「雪辱

雲を見つめ、気候変動予測を精緻に 日欧衛星「はくりゅう」打ち上げへ
2024.05.24

雲を見つめ、気候変動予測を精緻に 日欧衛星「はくりゅう」打ち上げへ

 気候変動予測の精緻化を目指す日欧共同開発の観測衛星「はくりゅう(アースケア)」が、月内にも打ち上げられる。大気中の雲粒や微粒子の様子、雲の立体構造や仕組みを、搭載する4つの観測機器を連携させて解き明かす。日本はこのうち、雲の詳しい立体構造を調べるレーダーを開発した。世界初の、雲粒や雨粒の垂直

地球観測衛星「だいち4号」は防災にも、農業にも活用できる優れもの JAXA開発責任者・有川善久さん(鹿児島市出身)が講演「宇宙や衛星に関心持つ機会に」 6月30日、種子島で打ち上げへ
2024.05.24

地球観測衛星「だいち4号」は防災にも、農業にも活用できる優れもの JAXA開発責任者・有川善久さん(鹿児島市出身)が講演「宇宙や衛星に関心持つ機会に」 6月30日、種子島で打ち上げへ

 6月30日に鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから「H3」で打ち上げられる予定の地球観測衛星「だいち4号」は、鹿児島市出身で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の有川善久さん(46)が開発責任者を務めた。23日に同市で講演し「災害が多い日本には欠かせない衛星。鹿児島の人が宇宙や衛星に関心を持つ

太陽フレアを頻発してオーロラの原因となった黒点は「地球が横に30個並ぶ大きさ」──「ひので」観測に成功
2024.05.13

太陽フレアを頻発してオーロラの原因となった黒点は「地球が横に30個並ぶ大きさ」──「ひので」観測に成功