# 自然保護

ホタルが舞い幻想風景に 「宮部川ホタルウオーキング」 屋台や演奏も盛況/岡山・津山市
2024.06.10

ホタルが舞い幻想風景に 「宮部川ホタルウオーキング」 屋台や演奏も盛況/岡山・津山市

 「宮部川ホタルウオーキング」(連合町内会大井東支部主催)が8日、岡山県津山市宮部下の大井東ふれあい学習館を出発点に開かれた。この日はあいにくの雨にも関わらず、川沿いに生息するゲンジホタルが舞い、散策する人たちは幻想的な風景に見入った。 宮部上、宮部下、中北下の大井東地区で開かれ

川根本町の鳥「ヤマセミ」 生育状況一斉調査 エコパーク10周年記念
2024.06.10

川根本町の鳥「ヤマセミ」 生育状況一斉調査 エコパーク10周年記念

 川根本町の一般社団法人エコティかわねは9日、町の鳥ヤマセミの生息状況を町内16地点で一斉調査した。南アルプスのユネスコエコパーク登録10周年を記念した事業で、ヤマセミとみられる姿や鳴き声が確認されたという。 約110人が各地点から同じ時間帯に大井川の本流を双眼鏡などで一斉に確認

ゴビ砂漠に緑 福島の仲間と 荒オルギルトヤさん モンゴル出身、新地町内在住 来春にも植林「故郷守りたい」
2024.06.09

ゴビ砂漠に緑 福島の仲間と 荒オルギルトヤさん モンゴル出身、新地町内在住 来春にも植林「故郷守りたい」

 福島県新地町で暮らすモンゴル出身の主婦荒オルギルトヤさん(43)は、砂漠化を少しでも食い止めようと来年春、故郷で植林を始める。実家はゴビ砂漠の北部。ゴビ砂漠は日本を悩ます黄砂の発生源とされる。遠く離れた地の環境問題は決して福島と無縁ではない。初年度は約2500本を植え、長い期間をかけて50ヘ

「幸せ運ぶ」コウノトリのヒナ、電柱で今年も誕生…佐賀県白石町「1年通じて餌が取れ自然豊か」
2024.06.09

「幸せ運ぶ」コウノトリのヒナ、電柱で今年も誕生…佐賀県白石町「1年通じて餌が取れ自然豊か」

 国の特別天然記念物コウノトリが、今年も佐賀県白石町内の電柱上部で営巣し、ヒナがかえった。同町でのヒナの誕生は3年連続で、昨年は九州で初めての巣立ちが確認されている。個体識別用の足環も装着され、関係者は「幸せを運ぶ」とも言われるコウノトリを温かい目で見守っている。(上本虎之介) 

生活彩り心に潤い 苗や鉢販売 50回の節目、コブシ植樹 花巻・花と緑のまつり【岩手】
2024.06.09

生活彩り心に潤い 苗や鉢販売 50回の節目、コブシ植樹 花巻・花と緑のまつり【岩手】

 花巻市の「花と緑のまつり2024」が、同市松園町の市総合体育館で開かれている。50回目の節目を記念してコブシの苗木3本を植樹。サツキやバラなどの花木を観賞したり、花の苗を買い求めたりする来場者でにぎわっている。9日まで。 まつりは花と緑に親しみを持ち、自然を大切にする心を育もう

自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年祝う「復興の後押しになることを祈念」
2024.06.08

自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年祝う「復興の後押しになることを祈念」

 太平洋側の東北4県を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年を記念する式典が8日、岩手県宮古市で約120人が出席して開かれた。 同トレイルは東日本大震災からの復興につなげようと環境省が整備し、2019年6月に全線約1000キロが開通した。 式典では

富山市ファミリーパーク飼育のライチョウ 野生のオスから人工授精で産卵
2024.06.08

富山市ファミリーパーク飼育のライチョウ 野生のオスから人工授精で産卵

富山市ファミリーパークで飼育されている、国の特別天然記念物ニホンライチョウのメス4羽が、全国で初めて、野生のオスからの人工授精により産卵しました。富山市ファミリーパークは国と日本動物園水族館協会が定める計画に基づき、2015年からライチョウの繁殖技術の確立に取り組んでいます。

人は襲わない? ピラニア 実は臆病な性格 肉食と他の魚種が共生の水槽 海遊館ダイアリー
2024.06.08

人は襲わない? ピラニア 実は臆病な性格 肉食と他の魚種が共生の水槽 海遊館ダイアリー

毎年6月22日は「世界熱帯雨林の日」です。豊かな自然と水にあふれ、地球で最も多様な野生生物が暮らしている自然環境の一つである熱帯雨林が今、私たち人間の経済活動などにより急速に減少しているといわれており、その保全や回復を呼びかけるために制定されました。海遊館の「エクアドル熱帯雨林」

モリアオガエル産卵期「白い揺り籠」新たな命育む 岡山県真庭市
2024.06.08

モリアオガエル産卵期「白い揺り籠」新たな命育む 岡山県真庭市

 岡山県真庭市蒜山地域でモリアオガエルが産卵期を迎えている。1匹の雌に一回り小さな雄たちが重なり合い、木の枝や草の上に泡状の卵塊を形成する独特の生態。新しい命が高原の緑に映える“白い揺り籠”の中で、ふ化の時を待つ。 岡山県版レッドデータブックで絶滅の危険が増大している「絶滅危惧I

知床の携帯基地局問題、科学委が工事中断を要望 国は英文解釈を撤回
2024.06.08

知床の携帯基地局問題、科学委が工事中断を要望 国は英文解釈を撤回

 知床岬の携帯電話基地局問題で、知床世界自然遺産地域科学委員会(中村太士委員長)は7日の会議で、工事を中断し、オジロワシの繁殖や植生への影響を再調査するよう環境省に要望した。調査が長引けば岬地区の運用開始時期にも影響を与えそうだ。 委員が指摘したのは基地局が遺産地域に及ぼす「顕著

世界自然遺産の携帯基地局へ異議、科学委が中断と再調査を要望
2024.06.07

世界自然遺産の携帯基地局へ異議、科学委が中断と再調査を要望

 世界自然遺産・知床の知床岬で進む携帯電話基地局の整備事業について、学者で作る知床世界自然遺産地域科学委員会(中村太士委員長)は7日、希少種オジロワシなどへの影響が強く懸念されるとして、工事を中断し、動植物への影響を再調査するよう環境省に求めた。環境省は関係省庁や事業者に理解を求める。

公益性と環境保全、優先されるのは… 知床に携帯基地局必要か議論
2024.06.07

公益性と環境保全、優先されるのは… 知床に携帯基地局必要か議論

 世界自然遺産・知床(北海道斜里町、羅臼町)の携帯電話基地局整備を巡り、7日に札幌市内であった知床世界自然遺産地域科学委員会で、委員からは知床岬周辺の環境への影響から事業の規模や必要性を疑問視する声が上がった。環境省は「公益性」を事業を許可した理由に挙げる。公益性は環境保全に優先されるものなの

「もっともっと大きくなってね」 ほとんど獲れなくなったアサリの復活願い… 小学生が放流体験
2024.06.07

「もっともっと大きくなってね」 ほとんど獲れなくなったアサリの復活願い… 小学生が放流体験

小学生に海の環境について考えてもらおうと愛媛県西条市内で7日、アサリの放流体験が行われました。市内の環境ボランティア団体が実施したアサリの放流体験には、西条市立吉井小学校の3年生19人が参加しました。西条市を流れる広江川河口に集まった児童は、6隻の船に分かれて乗り、

アウトドアブランドが集結!「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024」開催【2024年6月28日・29日・30日】
2024.06.07

アウトドアブランドが集結!「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024」開催【2024年6月28日・29日・30日】

「自然に優しく、自然を楽しむ。アウトドアを通じて多様性のある生活をもっと楽しむ。」をコンセプトに、アウトドアに関連するギア、ファッション、カルチャー、モビリティ、エコロジー、食、音楽、トークショー、アクティビティーなど、様々なコンテンツが会場の幕張メッセに集結します。出展エリアに

「通じる」か「希少動物」か…「知床の携帯基地局」工事中断を要請 有識者会議・札幌市
2024.06.07

「通じる」か「希少動物」か…「知床の携帯基地局」工事中断を要請 有識者会議・札幌市

知床半島先端に整備予定の携帯電話の基地局に関する有識者会議が開かれました。天然記念物のオジロワシへの影響などについて議論され、委員会は環境省に工事の中断を要請しました。2022年に発生した観光船沈没事故をうけて国は、知床半島先端に携帯電話の基地局を整備する予定です。

うるまの森、ホタル舞う 陸自訓練場の元予定地に隣接する「青少年の家」  10月ごろまで見頃
2024.06.07

うるまの森、ホタル舞う 陸自訓練場の元予定地に隣接する「青少年の家」 10月ごろまで見頃

 【うるま】国が断念したうるま市石川の陸上自衛隊訓練場設置計画の予定地に隣接する「県立石川青少年の家」(石原昌二所長)で、繁殖期を迎えたホタルが飛び交っている。6日は日が暮れた午後7時半ごろから、黄色く点滅するクロイワボタルが川辺で乱舞。宿泊学習で訪れた同市立田場小学校の5年生らは、初めて見る

天伯峡でホタル舞い始める  2008年以降最多の昨年と同時期  【長野県高森町】
2024.06.07

天伯峡でホタル舞い始める 2008年以降最多の昨年と同時期 【長野県高森町】

 長野県高森町山吹のホタルの名所「天伯峡」で3日、ホタルの今季初飛翔が確認された。同所の環境整備に取り組む「天伯峡ほたる管理委員会」(橋都洋治会長)の役員らが1日から始めた観察で5匹を確認。昨年も3日に初飛翔を確認しており、橋都会長は「今年も例年通りの時期に出てきてくれた」と、順調な滑り出しを

佐渡市北部で初の試み-トキ17羽放鳥 地域生息域拡大に期待【新潟・佐渡市】
2024.06.04

佐渡市北部で初の試み-トキ17羽放鳥 地域生息域拡大に期待【新潟・佐渡市】

佐渡市北部の大佐渡地域で、トキが初めて放鳥されました。今回、放鳥場所に選ばれたのは、佐渡市北部・外海府にある小野見地区の棚田です。島の中心部である国仲地域などに偏るトキの生息域を広げるために、初めて島の北部で放鳥されました。3月から訓練してきたメス17羽は、住民らの

職業体験「トライやる・ウィーク」でコウノトリの飼育を体験/兵庫県
2024.06.04

職業体験「トライやる・ウィーク」でコウノトリの飼育を体験/兵庫県

兵庫県豊岡市の中学生が6月4日に職業体験「トライやる・ウィーク」でコウノトリの飼育を体験し、命の大切さを学びました。職業体験「トライやる・ウィーク」を行ったのは兵庫県豊岡市の中学生5人です。豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」では毎年、地元の中学生を受け入れていて国の

船に衝突するシャチ、復讐ではなく「ティーンエイジャーの遊び」だった、最新報告
2024.06.04

船に衝突するシャチ、復讐ではなく「ティーンエイジャーの遊び」だった、最新報告

 ヨーロッパ南西部のイベリア半島沖には、小型船を沈没させる有名なシャチたちがいる。沈没事故はつい数週間前にも起こった。2020年に始まったシャチたちのこの不可思議な行動について、遊び、人間への復讐などさまざまな理由が推測されたが、専門家たちがようやく結論に達した。 国際捕鯨委員会