自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年祝う「復興の後押しになることを祈念」

AI要約

太平洋側の東北4県を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年を記念する式典が8日、岩手県宮古市で約120人が出席して開かれた。

同トレイルは2019年6月に全線約1000キロが開通し、東日本大震災からの復興につなげるために環境省が整備した。

式典では八木哲也環境副大臣や沿線市町村の首長らが出席し、5周年を祝うセレモニーが行われた。

 太平洋側の東北4県を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年を記念する式典が8日、岩手県宮古市で約120人が出席して開かれた。

 同トレイルは東日本大震災からの復興につなげようと環境省が整備し、2019年6月に全線約1000キロが開通した。

 式典では八木哲也環境副大臣が「我が国のロングトレイルのトップランナー。復興の後押しになることを祈念する」とあいさつ。文教大の海津ゆりえ教授が開通までの経緯などについて紹介した後で、沿線市町村の首長ら約30人がつないだ手を掲げて5周年を祝った。画家で作家の瀬尾夏美さん、全線を踏破した写真家地現葉子さんらによるトークセッションも行われた。