# 美術・文化

警察署にスズムシを20年間贈り続ける理容師 緊張感和ませる秋の音色 長野
2024.09.09

警察署にスズムシを20年間贈り続ける理容師 緊張感和ませる秋の音色 長野

 長野市三輪の長野中央署のロビーにスズムシが入った飼育ケースが置かれ、秋を告げる涼しげな音色が響いている。署員や市民に癒やしを感じてもらおうと、約20年前から同市吉田の理容師片山公一さん(74)が毎年、自宅で育てて署に贈っており、今年も6日までに計約30匹を届けた。 1985(昭

囲碁の一力遼棋聖、世界戦で初優勝 新聞社経営と棋士の二刀流 日本勢19年ぶり快挙
2024.09.09

囲碁の一力遼棋聖、世界戦で初優勝 新聞社経営と棋士の二刀流 日本勢19年ぶり快挙

その瞬間、パブリックビューイング会場には、悲鳴と歓声が入り交じり、大きな拍手が沸き上がりました。 8日、日本の一力遼棋聖(27)が中国の謝科九段に挑んだ「第10回応氏杯世界選手権」の決勝五番勝負。4年に一度開催され「囲碁のオリンピック」とも呼ばれています。 連勝して

「顔かっこよ!」爽やか18歳小兵力士、振り向いた瞬間のイケメンぷりに悶絶の声 50キロ重たい相手に超豪快な投げ決める
2024.09.09

「顔かっこよ!」爽やか18歳小兵力士、振り向いた瞬間のイケメンぷりに悶絶の声 50キロ重たい相手に超豪快な投げ決める

<大相撲九月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館 爽やかな雰囲気が魅力的な18歳の小兵力士が、50キロほど重たい相手力士を豪快な投げで沈めた。「強い!」と称賛の声が寄せられたほか、豪快な投げを決めた直後の表情に「顔かっこよ!」といったコメントも届いていた。 その力士

工人・陳野原幸紀さん、こけし日本一 福島・土湯系「粂松型」を再現
2024.09.09

工人・陳野原幸紀さん、こけし日本一 福島・土湯系「粂松型」を再現

 福島市土湯温泉町の伝統こけし工人陳野原幸紀さん(76)の作品が、第69回全国こけし祭りのコンクール最高賞の文部科学大臣賞・全国こけし祭り会長賞に輝いた。県内から最高賞の受賞者が出たのは2016年以来8年ぶり。 陳野原さんは20回以上参加してきたが、最高賞を受けたのは初めて。「驚

「これは内心の問題だと思います」総裁選注目候補の小林鷹之が靖国参拝を続ける意思を明かした
2024.09.09

「これは内心の問題だと思います」総裁選注目候補の小林鷹之が靖国参拝を続ける意思を明かした

 9月12日に告示される自民党総裁選に出馬を表明した小林鷹之前経済安保相(49)が、首相に就任しても靖国神社への参拝を続ける意向を持っていることが分かった。月刊誌「 文藝春秋 」10月号の インタビュー で小林氏本人が靖国参拝への思いを語っている。 小林氏は今年8月15日の終戦記

値下げを求める「団体ツアー客」はお断り…ジリ貧の「旧大名家の料亭旅館」を復活させた立花家18代目社長の決断
2024.09.09

値下げを求める「団体ツアー客」はお断り…ジリ貧の「旧大名家の料亭旅館」を復活させた立花家18代目社長の決断

安いことは本当にいいことなのだろうか。旧柳川藩主・立花家が営む「柳川藩主立花邸 御花」(福岡県柳川市)は、かつて団体ツアー客を積極的に受け入れた。しかし、立花家18代目の立花千月香社長はコロナ禍を機に方針を転換。旅行会社の値下げ要求を断ったほか、平均宿泊料を2倍に引き上げた。なぜ立花社長は値上

17歳でこの貫禄!? TikTokで「かわいい」と評判の超若手行司、堂々“進化”の姿に脱帽の声「将来どうなるんや…」「キャラ変わったw」
2024.09.09

17歳でこの貫禄!? TikTokで「かわいい」と評判の超若手行司、堂々“進化”の姿に脱帽の声「将来どうなるんや…」「キャラ変わったw」

<大相撲九月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館 17歳の超若手行司の成長……“進化”した姿に相撲ファンが注目。堂々とした振る舞いに「17歳でこの貫禄!?」「貫禄が増している」などの声が寄せられたほか、さらに野太くなった発声を受け「キャラ変わったw」というコメントまで寄せられてい

羽生善治会長、新将棋会館に「多くの人が訪れて楽しんで」 カフェやコラボグッズの販売も
2024.09.09

羽生善治会長、新将棋会館に「多くの人が訪れて楽しんで」 カフェやコラボグッズの販売も

 日本将棋連盟の創立100周年にあたる8日、東京都渋谷区に新将棋会館が完成し、お披露目式が行われた。同連盟の羽生善治会長(53)や藤井聡太七冠(22)=竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=らが出席した。テープカットを行った紋付きはかま姿の羽生会長は「100周年を新たな節目として、良い形で

古文書解読を体験 富山・高岡市立博物館で講座
2024.09.09

古文書解読を体験 富山・高岡市立博物館で講座

 高岡市立博物館の講座「初めての古文書教室」が同館で開講し、市内外の約40人が古文書の解読に取り組んだ。 同館の仁ヶ竹亮介主幹が講師を務め、くずし字の読み方や法則について説明した。受講者は変体仮名表と照らし合わせながら、1883年の教科書「小学作法書」を読み進めた。

ライブ形式の麦屋節6年ぶり復活 15日の富山県南砺市・城端むぎや祭で有志、現代風アレンジ満喫を
2024.09.09

ライブ形式の麦屋節6年ぶり復活 15日の富山県南砺市・城端むぎや祭で有志、現代風アレンジ満喫を

 富山県南砺市城端地域中心部で15日に開かれる城端むぎや祭で、同市の民謡歌手、林道美有紀さんや城端蒔絵(まきえ)16代小原治五右衛門さんら有志でつくる「林道美有紀団」が、街角で臨機応変に唄と踊りを披露する「むぎやライブ」を6年ぶりに復活させる。祭りに出演する団体が減り、開催日が1日に短縮される

憧れ・日常の風景表現 富山県民会館で県青少年美術展開幕、6部門の入賞・入選1048点
2024.09.09

憧れ・日常の風景表現 富山県民会館で県青少年美術展開幕、6部門の入賞・入選1048点

 第49回県青少年美術展が7日、県民会館で開幕した。絵画と彫刻、工芸、デザイン、書、写真の6部門で、憧れや社会への願い、何げない日常の風景を表現した入賞・入選作1048点が並ぶ。10日まで。 中学生から25歳までの県内在住者と、県外の学校に通う県出身者が出品。応募数は前回より61

清流に揺らめくたいまつの炎 岐阜でアユの伝統漁法「火ぶり漁」
2024.09.09

清流に揺らめくたいまつの炎 岐阜でアユの伝統漁法「火ぶり漁」

 炎と音でアユを驚かせて網に追い込む伝統漁法「火ぶり漁」が8日夜、岐阜県下呂市を流れる清流・馬瀬(まぜ)川で披露された。産卵のため川を下るアユの習性を利用した漁法で、秋の風物詩として親しまれている。 河原のかがり火に照らされながら、地元の有志たちが竹ざおにつるしたたいまつを振り、

京都国立近代美術館で「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」が来夏開催へ
2024.09.09

京都国立近代美術館で「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」が来夏開催へ

 京都国立近代美術館で「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」が開催される。会期は2025年7月19日~9月15日。同展はその後、静岡市美術館への巡回も予定されている。 長いあいだ「きもの」は日本人にとって、日常的なファッションであった。制作にあたっては、トレンドを

「魔女」と疑われた者はどのような監獄生活を送っていたのか 絶望的な「魔女の塔」のリアル
2024.09.09

「魔女」と疑われた者はどのような監獄生活を送っていたのか 絶望的な「魔女の塔」のリアル

啓蒙主義と人権思想を生んだヨーロッパの「光」の歴史の裏には、拷問や処刑を通して数多の人間を血祭りにあげてきた陰惨たる「闇」の系譜がありました。そんな非人間的な権力装置の作動をリアルに見つめる『拷問と処刑の西洋史』の著者・浜本隆志氏が、中世に猛威を振るった「魔女裁判」の実際のプロセスを明らかにし

長崎くんち【銀屋町・鯱太鼓】亡き師匠の思い胸に過去最高の奉納を 町の伝統を子へつなぐ親子も《長崎》
2024.09.09

長崎くんち【銀屋町・鯱太鼓】亡き師匠の思い胸に過去最高の奉納を 町の伝統を子へつなぐ親子も《長崎》

いよいよ来月に迫った「長崎くんち」銀屋町を紹介します。亡き師匠の思いを胸に過去最高の「鯱太鼓」の奉納を目指します。7月、諏訪の踊り馬場。担ぎ手の声が響きます。10年ぶりに「鯱太鼓」の山飾が入りました。(長采 髙田 雄康さん(55))

西村知美 世界共通の手話「I LOVE YOU」がイタリアで注意された理由に榊原郁恵あ然
2024.09.09

西村知美 世界共通の手話「I LOVE YOU」がイタリアで注意された理由に榊原郁恵あ然

 タレントの西村知美(53)が8日に放送されたBSフジ「ハートフルTV『虫の知らせ』」に出演し、「I LOVE YOU」を意味する手話をイタリアで披露して注意されたことを明かした。 西村はこれまで数々の資格を取得し、現在は57もの資格を持っている。その取得資格リストの中に「手話技

57の資格を持つ西村知美 「お好み焼き検定」の試験が大人気の理由「合格とか不合格関係なしに…」
2024.09.09

57の資格を持つ西村知美 「お好み焼き検定」の試験が大人気の理由「合格とか不合格関係なしに…」

 タレントの西村知美(53)が8日に放送されたBSフジ「ハートフルTV『虫の知らせ』」に出演し、お好み焼き検定の試験が人気の理由を明かした。 西村はこれまで数々の資格を取得し、現在は57もの資格を持っている。その取得資格リストの中の「お好み焼き検定初級」について「上級と初級があっ

和田秀樹「9月9日は不吉なことが起こりやすいと言われる重陽の節句。邪気を払うには、カラフルなあの花をかざるべし」
2024.09.09

和田秀樹「9月9日は不吉なことが起こりやすいと言われる重陽の節句。邪気を払うには、カラフルなあの花をかざるべし」

「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用

批判は「本当に腹立たしかった」 パリ五輪を騒がせた“0点パフォ” 誹謗中傷も受けた豪ブレイキン選手が胸中激白
2024.09.09

批判は「本当に腹立たしかった」 パリ五輪を騒がせた“0点パフォ” 誹謗中傷も受けた豪ブレイキン選手が胸中激白

 良くも悪くもパリ五輪のハイライトとなるパフォーマンスだった。 今夏にパリで100年ぶりに開催された夏季五輪。さまざまなアスリートの奮闘がクローズアップされた中で、女子ブレイキンに出場したオーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサー名:Raygun)が披露したダンス世界的に波紋

【元大関・琴風の目】貴景勝は力なく土俵割った姿が現在地…首痛で稽古不足、体戻らず涙が出るほど悔しがっているだろう
2024.09.09

【元大関・琴風の目】貴景勝は力なく土俵割った姿が現在地…首痛で稽古不足、体戻らず涙が出るほど悔しがっているだろう

◆大相撲 ▽秋場所初日(8日、東京・両国国技館) 元大関同士の対戦という過去の事実を引っ張り出しても意味がない。正直、初日の相手が御嶽海と聞いて貴景勝に分があると思った。だが、完敗だった。力なく土俵を割った姿が現在地。立ち合いの形は変わっていない。顎を引いて上体を丸くして頭から強