# 細胞

何度もサケ産み出せるニジマス 養殖効率化など期待 東京海洋大
2024.05.25

何度もサケ産み出せるニジマス 養殖効率化など期待 東京海洋大

 キングサーモンやベニザケなど太平洋のサケ類の多くは産卵後に死んでしまうが、東京海洋大の吉崎悟朗教授らの研究チームは、キングサーモンの卵や精子のもととなる生殖幹細胞を、産卵後も死なないニジマスに移植する方法で、キングサーモンの卵を毎年産ませることに成功した。サケ類の養殖効率化につながると期待さ

ニジマスから「キングサーモン」の生産に成功 養殖の効率化に期待
2024.05.25

ニジマスから「キングサーモン」の生産に成功 養殖の効率化に期待

「キングサーモン」は一度産卵したら死んでしまいますが、何度も産卵できるニジマスを使ってキングサーモンを作ることに東京海洋大学の研究グループが成功しました。 アメリカ西海岸で絶滅の危機に瀕しているキングサーモンの養殖の効率化とともに、種を守っていくことにも重要だとしています。

キングサーモンの卵を産むニジマスの開発に成功 絶滅危惧の個体の保護へも期待 東京海洋大学の教授らの研究グループ
2024.05.25

キングサーモンの卵を産むニジマスの開発に成功 絶滅危惧の個体の保護へも期待 東京海洋大学の教授らの研究グループ

寿司や刺し身で人気のキングサーモンを同じサケ類のニジマスから生み出すことに成功したと、東京海洋大学の教授らの研究グループが発表しました。キングサーモンを安定的に生み出せることが期待されます。脂分が多く、寿司や刺し身などとしても人気が高いキングサーモン。しかし、キングサーモンは一生

1度しか産卵できない高級食材キングサーモンの卵を何度も産むニジマスを開発!希少なサケ類保存に一助 東京海洋大学
2024.05.25

1度しか産卵できない高級食材キングサーモンの卵を何度も産むニジマスを開発!希少なサケ類保存に一助 東京海洋大学

高級食材であるキングサーモンは一度産卵すると死んでしまうが、そのキングサーモンの卵を何度も産むことができるニジマスを作り出すことに成功したと、東京海洋大学が発表した。地球温暖化で絶滅が危惧される希少なサケ類を保存していく観点でも期待される。キングサーモンやベニザケは、一度産卵をす

キングサーモンのイクラ、細胞移植ニジマスが何度も産卵 東京海洋大
2024.05.25

キングサーモンのイクラ、細胞移植ニジマスが何度も産卵 東京海洋大

 生涯で1度だけ産卵して死んでしまうキングサーモン(和名マスノスケ)の細胞をニジマスに移植することで、キングサーモンの卵(イクラ)をニジマスに繰り返し産ませることに東京海洋大の研究チームが成功した。高級なサケ類の養殖に役立つほか、気候変動の影響で減るサケの遺伝資源の保存にもつながるという。

「心筋シート」承認申請へ 阪大開発、ベンチャー企業
2024.05.24

「心筋シート」承認申請へ 阪大開発、ベンチャー企業

 大阪大の澤芳樹特任教授らのチームが開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」について、澤氏が最高技術責任者を務めるベンチャー企業クオリプス(東京)が秋ごろをめどに、厚生労働省に製造販売承認を申請する方向で検討していることが24日、関係者への取材で分かった。iPS細胞由来の

インフル薬リレンザで神経再生? 脳梗塞マウス実験、名古屋市立大
2024.05.24

インフル薬リレンザで神経再生? 脳梗塞マウス実験、名古屋市立大

 抗インフルエンザ薬のリレンザを投与すると、脳梗塞で傷害を受けた脳内で新たな神経細胞の移動が促され、再生して機能が回復することをマウスの実験で確認したと、名古屋市立大の沢本和延教授らのチームが24日付の科学誌に発表した。 ヒトの成人では基本的に新たな神経細胞が生まれず、新治療法の

1億年生き続ける微生物の存在から、生と死が「1か、0か」ではないと考える理由
2024.05.24

1億年生き続ける微生物の存在から、生と死が「1か、0か」ではないと考える理由

 1億年前の堆積層から採取されたコア(地質試料)から微生物が見つかった。この微生物を発見したのが、JAMSTEC高知コア研究所 物質科学研究グループの諸野祐樹上席研究員です。この掘削調査は南太平洋の中央部にある「南太平洋環流域」とよばれる地点で行われました。 恐竜の繁栄する時代か

ヒトiPS細胞から卵子と精子のもとを大量作製 京大、生殖医療研究進めるも倫理上の議論必要
2024.05.22

ヒトiPS細胞から卵子と精子のもとを大量作製 京大、生殖医療研究進めるも倫理上の議論必要

 命の誕生をめぐる研究が基礎研究から生殖医療研究に向けさらに踏み出した。ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用して卵子と精子のもとになる生殖細胞を大量に作製することに成功したと、京都大学の研究グループが20日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表した。培養当初の細胞数を100億倍以上も増や

iPSで卵子・精子つくる研究、8割の人が「期待」 内閣府意識調査
2024.05.21

iPSで卵子・精子つくる研究、8割の人が「期待」 内閣府意識調査

 iPS細胞などの幹細胞から、受精卵に似た細胞のかたまりや卵子、精子をつくる研究に対し、一般の人の8割近くが期待をしていることが内閣府の意識調査でわかった。その一方で、過半数の人が、研究に関して国がある程度厳しく規制することが望ましいという意見だった。 皮膚や血液などの細胞からつ

iPS細胞から「卵子・精子のもと」大量作製に成功 不妊治療や遺伝性疾患の原因解明に期待【京都大学】
2024.05.21

iPS細胞から「卵子・精子のもと」大量作製に成功 不妊治療や遺伝性疾患の原因解明に期待【京都大学】

京都大学の研究グループは、ヒトのiPS細胞から、精子や卵子の元となる細胞を、大量に作製することに成功しました。ヒトの生殖細胞は、「始原生殖細胞」から卵子と精子に分化しますが、今回、京大の研究グループは、ヒトiPS細胞から作った「始原生殖細胞」に対し、骨などの形成にかかわるたんぱく

ヒト「iPS細胞」から精子と卵子の元となる細胞の大量作成に成功 京大の研究グループ
2024.05.21

ヒト「iPS細胞」から精子と卵子の元となる細胞の大量作成に成功 京大の研究グループ

京都大学の研究グループは、ヒトiPS細胞から精子や卵子の元となる細胞を大量に作成することに成功しました。ヒトの生殖細胞は全ての生殖細胞の源になる「始原生殖細胞」から卵子と精子に分化します。これまで、京都大学の斎藤通紀教授らの研究グループは、ヒトiPS「細胞」を元にマ

卵子と精子のもと大量作製 京大、iPS細胞使い
2024.05.21

卵子と精子のもと大量作製 京大、iPS細胞使い

 京都大の斎藤通紀教授らの研究チームが、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用し、卵子と精子のもとになる細胞を大量に作製することに成功したと、20日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。培養当初の細胞数の100億倍以上も大量に作ることができ、生殖医療につながる研究が飛躍的に進めやすくなると

iPSで精子や卵子のもと大量培養 不妊症治療に期待 京都大
2024.05.21

iPSで精子や卵子のもと大量培養 不妊症治療に期待 京都大

 ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、精子や卵子のもとになる細胞を大量に培養する方法を開発したと、京都大の研究グループが20日、発表した。不妊症の解明や治療法開発への応用が期待されるという。論文は20日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。 研究グループは既に、ヒトのiP

ヒトiPS細胞から精子卵子の元を大量作製する手法開発 京都大、4カ月で100億倍超に
2024.05.21

ヒトiPS細胞から精子卵子の元を大量作製する手法開発 京都大、4カ月で100億倍超に

 京都大の研究グループが、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、精子と卵子の元になる「前精原細胞」と「卵原細胞」をそれぞれ大量に作製する手法を開発したと発表した。不妊症の原因や生殖細胞ができる過程を解明する研究を前進させる成果という。英科学誌ネイチャーに21日、オンライン掲載される。

不妊の原因解明につながる成果…iPS細胞で前精原細胞や卵原細胞の大量作成技術を確立
2024.05.21

不妊の原因解明につながる成果…iPS細胞で前精原細胞や卵原細胞の大量作成技術を確立

 胎児の体の中で出現して次の世代へとつながる生殖細胞を、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から大量に作り出す技術を確立したと、京都大のチームが発表した。精子や卵子ができる仕組みの理解や不妊の原因の解明につながる成果で、論文が20日の科学誌ネイチャーに掲載される。 人の生殖細胞は、

iPS細胞から精子と卵子のもとを大量作製 不妊の解明も 京大研究
2024.05.21

iPS細胞から精子と卵子のもとを大量作製 不妊の解明も 京大研究

 ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、精子や卵子のもととなる細胞を大量に作る方法を開発したと、京都大の研究チームが発表した。チームの斎藤通紀(みちのり)・京大高等研究院教授(細胞生物学)は「簡単に増やせる培養法を確立できた。生殖細胞の形成過程や、不妊が起きるメカニズムなどの解明に応用でき

卵子や精子の手前の細胞、iPSから大量につくる方法開発 京都大
2024.05.21

卵子や精子の手前の細胞、iPSから大量につくる方法開発 京都大

 ヒトiPS細胞から精子や卵子になる手前の細胞を大量につくる方法を、京都大の斎藤通紀教授(細胞生物学)らの研究グループが開発した。細胞数を100億倍以上に安定して増やせるため、試験管内で精子や卵子をつくる取り組みが加速しそうだ。将来的に研究がさらに進めば、皮膚や血液など体の一部から精子や卵子を

私の料理が今、細胞を育んでいる…料理得意なJKと退廃的美少年の物語
2024.05.20

私の料理が今、細胞を育んでいる…料理得意なJKと退廃的美少年の物語

浅葉さつき「琥春くんの細胞を」1巻が、本日5月20日に発売された。料理が取り柄の女子高生と、退廃的な美少年との食事を通した関係性描く物語だ。主人公は料理が得意な女子高生・都羽(とわ)。マンションの隣に住む美少年の同級生・琥春に恋する彼女は、ひょんなことから彼に食事をごちそうするこ

生命の初期段階の細胞分裂をコマ送り動画で可視化 沖縄科技大
2024.05.20

生命の初期段階の細胞分裂をコマ送り動画で可視化 沖縄科技大

 脊椎動物の生命の初期段階である胚細胞で起こる細胞分裂を、メダカの受精卵を一定間隔で写真撮影しコマ送り動画にした「タイムラプス」で観察することに、沖縄科学技術大学院大学の清光智美准教授(細胞生物学)らのグループが成功した。これまで難しかった生きたまま胚形成中の細胞を追跡できる手法を確立。細胞分