# 祈願

手を合わせ心身清める 富山県上市町の大岩山日石寺で滝開き
2024.06.10

手を合わせ心身清める 富山県上市町の大岩山日石寺で滝開き

 富山県上市町大岩の古刹(こさつ)、大岩山日石寺の滝開きが9日、同寺であり、県内外の多くの参拝客が滝に打たれて心身を清めた。 白装束姿の参加者は、高さ約5・5メートルから流れ落ちる六本滝の下で手を合わせながら水に打たれた。富山市の会社員の女性(49)は「想像していたより滝の勢いが

八ケ岳、登山シーズン幕開け 「安全に楽しんで」 アルプホルン響かせ開山祭
2024.06.09

八ケ岳、登山シーズン幕開け 「安全に楽しんで」 アルプホルン響かせ開山祭

 長野県の小海町観光協会は8日、八ケ岳の開山祭を同町の旅館「稲子湯旅館」で開いた。小海町アルプホルンクラブによる演奏で始まり、行政関係者や登山者ら約80人が今シーズンの登山の安全を祈願した。 開山祭は毎年、町内4カ所の山小屋や旅館を順番に会場として行う。同旅館は標高1520メート

大行燈激突 津沢の勢い能登に届け 津沢夜高あんどん祭開幕
2024.06.08

大行燈激突 津沢の勢い能登に届け 津沢夜高あんどん祭開幕

 小矢部市無形民俗文化財の津沢夜高あんどん祭(まつり)は7日、同市津沢地区で始まり、高さ約6・5メートルの大行燈が激しく衝突を繰り返す「ぶつかり合い」が行われた。大勢の住民や見物客が迫力満点の姿に見入り、能登半島地震からの復興にも祈りを込めた。 きらびやかに輝く大中小計21基の行

18年ぶりボンボコ祭25年4月に、射水・西宮神社不漁の「魔」払う奇祭
2024.06.08

18年ぶりボンボコ祭25年4月に、射水・西宮神社不漁の「魔」払う奇祭

  ●復興願い漁師舞う 射水市本町の西宮神社で、不漁や海難事故に見舞われた翌年に不定期に行われてきた奇祭「ボンボコ祭(まつり)」が来年4月、18年ぶりに営まれることになった。今年は能登半島地震が発生し、富山県内でベニズワイガニやシロエビなどの不漁が続いているため、神社関係者らが実

未明の市街地に響く伝統のハーレー鉦(がね) 梅雨明けを呼ぶ鉦とも 糸満ハーレーまで1週間
2024.06.08

未明の市街地に響く伝統のハーレー鉦(がね) 梅雨明けを呼ぶ鉦とも 糸満ハーレーまで1週間

伝統行事の糸満ハーレーを1週間後に控え、糸満市の拝所(はいしょ)、山巓毛(サンティンモー)では、「ハーレー鉦」が厳かに鳴り響きました。▽糸満ハーレー実行委員会・東恩納博委員長「さらなる発展を祈願し、これよりハーレー鉦を打ち鳴らします」「カーンカーン」3

「梅の日」本場・紀州の熊野本宮大社で梅漬け神事
2024.06.07

「梅の日」本場・紀州の熊野本宮大社で梅漬け神事

「梅の日」の6日、和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社で、梅産地の発展を祈る「梅漬け神事」が営まれ、関係者が祈りを捧げました。式典は、田辺市やみなべ町など梅産地の自治体や生産者などでつくる「紀州梅の会」が主催していて、熊野本宮大社の神前に置かれた樽に、参列者が収穫されたば

熊野本宮大社で梅漬け儀式 カメムシ発生で不作に、和歌山
2024.06.06

熊野本宮大社で梅漬け儀式 カメムシ発生で不作に、和歌山

 「梅の日」の6日、梅の名産地として知られる和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で産地の発展を祈る式典が開かれた。神前に置いたたるに参列者らが収穫したばかりの南高梅を入れ、九鬼家隆宮司が塩を振ってお神酒を注ぐ「梅漬けの儀」を行った。 紀州田辺梅干協同組合の前田雅雄理事長(66)

幼稚園でプール開き でも…気温と水温上がらずプールには入れず 代わりに園庭でかけっこや砂遊び
2024.06.06

幼稚園でプール開き でも…気温と水温上がらずプールには入れず 代わりに園庭でかけっこや砂遊び

千曲市の幼稚園でプール開きが行われました。千曲市のさゆり幼稚園で6日に行われたプール開き。未満児から年長の園児までおよそ180人がプールの周りに集まりました。安全に今年の水遊びができるよう、園長先生がプールに塩を入れて安全を祈願し、子どもたちは、プール

穴の中で砂まみれ、児童ら元気に取っ組み合い 伝統行事「おろごめ」で健やかな成長願う 垂水・柊原地区
2024.06.05

穴の中で砂まみれ、児童ら元気に取っ組み合い 伝統行事「おろごめ」で健やかな成長願う 垂水・柊原地区

 鹿児島県垂水市柊原の海岸で2日早朝、子どもの健やかな成長を願う伝統行事「おろごめ」があった。小学生31人が、砂浜に掘った穴の中で砂まみれになりながら元気よく取っ組み合いを繰り広げた。 400年以上続くとされ、藩政時代に武士が野生の子馬を「おろ」と呼ばれる囲いに追い込んだ行事に由

夏山シーズンを前に 御嶽山登山者の安全祈願祭 岐阜県下呂市
2024.06.03

夏山シーズンを前に 御嶽山登山者の安全祈願祭 岐阜県下呂市

  10年前、噴火により63人が犠牲になった御嶽山で3日、本格的な夏山シーズンを前に登山者の安全を祈る祈願祭が行われました。  安全祈願祭は、御嶽山のふもとの下呂市小坂町にある御嶽濁河高地トレーニングセンターで行われ、山内登市長ら約20人が参列しました。  初めに闘

ホークスのスローガン「VIVA」にちなむ飾り山笠 十番山笠・福岡ドームの設置を前に神事 表題は「美破鷹之誉」
2024.06.03

ホークスのスローガン「VIVA」にちなむ飾り山笠 十番山笠・福岡ドームの設置を前に神事 表題は「美破鷹之誉」

博多祇園山笠の「飾り山笠(かざりやま)」は、高さ10数メートルに達します。6月1日から準備が始まった山笠は、飾り山の設置に向けて安全を祈願する「小屋入り」の神事が行われました。■「元気のある山笠を」3日午前、福岡市中央区の商業施設「マークイズ福岡ももち」で行われた十

素足で炭火の上歩き無病息災願う 富山県射水市・金胎寺で火渡り大祭
2024.06.03

素足で炭火の上歩き無病息災願う 富山県射水市・金胎寺で火渡り大祭

 射水市戸破(小杉)の真言宗金胎寺(こんたいじ)で2日、火渡り大祭「柴燈大護摩(さいとうおおごま)祈願法要」が営まれた。行者や参拝者らが素足で炭火の上を歩いて汚れを払い、無病息災や災害復興を願った。 境内にヒバの木を組み合わせた護摩壇を設置。火を付け、願い事を記した護摩木を投げ込

神事で地震復興願う 富山・日枝神社 山王まつり最終日
2024.06.03

神事で地震復興願う 富山・日枝神社 山王まつり最終日

 日枝神社(富山市山王町)の春季例大祭「山王まつり」は2日、最終日を迎え、春季例大祭式が営まれた。氏子や県内神社の宮司ら約80人が出席し、五穀豊穣(ほうじょう)や能登半島地震の被災地の早期復興を祈願した。 日枝神社の平尾旨明宮司が地震から復興し、豊かなふるさとになることを願う祝詞

鳥取・大山が山開き 霧に包まれた幻想的なブナ林がお出迎え
2024.06.02

鳥取・大山が山開き 霧に包まれた幻想的なブナ林がお出迎え

 中国地方最高峰の大山(鳥取県大山町、標高1729メートル)で2日、夏山シーズンの訪れを告げる山開き神事の「山頂祭」があった。 県内外から集まった登山愛好家や家族連れらが、雨の中、早朝から山頂付近の弥山(みせん)(1709メートル)をめざして次々と出発。霧に包まれ幻想的なブナ林を

山の安全祈る神炎の帯 鳥取・大山で夏山開き前夜祭「たいまつ行列」
2024.06.01

山の安全祈る神炎の帯 鳥取・大山で夏山開き前夜祭「たいまつ行列」

 中国地方の最高峰・大山(鳥取県大山町、標高1729メートル)で1日夜、夏山開きの前夜祭があった。恒例の「たいまつ行列」に多くの人が参加し、杉木立の中の石畳に炎の帯が揺れた。 午後7時前、中腹の下山神社で、登山用具のロープやピッケルなどをおはらいして登山者の安全を祈願する神事が行

楽しい夏が始まる 全国唯一の「昼の鵜飼」 木曽川鵜飼が開幕
2024.06.01

楽しい夏が始まる 全国唯一の「昼の鵜飼」 木曽川鵜飼が開幕

  国宝犬山城を望む岐阜県各務原市と愛知県犬山市境の木曽川で1日、木曽川鵜飼が開幕し、関係者が伝統の漁を堪能しました。  木曽川鵜飼は、鵜匠や鵜の姿をはっきりとみることができる全国で唯一の「昼の鵜飼」として人気を集めています。  開幕日のきょうは神事が執り行われ、各

栂池自然園が営業開始 ミズバショウ見頃に【長野】
2024.06.01

栂池自然園が営業開始 ミズバショウ見頃に【長野】

小谷村の栂池自然園で今シーズンの営業が始まりました。見頃を迎えたミズバショウが訪れた人を出迎えています。標高およそ1900メートルにある栂池自然園。村の関係者などが集まって神事を執り行い、今シーズンの安全を誓いました。顔を出しているのはお

「小さい頃からくんちに出るのが夢だったのですごくワクワク」長崎くんち 稽古始めとなる「小屋入り」長崎市・諏訪神社
2024.06.01

「小さい頃からくんちに出るのが夢だったのですごくワクワク」長崎くんち 稽古始めとなる「小屋入り」長崎市・諏訪神社

長崎くんちの稽古始めとなる「小屋入り」の1日、7つの踊町は清祓を受け、稽古での無事とくんちの成功を祈願しました。今年の長崎くんちでは興善町が「本踊(石橋)」、八幡町が「弓矢八幡祝い船」、万才町が「本踊」、西濵町が「龍船」、麹屋町が「川船」、銀屋町が「鯱太鼓」、五嶋町が「龍踊」をそ

博多祇園山笠の神事「棒洗い」始まる 期間中の無事故を祈願
2024.06.01

博多祇園山笠の神事「棒洗い」始まる 期間中の無事故を祈願

 福岡・博多の夏を彩る伝統行事「博多祇園山笠」(7月1~15日)の舁(か)き棒を洗い清める神事「棒洗い」が1日、福岡市博多区の櫛田神社浜宮で始まった。この日から、そろいの法被を着ることが認められ、クライマックスとなる7月15日の「追い山笠(やま)」に向け、祭りの準備が本格化していく。<

北アルプス「白馬連峰」が待望の山開き!  250人の登山客が「大雪渓」トレッキング
2024.06.01

北アルプス「白馬連峰」が待望の山開き! 250人の登山客が「大雪渓」トレッキング

 5月25日(土)、北アルプス 白馬連峰の山開きを告げる「第58回貞逸祭・白馬連峰開山祭」が白馬村の猿倉駐車場(白馬岳登山口)で開催された。貞逸祭とは、白馬岳山頂に現在の「白馬山荘」を建てた松沢貞逸 (ていいつ)の功績を記念して、山の安全祈願とともに行なわれるもの。祭事とともに、白馬山案内人組