# 石油

米テキサスの石油・ガス会社が操業再開、ハリケーン一過で
2024.07.10

米テキサスの石油・ガス会社が操業再開、ハリケーン一過で

Arathy Somasekhar[ヒューストン 9日 ロイター] - 米南部テキサス州に猛烈な暴風雨をもたらしたハリケーン「ベリル」の通過後、同州の石油・ガス各社は9日に一部の操業を再開した。ただ、被害を受けた施設があるほか、電力も全面復旧していない。ベリ

来年の石油市場は需要が供給を上回る、米EIAが見通し修正
2024.07.10

来年の石油市場は需要が供給を上回る、米EIAが見通し修正

Shariq Khan[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は9日発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、来年の全世界の石油市場は需要が供給を上回ると予想した。供給がだぶつくとしていた従来の見通しを修正した。石油輸

世界最大のLNG貯蔵タンク群が中国で完成
2024.07.10

世界最大のLNG貯蔵タンク群が中国で完成

【東方新報】世界最大の液化天然ガス(LNG)貯蔵タンク群が中国の江蘇省(Jiangsu)で完成したと、運営者である中国海洋石油集団(CNOOC)が発表した。 このプロジェクトは江蘇省塩城市(Yancheng)に位置し、総貯蔵容量は250万立方メートルで、国内生産率は98.3パーセ

露印首脳が会談、エネや農業、ハイテクで協力推進の共同文書 モディ氏「子供の死、心痛む」
2024.07.09

露印首脳が会談、エネや農業、ハイテクで協力推進の共同文書 モディ氏「子供の死、心痛む」

ロシアのプーチン大統領は9日、モスクワでインドのモディ首相と会談した。両首脳は経済協力を進める方向で一致したほか、ロシアの侵略が続くウクライナ情勢も協議した。ロシアは、露印や中国など主要新興国や非欧米諸国でつくる「BRICS」、「上海協力機構」(SCO)といった枠組みを通じて対立する欧米に対抗

「ベリル」がテキサス州に猛烈な風と豪雨、少なくとも3人死亡
2024.07.09

「ベリル」がテキサス州に猛烈な風と豪雨、少なくとも3人死亡

[8日 ロイター] - 熱帯性低気圧「ベリル」は8日、米テキサス州南東部に猛烈な風と豪雨をもたらし、少なくとも3人が死亡した。主要道路は冠水し、港は閉鎖され、1300便以上の航空便が欠航となったほか、270万以上の世帯・企業が停電に見舞われた。米国立ハリケーンセンター(N

エクソン、第2四半期利益見通しは市場予想に届かず 精製マージン低下
2024.07.09

エクソン、第2四半期利益見通しは市場予想に届かず 精製マージン低下

Sabrina Valle Tanay Dhumal[ヒューストン 8日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルが8日発表した第2・四半期の利益見通しは約83億ドルで、市場予想を17%下回った。主力の石油・ガス生産による利益は前年同期の46億ドルから62

デボン・エナジー、ウィリストン盆地の石油資産を買収-50億ドル
2024.07.08

デボン・エナジー、ウィリストン盆地の石油資産を買収-50億ドル

(ブルームバーグ): 米独立系エネルギー会社デボン・エナジーは、シェール生産会社グレーソン・ミル・エナジーのウィリストン盆地事業を50億ドル(約8040億円)で取得することで合意した。8日の発表によると、デボンはノースダコタとモンタナ両州のバッケン地域にある資産に現金32億500

米石油・ガス掘削リグ稼働数、7週間ぶり増加=ベーカー・ヒューズ
2024.07.07

米石油・ガス掘削リグ稼働数、7週間ぶり増加=ベーカー・ヒューズ

[5日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズBKR.Oの週間データ(7月5日までの週)によると、国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週比4基増の585基と、7週間ぶりに増加した。前年同期比では95基(14%)減少だった。石油リグ数は47

北海道の蒸気噴出、補償対象2人 観光業や農業などの地元業者も
2024.07.05

北海道の蒸気噴出、補償対象2人 観光業や農業などの地元業者も

 北海道蘭越町で昨年6月、地熱資源調査の掘削作業中に蒸気が噴出し、周辺で採取した水から高濃度のヒ素が検出された問題で、調査主体の三井石油開発(東京)は5日、発生から1年が経過したのに合わせてニセコ町で記者会見を開いた。当時体調不良を訴えた住民19人のうち、補償対象となるのは因果関係が認められた

シェル、最大3200億円の減損見込む-バイオ燃料プラント遅れなど響く
2024.07.05

シェル、最大3200億円の減損見込む-バイオ燃料プラント遅れなど響く

(ブルームバーグ): 英石油大手シェルは5日、オランダで建設中のバイオ燃料プラントの遅れやシンガポールの化学施設に関連し、4-6月(第2四半期)決算で最大20億ドル(約3200億円)の減損を見込んでいると発表した。シェルは今週、ロッテルダムでバイオ燃料プラントの建設を一時停止し、

蘭越蒸気噴出1年 現状を説明 三井石油開発 
2024.07.05

蘭越蒸気噴出1年 現状を説明 三井石油開発 

後志の蘭越町で突如蒸気が噴出してからおよそ1年が経過し、5日、メディア向けに現状についての説明会が開かれました。 去年6月29日、地熱調査の掘削現場から蒸気が噴出し、高濃度のヒ素を含む水が敷地外に流出しました。その後、噴出を抑え、井戸の埋め戻しを終えたのはおよそ2カ月後でした。<

エネルギー業界のメタン削減取り組みに試練、度重なる警告で浮き彫り
2024.07.05

エネルギー業界のメタン削減取り組みに試練、度重なる警告で浮き彫り

(ブルームバーグ): タイ湾にある天然ガスの海上プラットフォームは、10年余り前に初めて検知されたメタンガスの排出に関して、国連の監視当局から今年新たに警告を受けた。世界の石油・ガス会社が国際的な枠組みで合意した温室効果ガス削減は、その道のりの険しさがあらためて浮き彫りになっている。<

「債務超過」の韓国石油公社が挑む東海探査、賭博か復活の信号弾か
2024.07.05

「債務超過」の韓国石油公社が挑む東海探査、賭博か復活の信号弾か

 韓国石油公社は負債が資産より多い。「完全債務超過」に陥って4年目だ。朴槿恵(パク・クネ) 政府当時、費用削減などぜい肉を落としたが、財務状況は日増しに悪化した。一般の民間企業ならば早々に「存続不可」の判断を受けたはずだ。大規模な資本が必要な東海深海ガス・石油ボーリング作業の信号弾を打ち上げた

三井化学が成長戦略見直し、確立うかがう「第4の柱」
2024.07.04

三井化学が成長戦略見直し、確立うかがう「第4の柱」

三井化学は2030年度に向けた成長戦略を見直す。カギを握るのが、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業と、石油化学関連を担うベーシック&グリーン・マテリアルズ(BGM)事業だ。ライフ&ヘルスケアは、オーラルケアの収益力強化などで再び成長軌道に乗せる。BGMは再編などで、まずコア営業利益300億

サハリン2、石油生産も休止 保守作業で7月半ばまで=関係者
2024.07.04

サハリン2、石油生産も休止 保守作業で7月半ばまで=関係者

[モスクワ/東京 3日 ロイター] - ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」は定期的な保守作業のため、6月から石油生産を停止している。関係者2人が3日までに明らかにした。保守作業は6月末に始まり、7月半ばごろまで続く見通しという。サハリン2では年

約2年間で約1258万リットル製造か 奈良県など 不正軽油製造の疑いで業者など告発
2024.07.04

約2年間で約1258万リットル製造か 奈良県など 不正軽油製造の疑いで業者など告発

 軽油と灯油を混ぜて不正軽油を製造したとして奈良県や兵庫県などは3日、神戸市の石油製品販売業「富士産業」とその代表取締役らを地方税法違反の疑いで神戸地検に告発しました。 奈良県によりますとこの業者などは2021年8月から2023年7月までの間に奈良県など5府県で知事の承認を受ける

アラムコとアブダビ国営石油、ガス生産サントスの買収検討中-関係者
2024.07.04

アラムコとアブダビ国営石油、ガス生産サントスの買収検討中-関係者

(ブルームバーグ): サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油(ADNOC)は海外でのガス投資拡大を目指し、オーストラリアのサントスに対する買収提案の可能性を別々に検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。アラムコとAD

韓国産業通商資源部長官「7~8月に東海油田ロードショー」…エクソンモービルなど参加の意向
2024.07.04

韓国産業通商資源部長官「7~8月に東海油田ロードショー」…エクソンモービルなど参加の意向

東海深海油田・ガス田開発プロジェクトと関連し、世界最大の石油・ガス企業のエクソンモービルなど複数の海外企業が韓国政府の投資説明会(ロードショー)に参加する意向を示したことが確認された。韓国産業通商資源部の安徳根(アン・ドックン)長官は2日、中央日報とのインタビューで、「7~8月中

5分でわかる「2024年版 エネルギー白書」、日・米・英・独の「GX戦略」最新動向とは
2024.07.04

5分でわかる「2024年版 エネルギー白書」、日・米・英・独の「GX戦略」最新動向とは

 資源エネルギー庁は2024年6月、エネルギー政策基本法に基づく年次報告である「2024年版エネルギー白書」を公開しました。本白書の発行は今年で21回目となります。本稿では250ページ超に及ぶ「2024年版エネルギー白書」の中から、「第1部 エネルギーをめぐる状況と主な対策」の、「第2章 カー

都道府県別で13週連続ガソリン最安値の岩手 唯一170円/ℓ下回るも2週連続値上がりの169.6円
2024.07.03

都道府県別で13週連続ガソリン最安値の岩手 唯一170円/ℓ下回るも2週連続値上がりの169.6円

7月1日時点の岩手県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり169.6円で、前の週より値上がりしました。石油情報センターによりますと、今月1日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は169.6円で先週と比べて1.1円値上がりしました。値上げは2週連続で、全国平