# 現代美術

「塩田千春 つながる私(アイ)」が大阪中之島美術館で開催。6点のインスタレーションを発表
2024.06.09

「塩田千春 つながる私(アイ)」が大阪中之島美術館で開催。6点のインスタレーションを発表

 現在ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田千春。その大規模個展「塩田千春 つながる私(アイ)」が、大阪中之島美術館で開催される。会期は9月14日~12月1日。 塩田は1972年大阪生まれ。2019年に森美術館で開催された個展「塩田千春展:魂がふるえる」では約66

“この世界とだいぶ馴染んだ”チェルフィッチュ×金氏徹平「消しゴム山」スタート
2024.06.08

“この世界とだいぶ馴染んだ”チェルフィッチュ×金氏徹平「消しゴム山」スタート

「チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演(2024)」が、昨日6月7日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。「消しゴム山」は、岡田利規率いるチェルフィッチュと美術家の金氏徹平が取り組んできた「消しゴム」シリーズの1作品として、2019年に京都で世界初演された作品。

「サンリオ展」3万人突破 熊本市現代美術館 30日まで
2024.06.07

「サンリオ展」3万人突破 熊本市現代美術館 30日まで

 熊本市現代美術館(中央区)で開かれている「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」の入場者数が5日、3万人を突破した。同美術館などの主催。 3万人目は、大津町の会社員の男性(47)と妻(35)、長女(2)の家族。長女はシナモロールのリュックサックなどお気に入りのサンリオグッ

天皇ご一家の愛猫「セブン」「みー」を公開 宮内庁
2024.06.07

天皇ご一家の愛猫「セブン」「みー」を公開 宮内庁

 春の園遊会で、皇后さまが現代美術家の横尾忠則さんにお見せになった飼いネコの写真を宮内庁が公開しました。 天皇皇后両陛下の主催で、4月に赤坂御苑で開催された春の園遊会で、現代美術家の横尾忠則さんにお声がけされた皇后さまは、横尾さんからネコの本をもらったことから、ご一家で飼っている

書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
2024.06.07

書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』

「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ 業界の話題をさらった『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013)の刊行より早10年。クリスチャン・ラッセンとその周縁の文化現象を論じた評伝が「ラッセン本2」として上梓された。10年というのは受容の地平が変動するに十分

【夏休み2024】都立美術館で夕涼み「サマーナイトミュージアム」7-8月
2024.06.05

【夏休み2024】都立美術館で夕涼み「サマーナイトミュージアム」7-8月

 都立の文化施設は2024年7月18日~8月30日までの期間中、「サマーナイトミュージアム2024」を開催する。東京都美術館や東京都庭園美術館、東京都渋谷公園通りギャラリーなど5施設で、毎週金曜日の夜は観覧料割引などの特典を用意する。 サマーナイトミュージアムは、開園時間を延長し

「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
2024.06.05

「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目

 大阪市内にある大阪市中央公会堂(7月19日~21日)、クリエイティブセンター大阪、kagoo(7月18日~22日)といった3つの会場で、現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2024」が開催される。 同フェアの見どころのひとつとなるのは、国指定重要文化財であ

「アートスペース福寿園」が京都にオープン。1790年創業の老舗茶舗が目指すものとは?
2024.06.05

「アートスペース福寿園」が京都にオープン。1790年創業の老舗茶舗が目指すものとは?

 1790年(寛政2年)、山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に、福井伊右衛門により茶商として創業した福寿園。サントリーが販売するペットボトル飲料「伊右衛門」でその名を目にしたことがある人も多いだろう。この老舗茶舗が、現代美術を主軸とする展示・販売ギャラリー「アートスペース福寿園」をオープンさ

「GO FOR KOGEI 2024」開催決定。テーマは「くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの」
2024.06.05

「GO FOR KOGEI 2024」開催決定。テーマは「くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの」

 2020年から始まった、北陸から工芸の魅力を発信する取り組み「GO FOR KOGEI」。その第5回の開催が決定した。 工芸を主軸に、現代美術、アール・ブリュット、デザインなどとともに横断的に紹介し、工芸の広がりを提示してきた同芸術祭。前回(2023)は富山県の富

現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
2024.06.04

現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開

 現代美術作家の杉本博司が、公式YouTubeチャンネル「S U G I M O T O」を開設した。エピソード第1弾は6月4日の夜に公開する。 杉本博司は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理などと活動分野は多岐に渡り、2013年にはフランス芸術文化勲章

「これまでゴミばーっかり、作ってきた」三島喜美代・92歳、現代美術界のレジェンドが作る唯一無二のアート
2024.06.04

「これまでゴミばーっかり、作ってきた」三島喜美代・92歳、現代美術界のレジェンドが作る唯一無二のアート

 新聞やチラシなどの印刷物を、陶を用いて立体化したユニークな作品で知られる三島喜美代。70年にわたる創作活動の軌跡をたどる展覧会「三島喜美代―未来への記憶」が練馬区立美術館で開幕した。 文=川岸 徹 撮影/JBpress autograph編集部■ 医学の道をあきら

海外で活躍、現代美術作家 高森氏(延岡出身)作品、都城に6点収蔵
2024.06.03

海外で活躍、現代美術作家 高森氏(延岡出身)作品、都城に6点収蔵

 延岡市出身で、米国を拠点に海外で活躍した現代美術作家、高森暁夫氏(1950~2017年)の陶芸5点と版画1点が、都城市立美術館に収蔵された。県内公立美術館では初。同美術館の作品収集委員会が「海外で新しい造形の世界を築いた、注目すべき本県出身の作家」などと評価した。同美術館は高森氏や作品の調査

滋賀県立美術館に絵画や立体作品13件寄贈 米国や滋賀を拠点に活躍する芸術家7人の作品
2024.06.01

滋賀県立美術館に絵画や立体作品13件寄贈 米国や滋賀を拠点に活躍する芸術家7人の作品

 戦後の米国と日本を中心に現代美術を収集している滋賀県立美術館(大津市)にこのほど、絵画や立体作品計13件(約6千万円相当)の寄贈があった。ニューヨークや滋賀を拠点に活動する20~40代のアーティスト7人の作品で、同館は「芸術文化の多様性という今日的な視点でコレクションを更新できた」と歓迎して

美術史上初の展示手法を用いた「トリオ」展、全34組からベストトリオ、あえてワーストトリオを選んでみた
2024.05.31

美術史上初の展示手法を用いた「トリオ」展、全34組からベストトリオ、あえてワーストトリオを選んでみた

 パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館。3館のコレクションをテーマごとに“トリオ”で紹介する展覧会「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が東京国立近代美術館で開幕した。 文=川岸 徹 撮影/JBpress autograph編集部<

重力を形にしてきた彫刻家・植松奎二が「エネルギー」への新展開 大阪のギャラリーで個展
2024.05.24

重力を形にしてきた彫刻家・植松奎二が「エネルギー」への新展開 大阪のギャラリーで個展

彫刻家の植松奎二(77)が「枝とともに-Invisible/Visible-Energy」と題した個展を大阪市城東区のギャラリーノマルで行っている。植松の同ギャラリーでの個展は5年ぶり。展示会場の右手壁面には、表面をらせん状や円などの形に磨いた大小8つの真鍮(しんちゅう)板が飾ら

刺繍で表現した1万円札やマックのレシートが訴える社会問題とは
2024.05.22

刺繍で表現した1万円札やマックのレシートが訴える社会問題とは

ちょっと変わったこの絵は何で描かれているのか? よく見ればわかるかもしれない。これは刺繍なのである。現代美術家の青山悟は刺繍で絵画を描く。彼の展覧会が目黒区美術館で開催中だ。展覧会の図録を紹介しながら見ていこう。ミシン(ソーイングマシン)はいろいろなものを象徴する。それは産業革命

“お菓子”なアートに驚嘆! ゴッホなどの名画も再現 富山・氷見市で展覧会開催
2024.05.20

“お菓子”なアートに驚嘆! ゴッホなどの名画も再現 富山・氷見市で展覧会開催

 思わず手にとって食べたくなるような、本物そっくりに作られた「フェイク・スイーツ・アート」の美術展が、富山県氷見市で開かれています。 現代美術作家・渡辺おさむさんのスィーツアート作品展で、樹脂を使って本物のお菓子のようなデコレーションを施した「フェイク・スイーツ・アート」です。<

『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で開催中 ひとりひとり違う「わたしの言葉」について考える
2024.05.14

『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で開催中 ひとりひとり違う「わたしの言葉」について考える

本の魅力発信、ブックフェス「本熊本」 5月18~26日に熊本市中心部で各種イベント
2024.05.13

本の魅力発信、ブックフェス「本熊本」 5月18~26日に熊本市中心部で各種イベント

2024.05.11

"能登"に思い馳せる作品も…「現代美術展」の巡回展が白山市内で開幕