# 森美術館
「勉強家」「体幹が強い」――ゆかりの作家が語る、舟越桂の姿。彫刻の森美術館のトークショーレポ
神奈川・箱根にある彫刻の森美術館本館ギャラリーで開催されている彫刻家、舟越桂の個展『舟越桂 森へ行く日』。2024年3月29日、72歳で死去した舟越が、生前に準備を進めてきた展覧会だ。同館アートホールでは『彫刻の森美術館 名作コレクション+舟越桂選』として、同館が所蔵する作品の数々と、舟越が選
森美術館の2025年スケジュールが発表。藤本壮介展、六本木クロッシング2025展など、不透明な未来にビジョンを描く
森美術館の2025年度スケジュールが発表された。不透明感を増す未来に、私たちはどのようなビジョンが描けるのだろうか。様々なアーティストやクリエイターの革新的かつ多角的な視点をとおして、現代社会を俯瞰する展覧会やプログラムが企画されている。これまで、ル・コルビュジエ、フォスター+パ
「舟越桂 森へ行く日」(彫刻の森美術館)レポート。人間の存在をテーマに制作を続けた彫刻家の軌跡
彫刻の森美術館本館ギャラリーを会場とする「舟越桂 森へ行く日」展は、4章で構成されている。1階の展示室1のテーマは「僕が気に入っている」。展示を担当した同館主任学芸員の黒河内卓郎は、舟越のアトリエを訪ねた際の「子供の秘密基地のような居心地の良さ」に感銘を受け、作家のアトリエを再現して展示の導入
空洞の中に光の舟、巨大彫刻「太陽のふね」 札幌芸術の森で展示
札幌芸術の森美術館(札幌市南区)の中庭に、中札内村在住の彫刻家で中札内高等養護学校教諭の藤原千也(かずや)さん(45)が制作した巨大彫刻「太陽のふね」がお目見えした。円すいを半分に割った形で中は空洞だが、時間帯によって上部の割れ目から日光が差し込み、細長い帯状の「光の舟」ができる。2027年
“書”のイメージがくつがえる! 上野の森美術館「石川九楊大全」鑑賞リポート
「書」というと、どんな作品が頭に浮かびますか? 美しいバランスのとれた字? あるいは漢字やかなの古典を書写したものでしょうか?そんな書道のイメージを根底からくつがえす展覧会が、上野の森美術館で開催されています。6月から始まり、1カ月ごとに展示作品が全面的に入れ替わる「石川九楊大全
「舟越桂 森へ行く日」が彫刻の森美術館で7月開催。生前、作家が準備していた最後の展覧会
3月29日、肺がんのため72歳で死去した彫刻家の舟越桂。舟越が生前最後に準備していた展覧会「舟越桂 森へ行く日」が箱根の彫刻の森美術館 本館ギャラリーで開催される。会期は7月26日~11月4日。自然の中で人々と芸術家が交流する場として誕生した日本で初めての野外彫刻美術館である彫刻