# 書店経営

「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」
2024.07.29

「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」

雑誌(コミック含む)市場の売り上げは、ピーク期の1万5633億円に比べて30.7%の4795億円まで激減した。書店の消滅はもう避けられないのか。『2028年 街から書店が消える日 本屋再生!識者30人からのメッセージ』(プレジデント社)を出した中小企業診断士の小島俊一さんが解説する――。

「書店減れば国力弱まる」閉店相次ぐ中、斎藤経産相が都内で視察 振興へ今夏に課題整理
2024.07.23

「書店減れば国力弱まる」閉店相次ぐ中、斎藤経産相が都内で視察 振興へ今夏に課題整理

斎藤健経済産業相は23日、都内で書店の視察や書店経営者との意見交換を行い、「今夏をめどに(書店振興に向けた)課題を整理する」考えを明かした。ネット通販の普及などによって全国で書店の閉店が相次ぐ中、書店の経営課題などを取りまとめ、政府としての支援策を検討する。代官山蔦屋書店(東京都

経営者・今村翔吾が「シェア型書店」をブームで終わらせないために
2024.06.28

経営者・今村翔吾が「シェア型書店」をブームで終わらせないために

〈「河野の一族って、かなりエグイくらいもめてますね」今村翔吾と河野六郎通有にある共通点は、家族との軋轢〉 から続く「なぜ人は争わねばならないのか」――。 直木賞作家、今村翔吾待望の新作『 海を破る者 』が発売された。 鎌倉時代。元寇という国難に立ち向

本当の原因は「日本人の活字離れ」ではない…「街の本屋」がどんどん消えているビジネスモデル上の理由
2024.06.18

本当の原因は「日本人の活字離れ」ではない…「街の本屋」がどんどん消えているビジネスモデル上の理由

全国の自治体の4分の1にはすでに書店がない。なぜ「街の本屋」は消えているのか。中小企業診断士の小島俊一さんは「出版流通は『雑誌配送のついでに本を運ぶ』という構造だった。しかしコンビニでの雑誌配本が難しくなり、書店経営にも影響を及ぼしている」という――。 ※本稿は、小島俊一『202

ライバル大手書店が手を組んだ…同時に「1点推し」、ベストセラー生み出し若者に「こっち向いて」
2024.06.13

ライバル大手書店が手を組んだ…同時に「1点推し」、ベストセラー生み出し若者に「こっち向いて」

 紀伊国屋書店やTSUTAYAといったライバルの大手書店チェーンが同じ本を同じ時期にPRする取り組みが、九州で行われている。出版不況で書店経営が厳しさを増す中、ベストセラーを生み出して業界の活性化を目指す試みで、全国に広げるための試金石として期待が寄せられている。(松本晋太郎) 

作家として多数の連載を抱え、4つのシェア型書店をプロデュースし、横綱審議委員に就任…超多忙の仏文学者・鹿島茂が次にたくらむ「出版業界との『連帯』」とは何なのか
2024.06.04

作家として多数の連載を抱え、4つのシェア型書店をプロデュースし、横綱審議委員に就任…超多忙の仏文学者・鹿島茂が次にたくらむ「出版業界との『連帯』」とは何なのか

 講談社現代新書創刊60周年を記念して、現代新書の筆者の方々に、ご自身にとって特別な現代新書を挙げていただきながら自著についてお話を伺うインタビューシリーズ「私と現代新書」。 第1回目にお話を伺うのは、仏文学者の鹿島茂さんです。これまで刊行された現代新書は『デパートを発明した夫婦

社説:消える書店 「寂しい」で終わらせないで
2024.05.19

社説:消える書店 「寂しい」で終わらせないで

 まちに本屋がない「書店ゼロ」の市町村が増えている。 本紙が4月現在の店舗数を京都府と滋賀県の各自治体に問い合わせたところ、「ゼロ」は京都の宮津や伊根、南山城など7市町村、滋賀の甲良、多賀、竜王の3町だった。単純比較できないが、取次大手の2017年調査では京都は4、滋賀は2で、空

「書店ゼロ自治体」比率、全国5番目…熊本の書店、生き残り模索
2024.05.14

「書店ゼロ自治体」比率、全国5番目…熊本の書店、生き残り模索

【特集】10年間で約100店減少…「書店の可能性を広げたい」 移動書店で奮闘するハリ書房 《新潟》
2024.05.11

【特集】10年間で約100店減少…「書店の可能性を広げたい」 移動書店で奮闘するハリ書房 《新潟》

人口3万人、広島の中山間地域で人の集まる“町の本屋さん”を新たに出店 町の人たちがボランティアで開店準備
2024.05.07

人口3万人、広島の中山間地域で人の集まる“町の本屋さん”を新たに出店 町の人たちがボランティアで開店準備