# 日本古典

内裏混乱のさなかに生を受けた脩子内親王
2024.08.28

内裏混乱のさなかに生を受けた脩子内親王

8月25日(日)放送の『光る君へ』第32回「誰がために書く」では、まひろ(のちの紫式部/むらさきしきぶ/吉高由里子)が内裏に出仕する様子が描かれた。藤原道長(ふじわらのみちなが/柄本佑)の提案によるもので、その背景には、一条天皇(塩野瑛久)の関心を娘・彰子(あきこ/しょうし/見上愛)に向けさせ

『光る君へ』恋多き歌人・和泉式部の生涯、最初の夫は?2人の親王との恋の行方、母娘で中宮彰子のもとに出仕
2024.08.12

『光る君へ』恋多き歌人・和泉式部の生涯、最初の夫は?2人の親王との恋の行方、母娘で中宮彰子のもとに出仕

大河ドラマ『光る君へ』第30回「つながる言の葉」では、泉里香が演じる「あかね」こと和泉式部が初登場し、話題となった。『後拾遺和歌集』恋三にも採られ、百人一首にも選ばれている。 あらざらむ この世のほかの思ひ出に いまひとたびの あふこともがな (まもなくこの世ともお別れなので、あ

「光る君へ」紫式部の子孫は今の皇室へとつながっていく 女系図でみる日本史の真実
2024.07.01

「光る君へ」紫式部の子孫は今の皇室へとつながっていく 女系図でみる日本史の真実

 大河ドラマ「光る君へ」序盤では、「まひろ」(紫式部の劇中での呼び名)やその父が金銭的にも地位的にも恵まれない生活をする様が描かれている。しかし今日、家系図を見ると意外なほどに紫式部の子孫たちが繁栄していることがよく分かる。たどっていけば今上天皇にもつながっていくのだ。 女性を中

「いいね!光源氏くん」で気付く繊細な言葉の文化 全方位ch
2024.06.01

「いいね!光源氏くん」で気付く繊細な言葉の文化 全方位ch

小学生の頃、むさぼるように読んだのが、瀬戸内寂聴さん訳の源氏物語と、一首ずつ漫画が付いた百人一首の解説本だった。平安時代の雅で奥ゆかしい(ただし恋愛と権力争いはエネルギッシュな)貴族たちの文化に憧れ、覚えた和歌は声に出して読み、古い日本語に漂うたおやかで美しい響きを何度も確かめた。

イケメン兄弟の軽率行動に視聴者真っ青……“敵に回したら終わる”相手の驚愕の表情は何を物語る?|NHK『光る君へ』第19回 
2024.05.19

イケメン兄弟の軽率行動に視聴者真っ青……“敵に回したら終わる”相手の驚愕の表情は何を物語る?|NHK『光る君へ』第19回