# 文学賞
亡き父の闘病「記憶が新しいうちに記録に残したかった」第3回Reライフ文学賞最優秀賞・高校3年生の座間耀永さん
第二の人生における「家族」の物語がテーマの第3回Reライフ文学賞(文芸社主催、朝日新聞Reライフプロジェクト共催)で、青山学院高等部3年の座間耀永(あきの)さん(17)が書いた「父の航海」が、長編部門最優秀賞に選ばれました。 この文学賞は応募の大半を中高年の方の作品が占めており
河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
第12回河合隼雄物語賞・学芸賞(河合隼雄財団主催)の選考会が3日、京都市内で行われ、物語賞は作家、八木詠美さんの「休館日の彼女たち」(筑摩書房)に、学芸賞は法政大学教授、湯澤規子さんの「焼き芋とドーナツ 日米シスターフッド交流秘史」(KADOKAWA)に決まった。副賞は各100万円。<
父が夜な夜な語り聞かせてくれた「魅力的な恋物語」そこに現れた“ごく個人的な記憶”とは…――左沢森が『恐竜時代が終わらない』(山野辺太郎 著)を読む
いきなり小説の外側のことから話を始めるけれど、「恐竜時代が終わらない」という名の中編が最初に掲載されたのは文藝春秋の文芸誌『文學界』であって、単行本を出した書肆侃侃房とは版元が異なっている。山野辺太郎の最近の著作にはこういうパターンが多く、『孤島の飛来人』も『こんとんの居場所』も初出誌の出版
重度自閉症で話せない15歳が文学賞で入選 タブレットで文章入力
重度自閉症の少年が書いた作文が、北九州市で開催された二つの文学賞に入選した。書いたのは神奈川県内の特別支援学校高等部に通う内田博仁さん(15)。言葉は話せないが、タブレットや電子手帳で文字を入力する訓練を重ね、文章をつづる。 「(主人公の)耕作が人生で何か一つでも成し遂げたいと
本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』コミカライズ 原作、構成、作画ともに“滋賀県の作家陣”が手掛ける
2024年の本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』が、5月24日からWEB漫画誌であるコミックバンチKaiとくらげバンチで連載開始となった。滋賀県大津市に住む中学生、成瀬あかりを主人公に据えた青春小説の豪華なコミカライズだ。 『成瀬は天下を取りにいく』は滋賀県大津市を舞台にし
1週間で3つの文学賞を受賞 話題の小説『地雷グリコ』 誰もが知るゲームが題材…その魅力とは
1週間で『本格ミステリ大賞』 『日本推理作家協会賞』 『山本周五郎賞』の3つの賞を次々と受賞し、話題になっている小説があります。それは、青崎有吾さんの『地雷グリコ』です。受賞後の反響や、読者に支持されているポイントなどを取材しました。出版社の書籍紹介ページでは、“本格頭脳バトル小