# 文化貢献

横浜ゆかりの歴史小説家・吉川英治の記念碑を建立 地域民有志で実現
2024.09.07

横浜ゆかりの歴史小説家・吉川英治の記念碑を建立 地域民有志で実現

 横浜ゆかりの歴史作家・吉川英治(1892~1962)の記念碑が、地域住民らの有志によって建立された。吉川が幼少期を過ごした横浜市南区に完成した碑には、生い立ちや功績が刻まれている。7日に除幕式が行われ、同会代表を務める作家の伊東潤さん(64)は「後世に吉川先生を残したい」と思いを語った。

「東京子ども図書館」が設立50年 家庭文庫から続く子供と本の可能性探求
2024.08.05

「東京子ども図書館」が設立50年 家庭文庫から続く子供と本の可能性探求

絵本や昔話などの貸し出しや読書の普及活動をしている「東京子ども図書館」(東京都中野区)が今年、設立から50周年を迎えた。個人が自宅を開放して子供たちに本を貸し出したり、読み聞かせたりする「家庭文庫」を母体に発足したユニークな私立図書館は、〝子供と本の世界で働く大人〟のための活動を長年、牽引して

「自由に失敗できる場所」ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤さんが
2024.08.04

「自由に失敗できる場所」ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤さんが"地元"で築きたいモノ 35分間の会見で語ったこと

「ASIAN KUNG―FU GENERATION」のボーカル・後藤正文さん(47)は、出身地の静岡県島田市に隣接する藤枝市で、若手ミュージシャンを支援するNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」を立ち上げ、同市と「旧市街地の活性化」に向けた連携協定を結んだ。活動拠点となるのは

<森と海からの手紙>岩手・釜石 「街の写真屋」75歳で旅立つ 人々の営み撮り続け
2024.07.14

<森と海からの手紙>岩手・釜石 「街の写真屋」75歳で旅立つ 人々の営み撮り続け

 「鉄の街」、岩手県釜石市。最盛期から東日本大震災を経て今に至る半世紀にわたって、町の盛衰と人の営みを撮り続けてきた「街の写真屋」が亡くなった。菊地信平さん、享年75。体調を崩し、県立病院に入院して3日後の3月2日朝に逝った。 「知らないうちにリンパ腫が全身に転移していたのね。私

滋賀県立美術館に絵画や立体作品13件寄贈 米国や滋賀を拠点に活躍する芸術家7人の作品
2024.06.01

滋賀県立美術館に絵画や立体作品13件寄贈 米国や滋賀を拠点に活躍する芸術家7人の作品

 戦後の米国と日本を中心に現代美術を収集している滋賀県立美術館(大津市)にこのほど、絵画や立体作品計13件(約6千万円相当)の寄贈があった。ニューヨークや滋賀を拠点に活動する20~40代のアーティスト7人の作品で、同館は「芸術文化の多様性という今日的な視点でコレクションを更新できた」と歓迎して