# 奄美・沖縄航路

ウミガメの産卵環境保全へ 親子連れなど17人が生態学ぶ 奄美海洋展示館
2024.06.11

ウミガメの産卵環境保全へ 親子連れなど17人が生態学ぶ 奄美海洋展示館

 奄美海洋生物研究会(興克樹会長)主催のウミガメミーティングが9日夜、鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館であった。親子連れなど17人が参加。奄美大島で主に見られるアカウミガメ、アオウミガメの生態や、上陸、産卵状況などを興会長が説明した。近くの大浜海岸で光に向かって進むウミガメの習性を学ぶための

サンゴ礁の生き物に歓声 沖永良部島で観察会 地元の小中学生と保護者ら参加
2024.06.11

サンゴ礁の生き物に歓声 沖永良部島で観察会 地元の小中学生と保護者ら参加

 奄美群島サンゴ礁保全対策協議会(会長・平田博行奄美市世界自然遺産課長)主催のサンゴ観察会が8日、鹿児島県沖永良部島の沖泊海浜公園(知名町)であった。知名・和泊両町の小中学生と保護者らが干潮時のリーフの上を歩いて生き物探しに挑戦し、豊かな自然の魅力を体感した。 観察会は地元の子ど

ナニコレ! 街路樹からコチョウラン 町内会有志がコツコツ着生、手入れ欠かさず「植木鉢より生き生き」 奄美
2024.06.09

ナニコレ! 街路樹からコチョウラン 町内会有志がコツコツ着生、手入れ欠かさず「植木鉢より生き生き」 奄美

 鹿児島県奄美市名瀬大熊町で、街路樹200本に着生させたコチョウランが見頃を迎えている。白やピンクの花が連なり、街を華やかに彩っている。6月半ばまで楽しめる。 近くの重田茂之さん(75)が6年前、自宅前の木に植え付けたのがきっかけ。ホームセンター「ビッグツー」(本部・鹿児島市)な

鹿児島県 関東今里・志戸勘会 安田市長来賓に総会、懇親会 シマ唄、新民謡などでにぎわう
2024.06.09

鹿児島県 関東今里・志戸勘会 安田市長来賓に総会、懇親会 シマ唄、新民謡などでにぎわう

 【東京】関東今里・志戸勘会(池田幸一郎会長、福永正信幹事長)がこのほど、千代田区の主婦会館プラザFで第25回総会・懇親会を行い、出身者らが奄美のほか新潟、愛知、兵庫各県から約60人が参加しにぎわった。参加者たちは、島口を交わしながら、久しぶりの歓談に花を咲かせていた。 

鹿児島県 希少種ケナガネズミ タンカン果実に食害 福元地区の果樹園で撮影 生産者代表「実態の共有大事」
2024.06.09

鹿児島県 希少種ケナガネズミ タンカン果実に食害 福元地区の果樹園で撮影 生産者代表「実態の共有大事」

 国指定天然記念物のケナガネズミが、奄美の特産果樹・タンカンに食害を与えていることが分かった。大和村福元地区にある果樹園で撮影されたもので、完熟状態の果実の皮をかじっている様子が記録されている。生産者代表は「農家サイドから見れば作物被害の原因となる『害獣』だが、希少種であり冷静な対応が必要。実

奄美プラム、県知事に贈呈 大和村の伊集院村長
2024.06.08

奄美プラム、県知事に贈呈 大和村の伊集院村長

 鹿児島県奄美大島の大和村の伊集院幼村長が7日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を訪ね、村産の奄美プラム(スモモ)を贈呈した。試食した塩田知事は「うん、おいしい」と感想を述べ、太鼓判を押した。 奄美プラムは奄美大島の初夏の味覚として人気の果樹で、同村が奄美大島最大の産地。村やJAによ

「浜千鳥乃詩ゴールド」が1位 焼酎部門、3年連続殿堂入りも 蒸留酒品評会TWSC
2024.06.08

「浜千鳥乃詩ゴールド」が1位 焼酎部門、3年連続殿堂入りも 蒸留酒品評会TWSC

 国内外で流通する蒸留酒を対象とした品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2024」(実行委員会主催)焼酎部門の1位を決める審査で、鹿児島県龍郷町の奄美大島酒造が製造する「浜千鳥乃詩 ゴールド」が最高の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」賞に輝いた。奄美大島酒造の安原淳一郎杜氏

九州南部 梅雨入り 平年・去年より9日遅く
2024.06.08

九州南部 梅雨入り 平年・去年より9日遅く

鹿児島地方気象台は九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より9日、去年よりも9日遅い梅雨入りです。こちらは午前11時ごろの鹿児島市の映像です。きょうの九州南部は暖かく湿った空気が流れ込み、雨のところが多くなっています。気象台はきょう午前11時に「九州南

【速報】奄美で震度2の地震 津波の心配はなし
2024.06.08

【速報】奄美で震度2の地震 津波の心配はなし

8日10時11分ころ、地震がありました。震源地は、奄美大島近海(北緯28.8度、東経129.9度)で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は4.2と推定されます。各地の震度は次のとおりです。*印は気象庁以外の

奄美大島近海で地震 奄美市などで最大震度2 津波の心配なし
2024.06.08

奄美大島近海で地震 奄美市などで最大震度2 津波の心配なし

8日午前10時11分ごろ最大震度2の地震がありました。震源は奄美大島近海で震源の深さは約30キロメートル。地震の規模を示すマグニチュードは4.2と推定されています。各地の震度は、震度2が奄美市、震度1が喜界町、鹿児島十島村、

ホテル事業者が計画説明 奄美市景観審議会、適合性を確認  奄美大島
2024.06.07

ホテル事業者が計画説明 奄美市景観審議会、適合性を確認  奄美大島

 鹿児島県奄美市の景観を保存し形成していくため、新たな建築物の着工前に同市に届け出ることを制度化した「奄美市景観計画」が、2023年4月の施行から1年が過ぎた。6日、奄美市景観審議会(会長・木方十根鹿児島大学大学院教授、15人)が奄美市役所笠利総合支所であり、指定区域内にホテル建築を計画する事

長野・下諏訪で島唄ライブ 唄者・永井さんらが報告 瀬戸内町
2024.06.07

長野・下諏訪で島唄ライブ 唄者・永井さんらが報告 瀬戸内町

 5月26日に長野県下諏訪町で開かれた「奄美大島 島唄ライブ」に出演した唄者・永井しずのさん(64)らが5日、瀬戸内町役場を訪れ、鎌田愛人町長に盛況となった公演について成功を報告した。 同公演は、約1年前に下諏訪町から奄美大島に移住した白井千智さん(50)が仲立ちし、諏訪大社「御

全日本大学野球選手権の審判に 奄美市職員の吉田さん 経験を島に還元したい
2024.06.06

全日本大学野球選手権の審判に 奄美市職員の吉田さん 経験を島に還元したい

 大学野球の日本一を決める第73回「全日本大学野球選手権大会」で、鹿児島県野球連盟大島支部の審判員、吉田政樹さん(40)=奄美市=が審判を務める。奄美大島内外の活動で積極的にスキル向上を図ったことが認められ、所属する九州地区大学野球連盟南部地区の代表として初の派遣。大舞台を前に吉田さんは「プレ

中国軍の偵察・攻撃型無人機を奄美沖で初確認 空自戦闘機がスクランブル、領空侵犯はなし
2024.06.06

中国軍の偵察・攻撃型無人機を奄美沖で初確認 空自戦闘機がスクランブル、領空侵犯はなし

 防衛省統合幕僚監部は4日、鹿児島県の奄美大島沖で中国軍の偵察・攻撃型無人機(TB-001)1機を初めて確認したと発表した。領空侵犯の恐れがあると判断し、航空自衛隊の南西航空方面隊と西部航空方面隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)、警戒・監視にあたった。 統合幕僚監部によると、無

東京都美術館で「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が今秋開催へ
2024.06.05

東京都美術館で「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が今秋開催へ

 東京・上野の東京都美術館で、画家・田中一村(1908~77)の大回顧展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が開催される。担当学芸員は中原淳行(東京都美術館学芸担当課長)、監修は松尾知子(千葉市美術館副館長)。 栃木県出身の田中はその画才から幼少期より神童と呼ばれ、1

中国軍の偵察・攻撃型無人機が鹿児島・奄美大島沖で飛行したのを初確認 航空自衛隊戦闘機がスクランブルで対応 防衛省
2024.06.04

中国軍の偵察・攻撃型無人機が鹿児島・奄美大島沖で飛行したのを初確認 航空自衛隊戦闘機がスクランブルで対応 防衛省

防衛省は4日、中国軍の偵察・攻撃型無人機が、鹿児島県の奄美大島沖で飛行したのを初めて確認したと発表した。防衛省によると、4日午前から午後にかけて、中国軍の偵察・攻撃型無人機1機が東シナ海方面から飛来し、沖縄県の沖縄本島と宮古島との間を通過し、太平洋上を奄美大島沖まで飛行。

古仁屋高校に「町づくり研究所」 地域課題解決へ探究活動  同好会から部活に昇格
2024.06.04

古仁屋高校に「町づくり研究所」 地域課題解決へ探究活動  同好会から部活に昇格

 鹿児島県瀬戸内町の県立古仁屋高校(米澤瑞代校長、生徒88人)に5月、地域課題の解決策を考える部活動「まちづくり研究所」(與倉音々部長、部員24人)が誕生した。同月26、27日は同町にある国史跡「奄美大島要塞(ようさい)」の活用を目指すチームの代表生徒が千葉県であった高校生の考古学ポスターセッ

奇跡のスブネ展示始まる 奄美市「原野農芸博物館」 愛媛から里帰りした漂流の丸木舟
2024.06.03

奇跡のスブネ展示始まる 奄美市「原野農芸博物館」 愛媛から里帰りした漂流の丸木舟

 鹿児島県奄美市住用町の原野農芸博物館(原野耕三館長)で2日、企画展「漂流の丸木舟と海外への憧れ」が始まった。展示の目玉は、100年ほど前に奄美大島から愛媛県宇和島市の日振島に流れ着いたとみられる「スブネ」(長さ約5・1メートル、幅約60センチ、高さ約45センチ)。戦災を乗り越え、2019年に

二拠点生活中のIMALU「コードが出てる?と思ったら…」 自宅に危険生物が出現? 島人に助け求める
2024.06.03

二拠点生活中のIMALU「コードが出てる?と思ったら…」 自宅に危険生物が出現? 島人に助け求める

 タレントのIMALU(34)が2日までに自身のインスタグラムを更新し、自宅にある生物が出現したことを報告した。 2022年から東京と奄美大島の二拠点生活中のIMALUは「昨夜、あれ屋根からなんかコード出てる?と思ってよく見たらヘビでした」とつづると自宅の天井付近から蛇が垂れ下が

地元進学の利点、もっとPRを 若者定住へ関係者ら意見交換 奄美看護福祉専門学校
2024.06.01

地元進学の利点、もっとPRを 若者定住へ関係者ら意見交換 奄美看護福祉専門学校

 鹿児島県奄美大島にある奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)は5月31日、奄美市名瀬の奄美川商ホールで「若者の定住を促す集い」を開いた。行政や島内の医療・福祉関係者、高校で進路指導に関わる教諭ら約30人が出席し、奄美群島の高等教育機関として多くの人材を輩出してきた同校の取り組みに理解を深めた。