# 半導体・電子材料部門
AIチップの核心「HBM4」で主導権争い…TSMC、サムスンに宣戦布告
現存最高性能である第5世代HBM3E(高帯域幅メモリー)市場をめぐりサムスン電子とSKハイニックスの総力戦が繰り広げられている間にゲームチェンジャーと呼ばれる次世代HBM4の主導権争いも幕が上がった。HBM4からロジック(システム)半導体とメモリー半導体の境界が崩れ始め、ファブレ
4社が増収、受注残が下支え 中部工作機械5社、3月期 部材高など響き2社は赤字
中部地方の工作機械メーカー5社の2024年3月期連結決算が出そろった。工作機械部門の売上高は、ブラザー工業を除く4社が豊富な受注残に支えられるなどして増収。営業利益は、開示している4社中2社が増益となった一方で、2社は、製品構成の変化や部材高で収益性が低下し、赤字が拡大した。今期は、予想を開
医療機器への半導体供給確保へ…経産省、メーカーの訴訟リスク懸念解消へ知識普及
経済産業省は、医療機器に欠かせない半導体や電子部品の調達対策に乗り出す。近年の半導体不足に加え、医療事故による訴訟リスクを懸念して半導体メーカーが供給を拒むケースがあるためだ。医療レベルが低下しないよう、半導体メーカーなどに正しい知識を広め、供給を確保する。 半導体は、内視鏡の
斎藤経産相「今後も支援検討」 ラピダス工場、建設視察 北海道
斎藤健経済産業相は19日、北海道千歳市を訪れ、次世代半導体の国産を目指すラピダス(東京)の工場建設現場を視察した。 斎藤氏は視察後に記者会見し「(工事が)順調に進捗(しんちょく)していることを確認した。国の支援は今後も状況に応じて検討していく」と述べた。 工場立地
蔡総統「抑止力で平和維持可能」 離任前のインタビューで
【台北共同】台湾の蔡英文総統は、2期8年の任期を終え頼清徳新政権が20日発足するのを前に英BBC放送のインタビューに応じた。中国との軍事的衝突や台湾侵攻を含めた「あらゆる可能性」が排除できないと述べる一方、民主主義国家の団結による抑止力が高まっており、平和を維持できる可能性は大きいとの見方を
ラピダスの工場建設地を斎藤健経産相が視察「日本経済を左右するくらい大きな意味」
斎藤健経済産業相は19日、北海道千歳市で次世代半導体の量産化を目指すラピダスの工場建設現場を初めて視察した。来年4月の試作ライン稼働まで1年を切った工場は計画通りに工事が進み、説明を受けた斎藤氏は「今後の日本の経済を左右するくらい大きな意味を持つ。大成功に向けて協力してやっていきたい」と述べた