# 半導体・電子材料部門
TSMC株に一段の上値余地、外国人の保有比率はピークなお下回る
(ブルームバーグ): 半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)の株価は年初来大きく値上がりしているが、さらなる上値余地があるかもしれない。外国人投資家の保有比率はまだピークに達しておらず、外国ファンドの買いが継続する可能性があるためだ。米半導体メーカー、エヌビディアの好
中国、7兆円ファンド設立 米規制受け半導体強化
【北京時事】中国政府が半導体産業を支援する新たな政府系ファンドを立ち上げたことが27日、分かった。 資本金は3440億元(約7兆円)と、同様のファンドでは過去最大。米国が対中半導体輸出規制を強める中、国内で関連産業の育成を急ぐ狙いがある。 中国企業登録サイトによる
中国、7兆円の半導体ファンド 米に対抗、供給網の構築加速
【北京共同】中国政府が新たに半導体の国策ファンドを立ち上げたことが27日、分かった。過去に二つのファンドを設置しているが、今回の資本金は過去最大となる3440億元(約7兆4千億円)で、財政省や政府系金融機関などが出資する。米国の輸出規制に対抗するため先端技術の国産化を後押しし、独自の供給網の
【コラム】半導体錯視を取り払ってウォン高円安を防ぐべき(2)
◆円安の中で輸出好調は半導体の影響ウォン高円安が進む状況の中、1997年と2008年と違い最近は韓国の輸出が増加し、今年1-3月期には1.3%(前期比・速報値)と異例にも高い経済成長率を記録した。半導体の輸出増加が成長率を高めた。半導体の輸出が回復し、経常収支も昨年5月に黒字転換
米超党派議員団、台湾防衛への支持表明-20日就任の頼清徳総統と面談
(ブルームバーグ): 超党派の米議員団は27日、台湾防衛への支持を表明した。25日に中国が台湾周辺で約1年ぶりとなる大規模軍事演習を終えた翌日に、議員団は台北入りしていた。団長を務める下院外交委員会のマコール委員長(共和)は、台湾の林佳龍外交部長(外相)との共同記者会見で、「われ
有機半導体への電子ドーピング100倍安定化、東大が新手法を開発した意義
東京大学の渡辺峻一郎准教授と物質・材料研究機構の山下侑主任研究員らは、有機半導体への電子ドーピングを100倍安定化させる手法を開発した。電子を与える還元剤とプラス電荷を持つ分子性カチオンを同時に加える。反応後の還元剤と分子性カチオンが入れ替わり安定化する。印刷などの簡便な製造プロセスで電子デバ
中国最大の半導体基金、7兆4500億円規模でスタート-国内製造支援
(ブルームバーグ): 中国最大の半導体基金が先週スタートした。米国が半導体セクターにおける中国の躍進を阻止しようとする中で、国産半導体の製造を強化する取り組みの一環だ。企業登記情報を集約するオンラインプラットフォームの天眼査によれば、「国家集成電路産業投資基金」の第3号、いわゆる
〔東京株式〕こう着状態=商い低調(27日後場中盤)
(13時56分)日経平均株価は小幅高でこう着状態。新規の手掛かり材料がなく、「プライム市場の売買代金は今年最低になりそうなペース」(大手証券)で推移するなど、商いも低調だ。 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比69円01銭高の3万8715円12銭で始まった。10年債の利回
SKハイニックスは「機密情報」まで公開…業界最強エヌビディアのパワー
人工知能(AI)半導体に必須となった広帯域メモリー(HBM)メーカー3社の競争が激しくなっている。エヌビディアのグラフィック処理装置(GPU)に代わるAIチップがない現在としてはエヌビディアの生態系に編入されてこそAIブームの恩恵を受けられるためだ。◇エヌビディアをつかめ
〔東京株式〕足踏み状態=10年利回り上昇も反応薄(27日後場寄り付き)
(後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比69円01銭高の3万8715円12銭で始まった。10年債の利回りが上昇したが、銀行株の一角が若干強めに動いた程度で、株式市場全体の反応は薄く、日経平均は小幅高で足踏み状態だ。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比1
【日経平均株価考察】米FRBの利下げ転換が遠のき、上値の重い展開か
※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。2024年5月24日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日比457円11銭安の3万8646円11銭となりました。23日の米株式市場でダウ工業株30種
〔東京株式〕小反発=米株高で買い戻す(27日前場)☆差替
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比112円85銭高の3万8758円96銭、東証株価指数(TOPIX)は8.37ポイント高の2750.91と、ともに小反発。前週末の米国市場で株価が下げ止まったことで東京市場でも半導体株の一角などが買い戻された。ただ、新規材料は乏しく、上
東証、午前終値は3万8758円 米株高好感、百円余り上昇場面も
週明け27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前週末の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したことを好感した。100円余り上昇する場面があったが、新たな取引材料には乏しく伸び悩んだ。 午前終値は前週末終値比112円85銭高の3万8758円96銭。東証株価
【韓国】SKC子会社、米政府から補助金118億円
韓国化学素材大手SKCの子会社でガラス基板を手がけるアブソリクスが、米政府から半導体関連の補助金を受け取ることが分かった。国内の半導体素材・部品・設備企業が米国の補助金を受け取るのは、これが初めて。24日付毎日経済新聞などが伝えた。 米商務省はこのほど、CHIPS・科学法(半導
バンドー化学・ニッタ・三ツ星ベルト…伝動ベルト3社の通期見通し、増収営業増益の要因
伝動ベルト3社の2025年3月期連結業績は、全社が増収、営業増益(バンドー化学はコア営業利益)を見込む。半導体不足による減産の解消や在庫調整が進み、自動車や産業機械などの市場全般で需要が伸びると想定する。バンドー化学と三ツ星ベルトは24年3月期に自動車向けベルトが好調に推移した。
米国主導のAIサイクルブームに後れを取った韓国…証券市場は「にわか乞食」状態
一時「雷乞食(にわか乞食)」という新造語が韓国で流行した。本人の所得には大きな変化がない一方で、他の人々が保有する株式・不動産価格が急騰し、自身が相対的に貧しくなった人を指す。最近、韓国の証券市場が「にわか乞食」になったように感じられる。世界の主要国の証券市場が史上最高値を更新しており、3年
「日本やドイツより良好」…韓国輸出、「半導体への集中」の真実
韓国の輸出の半導体への集中が、半導体のライバル国である台湾と比較して3分の1水準であることがわかった。他の主要競合国である日本やドイツと比較しても韓国の輸出品目ポートフォリオはバランスが取れているという分析が出ている。中央日報が国際貿易センター(ITC)の国別貿易統計(HS6単位
日経平均は反発で寄り付く、週末の米株高の流れ引き継ぐ
[東京 27日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比120円10銭高の3万8766円21銭と、反発してスタートした。週末の米国株式市場でナスダック総合が最高値を更新した流れを引き継いだ。足元の日経平均は100円超高の3万8700円台のもみ合いとなっており、上値は重い。
なぜ中国は反発したか? 台湾「チェーン・パワー」と頼清徳総統の戦略思考
今年1月の台湾・総統選で当選した民主進歩党(民進党)の頼清徳氏は5月20日、台北の総統府で就任式に臨み、宣誓の後、「民主・平和・繁栄の新台湾を築く」をテーマに就任演説を行った。世界が注視した全5291字のスピーチで、頼新総統は台湾が直面する課題、および解決策、将来への展望について論じたが、中国
対中包囲網打破へ〝一枚岩〟となった日米韓の離間を狙う中国
【ソウル=三塚聖平】日本と韓国との首脳会談に臨んだ中国が意識するのは、同盟国などとともに対中圧力を増している米国の存在だ。日韓両国が米国と一枚岩となっていることに中国は警戒を強めており、日米韓を少しでも引き離し、将来的に対中包囲網の打破につなげることを狙っている。中国外務省の汪文