エンタメの記事一覧

刺さる魅力(6月18日)
2024.06.18

刺さる魅力(6月18日)

 もしも現代に息を潜めて暮らす忍者がいたなら、猪苗代湖の光景に目を細めるかもしれない。毎年夏に水草のヒシが繁茂する。棘[とげ]が突き出た実を乾燥させれば、追っ手を撃退する「撒き菱」に。携帯用の非常食にもなる▼食用としての歴史は古い。でんぷんやたんぱく質を含み、縄文人の貴重な栄養源となった。今も

「『non-no』でチーズケーキを紹介」「ロゼール城の城主」“洋菓子界の先駆者”今田美奈子(89)が伝える“本物”の力
2024.06.18

「『non-no』でチーズケーキを紹介」「ロゼール城の城主」“洋菓子界の先駆者”今田美奈子(89)が伝える“本物”の力

 「本物を正しく伝える」という使命感で、お菓子を文化として日本に定着させた今田美奈子さん。彼女がいなかったら、チーズケーキやクグロフも、これほど日本に広まっていなかったでしょう。 89歳の今もなお輝きを失わずに活躍し続ける今田さんは、専業主婦からどのような道のりを歩んできたのでし

「たくさんの人に知ってもらえるように」真庭市の小学生が江戸時代から伝わる盆踊りを体験【岡山】
2024.06.17

「たくさんの人に知ってもらえるように」真庭市の小学生が江戸時代から伝わる盆踊りを体験【岡山】

岡山県真庭市の勝山地区に江戸時代から伝わる盆踊りを、地元の小学生が体験しました。踊り手が減少するなか、伝統文化を後世に残そうという取り組みです。真庭市の重要無形民俗文化財に指定されている、勝山千代萬歳豊稔踊(かつやまちよまんざいほうねんおどり)です。三河国西尾藩の三浦明次が勝山藩

パッタイ食べたい! 仙台・勾当台公園でタイフェスティバル 文化や食を紹介
2024.06.17

パッタイ食べたい! 仙台・勾当台公園でタイフェスティバル 文化や食を紹介

 第12回タイフェスティバルin仙台(実行委員会主催)が15、16日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場であった。ブース出店やステーイベントを通じてタイの文化、食を紹介し、来場者を楽しませた。 県内外の料理店、雑貨店が出店し、タイ政府機関を含む約30のブースが並んだ。焼きそばのパッ

菓子業界の繫栄願い…郡山市で献菓祭 6月16日の「和菓子の日」福島
2024.06.17

菓子業界の繫栄願い…郡山市で献菓祭 6月16日の「和菓子の日」福島

福島県内の菓子店が一堂に集まり、菓子業界の繁栄を祈る祭りが16日、郡山市で開かれました。郡山市の開成山大神宮で行われた「福島県献菓祭(けんかさい)」は、県菓子工業組合が「和菓子の日」の6月16日にあわせて開いているもので、今年で3回目です。献菓式では、県内の菓子店が

「まるごと奄美」感動体感 東京で島の伝統文化PR  郷土料理に島唄、VR観光も
2024.06.17

「まるごと奄美」感動体感 東京で島の伝統文化PR  郷土料理に島唄、VR観光も

 鹿児島県奄美群島の伝統文化体験イベント「まるごと奄美in東京」(同実行委員会主催、東急ホテルズ&リゾーツ共催)が15、16の両日、東京都武蔵野市の吉祥寺エクセルホテル東急で開かれた。奄美ファンや出身者など約500人が参加。奄美の食材を使った料理や黒糖焼酎を味わいながら、島人(シマッチュ)たち

藤井棋聖午前のおやつは鉄道の街の「三色だんご」 山崎八段は「さわ山あんバターシュー」
2024.06.17

藤井棋聖午前のおやつは鉄道の街の「三色だんご」 山崎八段は「さわ山あんバターシュー」

将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将=に山崎隆之八段(43)が挑戦するタイトル戦「ヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第2局で、対局場となった新潟市西蒲区の「高志(こし)の宿 高島屋」では17日午前10時、両対局者におやつが提供された。

8年ぶり、みこし80基が渡御 浦安三社例大祭
2024.06.17

8年ぶり、みこし80基が渡御 浦安三社例大祭

 浦安市伝統の「浦安三社例大祭」は15日、みこしの渡御が始まった。もともと4年に一度開かれていたが、新型コロナ禍により前回は中止となっていたため8年ぶりの開催。朝から晩まで大小約80基のみこしが旧市街地の元町に繰り出し、「マエダ、マエダ」の独特の掛け声で町を練り歩いた。浦安が漁師町だったことを

女流棋士制度の発足50周年祝う 東京で将棋関係者らパーティー
2024.06.16

女流棋士制度の発足50周年祝う 東京で将棋関係者らパーティー

 将棋の女流棋士制度の発足50周年を祝う記念パーティー(女流棋士らでつくる実行委員会主催)が16日、東京都内であり、将棋関係者やファンら約400人が節目を祝い、交流を深めた。 女性プロ第1号の蛸島彰子女流六段をはじめ、西山朋佳女流三冠、清水市代女流七段(日本将棋連盟常務理事)ら女

なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?
2024.06.16

なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?

 1970年代から90年代くらいまでのクルマでは、馬の蹄(ひづめ)を保護する蹄鉄をフロントグリルにつけていることがありました。あれはどのような意味があるのでしょうか。 もともと、欧州で蹄鉄は伝統的に魔除けや幸運のアイテムとして使われてきました。そのため、地域によっては玄関に蹄鉄を

神戸新開地・喜楽館が6周年 「記念特別公演」の開催発表 桂文枝さんや笑福亭鶴瓶さんらが出演/兵庫県
2024.06.16

神戸新開地・喜楽館が6周年 「記念特別公演」の開催発表 桂文枝さんや笑福亭鶴瓶さんらが出演/兵庫県

神戸の常設の寄席「喜楽館」が7月、開館6周年を迎え、7月8日から始まる「記念公演」の概要を発表しました。兵庫県神戸市兵庫区の「神戸新開地・喜楽館」は、若手落語家の出演機会を増やすとともに地域のにぎわいを取り戻そうと2018年に開館し、2024年3月末までに20万2000人が来場し

奄美民謡大賞に上原さん 第43回大会 大勢の島唄ファン来場
2024.06.16

奄美民謡大賞に上原さん 第43回大会 大勢の島唄ファン来場

 南海日日新聞社(鹿児島県奄美市)と奄美市教育委員会共催の第43回奄美民謡大賞は15日、同市名瀬の奄美川商ホールで開かれ、瀬戸内町木慈出身で大阪府在住の上原京子さん(71)=高年の部=が「朝顔節」を歌い最高賞に当たる奄美民謡大賞に輝いた。上原さんは「今回は体調不良もあり練習時間が十分に取れなか

「笑い飯」と学ぶ仏教美術 まるごと奈良博でトーク 7、8月、県立美術館
2024.06.16

「笑い飯」と学ぶ仏教美術 まるごと奈良博でトーク 7、8月、県立美術館

  ●7、8月、県立美術館 7、8月に金沢市の石川県立美術館で開催される奈良国立博物館展「まるごと奈良博」の関連イベントに、奈良出身のお笑いコンビ笑い飯(哲夫さん、西田幸治さん)が出演する。哲夫さんは仏教通として知られ、同博物館名誉サポーターを務めており、笑いを交えて仏教美術の魅

心躍る季節が来た!沖縄市で「エイサーナイト」開幕 勇壮な演舞に酔いしれる週末 
2024.06.16

心躍る季節が来た!沖縄市で「エイサーナイト」開幕 勇壮な演舞に酔いしれる週末 

 「沖縄全島エイサーまつり」に向けて、沖縄市内の各所で青年会がエイサーを披露する「市制施行50周年記念 エイサーナイト2024」(沖縄全島エイサーまつり実行委員会主催)が15日、沖縄市の県総合運動公園で開幕した。多くの観客が集まり、熱い視線を送った。 今年のエイサーシーズンのトッ

“やがえふ”は誇り 富山県高岡市の金屋町で6月19、20日御印祭、児童・生徒ら稽古に熱
2024.06.16

“やがえふ”は誇り 富山県高岡市の金屋町で6月19、20日御印祭、児童・生徒ら稽古に熱

 富山県高岡市金屋町で19、20の両日に行われる「御印祭(ごいんさい)」に向け、地元の子どもたちが通称「やがえふ」と呼ばれる民謡「弥栄節(やがえぶし)」の踊りの稽古に励んでいる。能登半島地震の影響で奉納踊りは規模縮小を余儀なくされたが、「去年よりも良い踊りを見せたい」と意気込んでいる。

利根沼田の魅力を再発見するフェス開催 群馬・みなかみ町
2024.06.15

利根沼田の魅力を再発見するフェス開催 群馬・みなかみ町

地元のグルメや伝統文化の体験などを通して利根沼田地域の魅力を再発見するイベントが、みなかみ町で開かれました。利根沼田魅力創造フェスは、みなかみ町のたくみの里で開かれ、沼田市の和太鼓グループ「手九野太鼓」によるパフォーマンスで幕が開きました。このイベントは日本青年会議

鹿児島県 新生児に「銀のさじ」贈呈 「生まれてくれてありがとう」 龍郷町 第1号は琥珀ちゃん
2024.06.15

鹿児島県 新生児に「銀のさじ」贈呈 「生まれてくれてありがとう」 龍郷町 第1号は琥珀ちゃん

 龍郷町は14日、新生児の健やかな成長を祈り2024年度からスタートさせた「銀のさじ贈呈事業」の第1号として、8日に誕生した男児に純銀製のスプーンを贈った。町長室で贈呈式があり、竹田泰典町長は「龍郷町に生まれてくれてありがとう」と目を細め祝福した。 同事業は、「銀のスプーンをくわ

《ブラジル》特別寄稿=開国時の日本人の美徳「清き明き直き心」=渡辺京二『逝きし世の面影』から学ぶ=サンパウロ在住 毛利律子
2024.06.15

《ブラジル》特別寄稿=開国時の日本人の美徳「清き明き直き心」=渡辺京二『逝きし世の面影』から学ぶ=サンパウロ在住 毛利律子

 「逝きし世」という、葬り去られた時代とはいつのことを指すのか。 「あのころ…」――それは江戸文明と俗称される18世紀初頭に確立し、19世紀明治期を通じて存続していた、我々の先祖の、絵の様な美しい社会のことである。 渡辺京二は大著『逝きし世の面影』で、「昭和を問うな

桂ざこばさん葬儀・告別式 喪主は次女まい 父のように慕った師匠米朝さんと同じ斎場で営まれる
2024.06.15

桂ざこばさん葬儀・告別式 喪主は次女まい 父のように慕った師匠米朝さんと同じ斎場で営まれる

 ぜんそくのため、12日に76歳で亡くなった落語家桂ざこばさん(本名・関口弘)の葬儀・告別式が14日、大阪・吹田の公益社千里会館でしめやかに営まれた。 くしくも、斎場はざこばさんが父のように慕った師匠米朝さんと同じ。喪主は次女のまいが務め、親族やざこば一門の弟子と孫弟子11人、桂

ダイアン、東儀秀樹親子と「WE Are The World」セッション
2024.06.14

ダイアン、東儀秀樹親子と「WE Are The World」セッション

明日6月15日(土)放送の「ゲストダイアン」(ABCテレビ)で雅楽師・東儀秀樹がMCを務める「東儀秀樹のTHE SESSION」が展開され、「ダイアンを通して音楽や楽器の魅力を視聴者に伝えたい」という東儀の自宅をダイアンが訪れる。世界の音楽を愛する東儀の楽器部屋には民族楽器がズラ