# 丹波

「上品さと儚さの女性画」日本画家・中尾英武さんの作品展/兵庫県
2024.07.06

「上品さと儚さの女性画」日本画家・中尾英武さんの作品展/兵庫県

兵庫県丹波市の美術館では丹波市出身の日本画家・中尾英武さんの作品を集めた展覧会が開かれています。こちらを見つめる女性と、膝の上に置かれた本の赤が印象的な作品。女性の物憂げな表情が観る人の想像を掻き立てます。丹波市政20周年を記念して市立植野記念美術館で

横綱級 巨大ズッキーニ現る 「おいしかったで」/兵庫・丹波市
2024.07.04

横綱級 巨大ズッキーニ現る 「おいしかったで」/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市山南町小野尻の大地一美さん(83)の畑で、長さ50センチ、重さ3・6キロの巨大ズッキーニが採れた。一般的な物は20センチほど。「毎年、作っているけれど、こんなに大きなのができたのは初めて」と驚いている。 同じ株に巨大サイズをはじめ、38センチ1・7キロ、35センチ1

「最古の登り窯」一部修繕 日干しれんがを制作 大阪・関西万博に向け/兵庫・丹波篠山市
2024.06.28

「最古の登り窯」一部修繕 日干しれんがを制作 大阪・関西万博に向け/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市今田町の丹波立杭陶磁器協同組合(51窯元、市野達也理事長)は、来年開催の大阪・関西万博に合わせて実施する「ひょうごフィールドパビリオン」の一環で、来年5月頃に丹波焼最古の登窯(同町上立杭)を使った公開焼成を計画。本番に向け、最古の登窯を万全な状態にしておこうと、先月から丹波焼

築100年超の町家→和モダンの宿に 「ちょっとぜいたくな時間を」 細部まで自然素材用いて改修/兵庫・丹波篠山市
2024.06.27

築100年超の町家→和モダンの宿に 「ちょっとぜいたくな時間を」 細部まで自然素材用いて改修/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市魚屋町に、築100年を超える町家を活用した一棟貸しの宿「八十一(やそいち)」がオープンした。江戸期の流れをくむ中二階の「厨子(つし)二階」の建物をリノベーション。古き良き日本や丹波を感じさせる趣を残しつつ、細部まで自然素材を用いて快適に過ごせる空間に生まれ変わっている。スタッ

「パッパッ」 ヒメボタルが歯切れ良い明滅 生息地で見ごろ迎える/兵庫・丹波市
2024.06.27

「パッパッ」 ヒメボタルが歯切れ良い明滅 生息地で見ごろ迎える/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市内で、森にすむ「ヒメボタル」が見ごろを迎えている。カメラのフラッシュのような歯切れの良い明滅を繰り返しながら、林の中を飛び交っている。 写真愛好家が多く訪れる撮影スポットの一つとなっている神社の生息地では、午後8時ごろから林内に「パッパッ」とまぶしい光が出現。暗くな

「神と人つなげられる」国内外で活躍、太鼓芸能集団「鼓童」創設メンバーの思い
2024.06.27

「神と人つなげられる」国内外で活躍、太鼓芸能集団「鼓童」創設メンバーの思い

 国内外で活躍する太鼓芸能集団「鼓童」(新潟県佐渡市)創設メンバーの一人で、名誉団員の藤本吉利さん(73)=京都府京丹波町角=が京丹波町役場で講演した。資金も知名度もなかった初期の苦労や、それでも自身を引きつけてきた太鼓の魅力を紹介。「地球に踏ん張り、宇宙に音を届ける。神と人をつなげられる」と

夏のお出迎え 「道の駅」で園児協力の風鈴装飾 涼やかな音色響く/兵庫・丹波市
2024.06.25

夏のお出迎え 「道の駅」で園児協力の風鈴装飾 涼やかな音色響く/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市春日町の道の駅「丹波おばあちゃんの里」で、地元の園児が絵付けをし、同市への来訪を歓迎するメッセージを書いた風鈴80個が飾られている。夏を象徴する涼やかな音色で来館者を出迎えている。8月末ごろまで。 同道の駅が、田舎らしい風鈴の音色と園児のメッセージで、ドライバーに心

母国ベトナムの味知って 出身男性が開店 店内に舞台「両国民仲良く」/兵庫・丹波市
2024.06.24

母国ベトナムの味知って 出身男性が開店 店内に舞台「両国民仲良く」/兵庫・丹波市

 ベトナム人料理人が母国の料理を提供するレストランが、兵庫県丹波市の「丹波年輪の里」内にオープンした。有名な「フォー」など米粉麺を使った料理と、ベトナムコーヒーなどの飲み物が定番。予約すれば、定番外のベトナム風焼肉や鍋料理、一品料理を提供する。店長は「食べたことがない人に、私の国の料理を知って

「感染」が言える雰囲気に 思いやりの心変わらず コロナで変わった、変わらなかった世界⑤/兵庫・丹波市
2024.06.22

「感染」が言える雰囲気に 思いやりの心変わらず コロナで変わった、変わらなかった世界⑤/兵庫・丹波市

 2019年12月、中国・武漢で確認され、またたく間に世界中で大流行した新型コロナウイルス感染症。繰り返される大きな感染の波、「緊急事態宣言」などを経て、昨年5月に感染症法上の位置づけが「2類」から「5類」に変更され、季節性インフルエンザなどと同じ扱いになった。5類移行から1年が過ぎた今、兵庫

能登で「丹波人会」結成 地元紙記者が出身者2人つなぐ 地元トークに花咲かせ「心強い」/兵庫・丹波市、石川・七尾市
2024.06.20

能登で「丹波人会」結成 地元紙記者が出身者2人つなぐ 地元トークに花咲かせ「心強い」/兵庫・丹波市、石川・七尾市

 共に能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市で暮らす兵庫県丹波市柏原町挙田出身の鈴木淳子さん(41)=旧姓・下井=と、同市山南町小野尻出身の山口敦子さん(27)=同・大地=がこのほど、地元紙「丹波新聞」の記者を介して鈴木さん宅でもある七尾市の妙圀寺で初対面。意気投合し、能登で暮らす丹波人

華やかユリ見頃、開花は例年より早め 兵庫・篠山
2024.06.19

華やかユリ見頃、開花は例年より早め 兵庫・篠山

兵庫県丹波篠山市の「篠山玉水ゆり園」でユリが見頃を迎え、赤や黄色の花が園内を華やかに彩っている。見頃は今月末まで。約1・5ヘクタールの園内には早咲き、中咲き、遅咲きの開花時期ごとに分けて約60種計約10万本のユリが植えられている。同園によると、今年は暑さの影響で開花が例年より少し

ギョギョシ! 夏を告げる夏鳥「オオヨシキリ」 大音量でさえずり響かせ/兵庫・丹波篠山市
2024.06.17

ギョギョシ! 夏を告げる夏鳥「オオヨシキリ」 大音量でさえずり響かせ/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市内に特徴的なさえずりが響き渡る。「ギョギョシ、ギョギョシ」―。夏鳥の「オオヨシキリ」だ。 全長18・5センチで、全体的に淡い褐色。熱帯地域で越冬し、日本には夏鳥として飛来する。名の通り、植物のヨシを束ねて巣を作る。ちなみに一夫多妻だそう。 さえずり

道の駅で風に揺れるマリーゴールド 京都・京丹波の地元グループと高校生が協力、植え付け
2024.06.15

道の駅で風に揺れるマリーゴールド 京都・京丹波の地元グループと高校生が協力、植え付け

 京都縦貫自動車道京丹波パーキングエリアにある道の駅「京丹波味夢の里」(京都府京丹波町曽根)近くの花壇に、マリーゴールドが植え付けられた。花壇を手入れする女性グループ「そねっと」と、須知高(同町豊田)の生徒が協力。行楽客が増える夏休みには花壇一面の花が風に揺れる。 花の苗は、須知

初夏を彩る 白やピンクの「ササユリ」林立 1000本咲く境内に芳しい香り/兵庫・丹波篠山市
2024.06.14

初夏を彩る 白やピンクの「ササユリ」林立 1000本咲く境内に芳しい香り/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市奥県守(おくあがたもり)の法円寺で初夏を彩る花「ササユリ」が見頃を迎えている。 日本を代表するユリで同市の市花。同寺では急峻な斜面一帯に白やピンクの大輪が数えきれないほど見て取れ、境内に芳しい香りを漂わせている。うつむき加減に咲いた花はそよ風を受け、しなやかに揺

新入りです 群れで行動「エナガ」舞う 巣立ちの幼鳥も「ピチュルル」/兵庫・丹波篠山市
2024.06.11

新入りです 群れで行動「エナガ」舞う 巣立ちの幼鳥も「ピチュルル」/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市内の林を数十羽の小さな野鳥がせわしなく舞う。ふんわりとした体に長い尾羽。「エナガ」だ。 季節的な移動をしない「留鳥」で、全長約13センチ。体重は8グラムほど。つぶらな瞳と黄色いまぶた、太くて黒い眉班がかわいらしい。 日本にいる鳥の中ではキクイタダキ

ぬかるむ泥の感触楽しみ田植え 京都・丹波支援学校生、苗一つ一つ丁寧に
2024.06.09

ぬかるむ泥の感触楽しみ田植え 京都・丹波支援学校生、苗一つ一つ丁寧に

 京都府南丹市八木町の丹波支援学校の生徒が、地元の休耕田を活用して米作りに挑んでいる。今月の田植えでは、ぬかるむ水田に足を取られながらも、一つずつの苗を丁寧に手植えした。 同校近くの休耕田2アールを借り、キヌヒカリの米作りを8年前から続けている。 中学部約50人は4

新木宏典さん観光大使に 「地元の魅力みっちり宣伝」 ”サポーター”には応募247人/兵庫・丹波市
2024.06.08

新木宏典さん観光大使に 「地元の魅力みっちり宣伝」 ”サポーター”には応募247人/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市の魅力を交流サイト(SNS)などで発信する初代「観光アンバサダー」に就任した同市出身の俳優、新木宏典さんの任命式が、同市内であった。全国各地から応募があり、新木さんと共に市の情報発信に注力する「観光サポーター」に選ばれた36人も出席。林時彦市長から任命証を受け取った新木さんは「四

京都・京丹波の魅力発信で高校生に「出前授業」 「地域課題の解決に関わって」
2024.06.08

京都・京丹波の魅力発信で高校生に「出前授業」 「地域課題の解決に関わって」

 京都府京丹波町の魅力を内外に発信する官民連携組織「京丹波イノベーションラボ」(イノラボ)は、町内の子どもたち向けに「出前授業」を今年から始めた。農家やアーティストなど、多彩な人たちが講師を務め、京丹波の魅力や課題について意見を通わせている。 イノラボは町職員やデザイン会社、公募

2年連続の「社会増」に 移住は過去最多の80世帯 自然減の流れは変わらず/兵庫・丹波篠山市
2024.06.06

2年連続の「社会増」に 移住は過去最多の80世帯 自然減の流れは変わらず/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市の2023年度の人口動態(住民基本台帳ベース)が2年連続で、転出する人よりも転入する人が多い「社会増」となった。転出1417人に対して転入1466人で、49人の増。要因の一つが移住者の増加。丹波篠山暮らし案内所を通して移住した人は開設以来最多となる80世帯208人となり、地方

庭華やかに 「ゴデチヤ」が満開 白、ピンク、紫咲き乱れ/兵庫・丹波篠山市
2024.06.06

庭華やかに 「ゴデチヤ」が満開 白、ピンク、紫咲き乱れ/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市の森本一二三さん(73)の自宅庭でゴデチヤ(アカバナ科)が満開を迎え、白、ピンク、紫色の花が咲き乱れている。 自宅にあった種を何の種か分からないまま、まいてみたところ、昨年の今頃にきれいな花を咲かせたため、面積を広げた。他にもこぼれ種で育ったビオラも花を咲かせて