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自治体を悩ます「カスハラ」対応の難しさ…情報公開請求の目的が嫌がらせのケースも 労働弁護団がシンポ
2024.06.20

自治体を悩ます「カスハラ」対応の難しさ…情報公開請求の目的が嫌がらせのケースも 労働弁護団がシンポ

カスタマーハラスメント(カスハラ)防止の法制化を求めて、日本労働弁護団は6月19日、東京都内でシンポジウムを開いた。自治体や航空業界などの労働組合の担当者が、それぞれの業界のカスハラの特性や課題を報告した。●情報公開請求の目的が嫌がらせのケースに苦慮パワハラやセクハ

宝塚 宙組公演 20日に約9カ月ぶり再開へ 他組より9~15人少ない60人での再出発
2024.06.20

宝塚 宙組公演 20日に約9カ月ぶり再開へ 他組より9~15人少ない60人での再出発

 宝塚歌劇団宙組公演が20日、本拠地・宝塚大劇場で再開する。25歳の宙組劇団員が急死して以来、宙組は大劇場をはじめとする全公演が中止となっていたため、実に約9カ月ぶりの再出発となる。 今回上演されるのは、トップスター芹香斗亜と、トップ娘役・春乃さくら主演のショーのみの特別公演「L

上司への突き上げも「パワハラ」認定される!? 部下が発しがちな“あの言動”もアウトの可能性
2024.06.19

上司への突き上げも「パワハラ」認定される!? 部下が発しがちな“あの言動”もアウトの可能性

「見た目通りポンコツ」「給料泥棒」「下級の下級のくず以下」、「お前!」「判断できんやろ」最初の3つは、奈良県の土木事務所に勤める部下が上司に対し、LINEやショートメッセージで送った文言、次の2つは、兵庫県警の40代男性警部補が、60代の男性警部補に発した言葉だ。それぞれ5月末、

宝塚歌劇団に脅迫メール疑い 東京の30代会社員を書類送検
2024.06.19

宝塚歌劇団に脅迫メール疑い 東京の30代会社員を書類送検

 宝塚歌劇団の宙組に所属していた俳優の女性が急死した問題を巡り、昨年11月に脅迫メールを歌劇団に送ったとして、兵庫県警が威力業務妨害の疑いで東京都の30代男性会社員を書類送検していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。 書類送検容疑は「爆弾を仕掛ける」という趣旨のメールを

「劇団員急死のニュース見て許せず」 宝塚歌劇団に脅迫メール送った疑い、男を書類送検
2024.06.19

「劇団員急死のニュース見て許せず」 宝塚歌劇団に脅迫メール送った疑い、男を書類送検

宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙(そら)組の劇団員の女性=当時(25)=が昨年9月に急死した問題を巡り、歌劇団に脅迫メールを送ったとして、兵庫県警が威力業務妨害の疑いで、東京都に住む30代の会社員の男を書類送検したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は4月25日付。男は「ニュース

「辞めないなら殺す」「生理的に無理」…上司から暴言 首絞められ、殴られる暴力も 川越市職員の男性、市を提訴 市「ハラスメントの訴えがあれば適切に対応」
2024.06.19

「辞めないなら殺す」「生理的に無理」…上司から暴言 首絞められ、殴られる暴力も 川越市職員の男性、市を提訴 市「ハラスメントの訴えがあれば適切に対応」

 埼玉県の川越市役所で勤務し、上司らからパワーハラスメントを受けたとして同市を相手取り、500万円の損害賠償を求めてさいたま地裁川越支部に訴訟を起こしている市職員の男性(30代)が18日、県庁で会見を開いた。男性側は同日、日本弁護士連合会に同市への改善指導を行うなどの人権救済を申し立てた。

宝塚歌劇団を脅迫疑い、30代男を書類送検 俳優の女性急死「自分の職場と重なる」 兵庫県警
2024.06.19

宝塚歌劇団を脅迫疑い、30代男を書類送検 俳優の女性急死「自分の職場と重なる」 兵庫県警

 宝塚歌劇団に所属する俳優の女性=当時(25)=が昨年9月に急死した問題を巡り、歌劇団に脅迫メールを送ったとして、兵庫県警は18日までに、威力業務妨害の疑いで、東京都に住む30代の会社員の男を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男は昨年11月中旬、「

職場での嫌がらせ、いじめの相談が急増?多様化する「ハラスメント」と労働法の現在
2024.06.19

職場での嫌がらせ、いじめの相談が急増?多様化する「ハラスメント」と労働法の現在

 連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)、日曜劇場『アンチヒーロー』(TBSテレビ)など、法曹の世界に生きる人々を描いたドラマが話題を呼んでいます。法は、自然科学のような不変の法則とは異なり、「解釈」を変えることによって、あるいは「立法」することによって、時代に応じて変化を続けています。<

北海道議会、自民がカスハラ条例素案を他会派に提示 年内制定めざす
2024.06.18

北海道議会、自民がカスハラ条例素案を他会派に提示 年内制定めざす

 粗暴な客によるカスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化する中、北海道議会の自民党・道民会議は18日、議会内の他会派に「北海道カスタマーハラスメント防止条例」のたたき台となる素案を提示した。今後、他会派からの要望を入れるなどして、年内に全会一致での制定を目指している。 この

午前2時に部屋に入られ“うなり声”を上げながらの叱責も… 犬の「ブリーディング会社」に対し、元“住み込み従業員”が損害賠償を請求
2024.06.18

午前2時に部屋に入られ“うなり声”を上げながらの叱責も… 犬の「ブリーディング会社」に対し、元“住み込み従業員”が損害賠償を請求

静岡県にある犬のブリーディング会社で、住み込みの従業員に対して行われた長時間労働とハラスメントについて、会社側に損害賠償を請求する訴訟の概要を説明する記者会見が18日に行われた。被告は静岡県浜松市にあるブリーディング会社「有限会社クランバーアップ」。同社の代表取締役は、世界的なテ

福岡の新任教諭自殺で遺族が提訴
2024.06.18

福岡の新任教諭自殺で遺族が提訴

 福岡県春日市の市立小で2019年、24歳だった新任の男性教員が自殺したのは長時間労働やパワハラが原因だったとして、両親が市と県に計約9千万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴したと、原告側弁護士が18日、明らかにした。

マカオ、エレベーター内でフィリピン人の男の尻触るセクハラ行為…中国人の男逮捕
2024.06.18

マカオ、エレベーター内でフィリピン人の男の尻触るセクハラ行為…中国人の男逮捕

 マカオ治安警察局は6月17日、タイパ島にあるマンションのエレベーター内で30代のフィリピン人の男の尻を触ったとしてマカオで就労する50代の中国人(中国本土居民)の男をセクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致したと発表。 同局によれば、前月(30日)、被害者がエレベーター内で清

スーパーで未会計商品を開封、雑貨店でグラスを壊す…でも「子供がしたことだから」と“当然無罪”を主張する親の態度に苦慮する店員たち
2024.06.18

スーパーで未会計商品を開封、雑貨店でグラスを壊す…でも「子供がしたことだから」と“当然無罪”を主張する親の態度に苦慮する店員たち

 理不尽な要求やクレームを受ける「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が社会問題化する中、子供が食べ物を落としたり、モノを壊したりした時の“親の態度”に、悩まされる店も少なくないようだ。なかには「子供がしたことだから」という“免罪符”で、横柄とも思える態度をとる親もいるという。現場の店員たちに

JAL株総、鳥取社長が安全トラブル陳謝 4年ぶり「退場を命じます」
2024.06.18

JAL株総、鳥取社長が安全トラブル陳謝 4年ぶり「退場を命じます」

 日本航空(JAL/JL、9201)は6月18日、第75期株主総会を東京・有明の東京ガーデンシアターで開催し、剰余金の処分(配当)、取締役と監査役選任の3議案をすべて可決して閉会した。初めて総会の議長を務めた鳥取三津子社長は、相次ぐ安全トラブルについて陳謝。整理解雇に対する役員の回答に納得しな

残業月120時間、運動会の振り付けで叱責も 新任教諭の自殺で遺族提訴
2024.06.18

残業月120時間、運動会の振り付けで叱責も 新任教諭の自殺で遺族提訴

 福岡県春日市の市立小学校で2019年に採用1年目の男性教諭(当時24)が自殺したのは、長時間労働や指導教諭によるパワーハラスメントが原因だとして、両親が市と県に計約9039万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こした。 両親の代理人弁護士が18日、福岡市内で記者会見し、明らか

カスハラに駆けつけ 警備会社が新サービス 病院や自治体など対象
2024.06.18

カスハラに駆けつけ 警備会社が新サービス 病院や自治体など対象

 顧客による理不尽な要求など迷惑行為である「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が社会問題化する中、福岡市の警備会社「にしけいセキュリティサービス」がカスハラに特化した新たなサービスに乗り出した。元警察官のスタッフが駆けつけ、警備会社と警察の知識を生かして現場の負担軽減を目指す。

カスハラ防げ 市職員の名札、ひらがなの名字だけに 三重・松坂
2024.06.18

カスハラ防げ 市職員の名札、ひらがなの名字だけに 三重・松坂

 利用者による理不尽な要求や威圧的な言動などのカスタマーハラスメント(カスハラ)防止や個人情報保護のため、三重県松阪市は7月1日から職員の名札の表記を漢字によるフルネームからひらがなで名字だけに変更する。竹上真人市長が17日の定例会見で明らかにした。 対象は市民病院と松阪地区広域

カスハラ対策拡大 宮崎県内自治体 名札「名字のみ」9市町
2024.06.17

カスハラ対策拡大 宮崎県内自治体 名札「名字のみ」9市町

 顧客や利用者による著しい迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が社会問題化する中、県内9市町がカスハラ対策などとして、職員が業務中に着用する名札を名字のみの記載としていることが、宮崎日日新聞のまとめで分かった。フルネーム表記を採用している自治体も、半数近くが変更を含む表記の在り方を検

「ゼロからやり直します」裏金、パワハラ……逆風下の自民道連大会
2024.06.16

「ゼロからやり直します」裏金、パワハラ……逆風下の自民道連大会

 自民党道連の定期大会が16日、札幌市であった。安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金問題や長谷川岳参院議員のパワーハラスメント疑惑など、道内選出議員の不祥事が相次ぐ逆風下での開催。大会では近づく国政選挙に向けて引き締めをはかることを改めて確認した。 「政治の信頼を損ねていること

生理周期を把握する義母、“肩もみ”をしてくる義父…妻たちを悩ませる「義父母からのセクハラ」の生々しい実態
2024.06.16

生理周期を把握する義母、“肩もみ”をしてくる義父…妻たちを悩ませる「義父母からのセクハラ」の生々しい実態

 さまざまなハラスメントが問題視される中、いまだ根強い社会問題である「セクシャルハラスメント(セクハラ)」。セクハラ被害は主に「職場で発生するケースが多い」というイメージを持っている人も多いと思います。しかし中には、配偶者の親、つまり“義理の親”から日常的にセクハラを受け、不快な思いをしている