# バッテリーEV

全世界のBEVシェア率は約14%……の一方で日本は2%以下! BEVが難しい日本市場の現状を探った
2024.08.22

全世界のBEVシェア率は約14%……の一方で日本は2%以下! BEVが難しい日本市場の現状を探った

日本国内における7月の電気自動車の販売動向が速報。EV販売台数、EVシェア率ともに前年比マイナス成長という、日本国内のEVシフト停滞模様について解説します。今回取り上げていきたいのが、日本国内における最直近のEV普及動向です。まず、このグラフは、2018年以降のバッテリーEVとプ

アバルト500e x ミニ・クーパー SE(2) 新型を直接比較 内燃ホットハッチへ「別れ」は告げられる?
2024.08.10

アバルト500e x ミニ・クーパー SE(2) 新型を直接比較 内燃ホットハッチへ「別れ」は告げられる?

ミニ・クーパー SEの航続距離は、392km。駆動用バッテリーの容量は49.2kWhある。現実的に、充電が切れるまで320kmは走れるようだ。新しいクーパーには、302kmで183psのEもあるが、今回はアバルト500eと英国価格が近い、218psのSEを選んだ。電費効率は、同等

マフラーの音が懐かしい? アバルト500e x ミニ・クーパー SE(1) 小さな電動ホットハッチ乗り比べ
2024.08.10

マフラーの音が懐かしい? アバルト500e x ミニ・クーパー SE(1) 小さな電動ホットハッチ乗り比べ

まだ発展期にあるバッテリーEVだからこそ、新領域へ挑むチャンスがある。大胆なチャレンジは難しいご時世だとしても。自動車市場には、宇宙船のような新モデルの購入をはばからない、新しい物好きのアーリーアダプターが一定数存在する。しかし、バッテリーEVのラインナップがある程度出揃い、ほぼ

「S」には以前の残り香 ロータスの電動サルーン! 新型エメヤへ試乗 総合力はタイカン以上?
2024.07.28

「S」には以前の残り香 ロータスの電動サルーン! 新型エメヤへ試乗 総合力はタイカン以上?

ロータスほど、急転換を遂げた自動車メーカーは珍しい。車重1138kgの、エキシージ 390スポーツ・ファイナルエディションへ試乗したのは、3年ほど前だった。つい最近のことのように覚えている。中国資本を得た新生ロータスは、大きな電動SUV、エレトレで幕開けを迎えた。その次に投入され

「北欧感」漂う!広々インテリア 薄味な優等生? ポールスター4 シングルモーターへ試乗
2024.07.27

「北欧感」漂う!広々インテリア 薄味な優等生? ポールスター4 シングルモーターへ試乗

ポールスター4は、従来の概念を超えたモデルだ。クロスオーバーに思えるが、ルーフラインはクーペで、走りはスポーツカーが目指されている。リアウインドウはなく、バックミラーはカメラとモニター。デジタル技術は満載だ。ピカソの絵画のように、多くの優れた側面を1台にまとめたような成り立ちにあ

電動化の失速どころかEV&PHEVがバカ売れ! テスラもドイツ御三家も押し出す中国メーカーの勢い
2024.07.25

電動化の失速どころかEV&PHEVがバカ売れ! テスラもドイツ御三家も押し出す中国メーカーの勢い

中国市場における最直近の6月のEV販売動向の詳細が判明。中国の歴史上最高の電動化率を更新するという快挙を達成しました。まず、中国市場におけるバッテリーEVとPHEVの合計を示した新エネルギー車の販売台数は85.6万台と、前年同月の66.5万台と比較しても29%もの販売増加を記録し

ベンツの新フラッグシップ電動トラックが欧州最北端から最南端を走破!! 「長距離輸送の電動化」が現実に!
2024.07.23

ベンツの新フラッグシップ電動トラックが欧州最北端から最南端を走破!! 「長距離輸送の電動化」が現実に!

 メルセデス・ベンツ・トラックスの新しいフラッグシップとなる、長距離輸送用のバッテリーEV大型トラクタ「eアクトロス600」だが、量産開始を前に同社史上最大の試験走行を行なっている。 欧州最北端から最南端まで公共の充電ステーションのみを使って走破するなど、BEVトラックの実用性の

全長4.1mのジープ最小モデル 新型「アベンジャー」はいつ日本で登場!? 気になる“人気コンパクトSUV”の性能とは
2024.07.20

全長4.1mのジープ最小モデル 新型「アベンジャー」はいつ日本で登場!? 気になる“人気コンパクトSUV”の性能とは

 2023年1月に欧州市場でデビューしたコンパクトSUVが、ジープ新型「Avenger(アベンジャー)」です。 すでに2024年6月より、日本での販売に先立ち日本語のティザーサイトも公開されています。このティザーサイトでは、新型アベンジャーの商品情報やキャンペーン情報などが公開さ

フォルクスワーゲンらしい「バランス」の高さが◎ ID.7 ベスト・サルーン賞 AUTOCARアワード2024
2024.07.13

フォルクスワーゲンらしい「バランス」の高さが◎ ID.7 ベスト・サルーン賞 AUTOCARアワード2024

2024年のベスト・ハイブリッド賞はBMW 5シリーズに与えられたが、サルーンとしてのベストは、フォルクスワーゲンID.7。他社に先行してバッテリーEVを投入した同社は、販売に苦労する中で、実用性の高くバランスに長けた上級サルーンを完成させた。ID.7は、落ち着いた雰囲気の4ドア

EVの「ゲームチェンジャー」 ヒョンデ・アイオニック5 N ベスト・パフォーマンス賞 AUTOCARアワード2024
2024.07.13

EVの「ゲームチェンジャー」 ヒョンデ・アイオニック5 N ベスト・パフォーマンス賞 AUTOCARアワード2024

ヒョンデ・アイオニック5 Nは、バッテリーEVのゲームチェンジャーといえる。電気自動車が中心の未来が来ても、運転する楽しさが残ることを証明してくれた。アイオニック5 Nは、公道でもサーキットでも面白い、素晴らしい高性能ハッチバックだ。むしろ、たまたまバッテリーEVだっただけ、と思

BYDがじわり進出もまだ日本のエンジン車が有利! EVシフトが進む「日本車天国」タイの動向
2024.07.13

BYDがじわり進出もまだ日本のエンジン車が有利! EVシフトが進む「日本車天国」タイの動向

2024年5月最新の、新興国タイ市場のEV普及動向が判明。すでに新車販売の10台に1台がバッテリーEVという、新興国のEVシフトのスピード感を解説します。今回取り上げたいのが、東南アジア地域のEV普及動向です。長年、日本メーカーが圧倒的なシェアを築いてきていた、いわゆる日本の庭で

存在感はカニエ・ウェスト級! アバルト500e 長期テスト(1) EV特有の制限を楽しさは上回る?
2024.07.13

存在感はカニエ・ウェスト級! アバルト500e 長期テスト(1) EV特有の制限を楽しさは上回る?

小さな電動ハッチバックが、長期テストで筆者のところにやってきたのは、自宅の引っ越しの2週間前だった。同じバッテリーEVでも、フォルクスワーゲンID.バズなら、とても役立ったのに。テールゲートとスライドドアを開き、フロアのパネルを取り外し、リアシートをフラットに畳めば、アパートにあ

[15秒でニュース]いすゞ、工場の構内循環バスとしてフルフラットEVバスを運行開始
2024.07.11

[15秒でニュース]いすゞ、工場の構内循環バスとしてフルフラットEVバスを運行開始

いすゞ自動車は7月2日、国内初のバッテリーEVフルフラット路線バス『エルガEV』を藤沢工場の構内循環バスとして運行開始した。2050年までに温室効果ガスゼロを目指す取り組みの一環で、CO2を排出しないエルガEVを採用。エルガEVはフルフラットフロアを特徴とし、従業員約6000人の日々の移動手段

いすゞ、国産初のフルフラットEVバスを運行開始---藤沢工場の構内循環バス
2024.07.02

いすゞ、国産初のフルフラットEVバスを運行開始---藤沢工場の構内循環バス

いすゞ自動車は7月2日、藤沢工場の構内を走る循環バスとして、国内初のバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス『エルガEV』の運行を開始したと発表した。いすゞは2050年までに事業活動から直接排出される温室効果ガス(GHG)ゼロを目指し、工場におけるカーボンニュートラル(CN)

もう負けられない[新型エルグランド]!! [アルファード/ヴェルファイア]を倒す必勝法ってなに!!??
2024.06.25

もう負けられない[新型エルグランド]!! [アルファード/ヴェルファイア]を倒す必勝法ってなに!!??

 今でこそ高級ミニバンといえばアルファード/ヴェルファイアだが、この市場を開拓したのはエルグランドであった。バカ売れ中のアルヴェルだが、現行エルグランドは登場から10数年経過しており、差がついてしまうのは致し方ない部分も。エルグランドがフルモデルモデルチェンジした暁には失敗は許されないワケだだ

バッテリーEVトラックはコスパ悪すぎ! CO2削減コストは「RD」の5.8倍でディーゼル車のほうがマシ!?
2024.06.23

バッテリーEVトラックはコスパ悪すぎ! CO2削減コストは「RD」の5.8倍でディーゼル車のほうがマシ!?

 バッテリーEV(BEV)はあまり環境に優しくないかもしれない。少なくとも長距離輸送用の大型トラックにおいては……。 BEVは原材料のサプライチェーンで大量の排出があるほか、トラックはバッテリーによる重量増で減トンされるため、同じ輸送力を確保するのに台数を増やす必要があるからだ。

車内空間、乗り心地、操縦性、どれも強み! ルノー・セニック E-テック 593kmのロングレンジ版へ試乗
2024.06.16

車内空間、乗り心地、操縦性、どれも強み! ルノー・セニック E-テック 593kmのロングレンジ版へ試乗

ルノー最新のバッテリーEV、セニック E-テック・エレクトリックは、数か月前に欧州カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)を受賞したばかり。2024年のノミネート車両はいずれも優れていたから、実力は間違いないといって良いだろう。そんなファミリー・クロスオーバーが、英国のショールームにも

巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
2024.06.02

巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps

プジョーも属する、ステランティス・グループの最新プラットフォームが、STLA。ステラと呼ぶらしい。テスラと混同してしまいそうだ。同グループの屋台骨として、これから年間200万台の基礎骨格を担う。その先鋒となるのが、今回試乗したプジョーE-3008だ。先代までの3008は世界中で人

ロンドン市街地にもピッタリ? フォルクスワーゲンID.バズ 長期テスト(4) 過ごすほど小さく感じる
2024.06.02

ロンドン市街地にもピッタリ? フォルクスワーゲンID.バズ 長期テスト(4) 過ごすほど小さく感じる

バッテリーEVを充電する待ち時間は、無駄だとお考えの人は多いかもしれない。しかし、案外そうでもない。先週は、高速道路のサービスエリアで充電することになったのだが、フロントシート裏面に畳まれたテーブルを展開し、丁度いい休憩時間になった。ところが、そのテーブルはノートパソコンを載せる

新型スカイラインは電動四駆で!! 次期型熱望しつつうっかり妄想してみた
2024.05.31

新型スカイラインは電動四駆で!! 次期型熱望しつつうっかり妄想してみた

 現行モデルの日産「スカイライン」が登場したのは、2014年2月のこと。登場から10年、そろそろ次期型の登場が期待されるタイミングです。 星野朝子副社長が「日産自動車はスカイラインを決して諦めない」とするなど、次期スカイラインのプロジェクトとは進んでいると思われ、パワートレイン含